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【特集】小学生が「やめどき」を守って楽しく遊べるスイッチ向けゲーム5選!人気キャラでサクッと対戦や知育ボドゲをピックアップ

親子で楽しく遊べて「やめどき」が守れる短時間ゲームや知育ゲームを5つ紹介。

ゲーム Nintendo Switch
ピクミン4 ゲーム内での1シーン
  • ピクミン4 ゲーム内での1シーン
  • スーパーマリオブラザーズワンダーゲーム内での1シーン(ゾウマリオ)
  • ピクミン4タイトル画像
  • スーパーカービィハンターズタイトル画像
  • おすそわけるメイドインワリオミニゲームの1シーン
  • おすそわけるメイドインワリオミニゲームの1シーン
  • スーパーマリオブラザーズワンダータイトル画像
  • 世界のアソビ大全51タイトル画像

小学生の子どもにゲームを持たせたとき、親としてまず心配になるのが「やめどき」ではないでしょうか?

「あと5分だけって言ったのに…」「なかなか切り上げてくれない」といった場面に、戸惑った経験のあるご家庭もあるかもしれません。

我が家にも小学1年生の娘がいます。一緒にゲームを楽しみたいはずなのに、ご飯やお風呂の時間になってもやめることができずに、親子ともにストレスを感じる日がありました。怒って泣き出し不機嫌になったり、言い訳を繰り返したり。毎日のやり取りが小さな悩みの種になっていました。

しかし、時間の区切りがつけやすいゲームや1プレイが短いゲームを選んでみたところ、娘の反応がガラリと変化!「今日はここまで」と自然に受け入れてくれるようになり、家庭内の空気もぐっと穏やかになりました。

今回は、そんな子どもを持つご両親に向けて、「やめどき」を守りながら一緒に楽しくゲームと付き合っていけるコツやおすすめの作品を紹介します。

ゲーム選びで変わる!やめ時のストレスを減らすコツ

「やめられない」「切り替えられない」と感じるのは、ゲームの構造自体がそうさせている場合もあります。だからこそ、以下のような特徴を持つゲームを選ぶことで、自然と「終わりどき」を作り出すのが楽しく切り替えさせるコツです。

・ステージ単位や日ごとに「区切り」がある

・1プレイの時間が短く、次の行動に移りやすい

・暴力や過激な要素がなく、安心して見守れる

・親子・兄弟で一緒に楽しめるマルチプレイ対応

特に低学年のお子さんには、「終わり方がわかる」という体験がとても大切です。終わらせ方の感覚が身につけば、他の場面でも「自分で切り替える力」につながっていきます。

続いて、実際に親子でプレイして「時間を守って楽しく遊べた」と感じたタイトルを5本ピックアップします。どれも短時間で満足感が得られ、家庭の中でも安心して導入できるニンテンドースイッチ向けのゲームです。

親子でプレイして実感!時間管理しやすいSwitchゲーム5選

『ピクミン4』:自然と「区切り」ができる冒険ゲーム

まず紹介したいのが、任天堂の『ピクミン4』。本作は、小さな生き物「ピクミン」と一緒に、未知の惑星を冒険するアクションゲームです。

このゲームの最大の特徴は、1日ごとに区切られた構造にあります。ゲーム内で時間が進むため、「今日はこの1日やったら終わりにしようね」と区切りやすく、娘も素直に切り上げてくれました。

また、自分のペースで探検できるので、ほかのプレイヤーとの競争が苦手な子にもおすすめです。特に娘はピクミンたちの動きが大好きで 、娘は1匹ずつに名前をつけてかわいがっています。親目線でも、暴力的な表現や過激な要素がなく、安心して見守れるゲームですね。

ちなみに、最近では「赤ピクミンは炎に強いから火の近くね!」と言って、娘が自分で戦略を考えるようになり、思考力や観察力の成長も感じています。

『スーパーカービィハンターズ』:短時間バトルで満足感アップ

「ちょっとだけ遊びたい」というときにぴったりなのが『スーパーカービィハンターズ』。カービィが仲間とチームを組み、さまざまなボスキャラに挑むアクションRPGスタイルのゲームです。

このゲームの大きな特徴は、1回のバトルが1~2分ほどと非常に短く、テンポよく遊べる点。1回ごとの達成感が大きいため、「あと1回だけ」が本当に1回で終わることが多く、時間管理がしやすいのも魅力です。

我が家では、ご飯を準備している10分の間に「1バトルだけ」と決めて遊ぶことがよくあります。敵の攻撃を避けながら、4人のキャラで協力して戦うバトルは意外と本格的で、短時間でもしっかり盛り上がります。

プレイヤーは「ヒーローソード」「ヘビィハンマー」「ヒールドクター」「マジックビーム」といった、役割の異なる4つの職業から選べます。娘はその中でも回復役の「ヒールドクター」がお気に入りで、「わたしがなおす!」と得意げに話していました。

ボスには「ウィスピーウッズ」や「クラッコ」など、シリーズファンにはおなじみの敵も多く登場。操作はシンプルながら、タイミングよく攻撃を当てたり、協力してコンボを狙ったりと、戦略的な要素もあります。

カラフルでにぎやかなビジュアルと、ほんわかした世界観も広がっており、小学生でも無理なく楽しめる作品です。基本プレイが無料で、課金しなくても十分に楽しめるため「お試し」で始めるにもハードルが低いのではないでしょうか?

『おすそわける メイド イン ワリオ』:笑ってサクッと遊べる

「ゲームってこんなに自由でいいの!?」と思わされるのが、『おすそわけ メイド インワリオ』。次々に登場する数秒で終わるミニゲームをテンポよくクリアしていくアクションバラエティゲームです。

1つのゲームが本当に数秒から10数秒で終わるので、あと1回のサイクルが速く、時間管理がしやすいのが最大の魅力です。

娘は「意味わかんないけどおもしろい!」と大爆笑しながら遊んでおり、親の私もついつい笑って一緒にプレイをしてしまいました。操作も簡単で、直感的に楽しめるので、ゲーム初心者の子でも入りやすいのではないでしょうか。

我が家では休日のちょっとした合間に家族で盛り上がるお笑いタイムのような存在になっています。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』:安心&ワクワクの2Dアクション

スイッチ を買ったら、「まずは遊ばせたい」と思える1本が『スーパーマリオブラザーズワンダー』。マリオたちが不思議な力「ワンダー」を使って、変化する世界を冒険する2Dアクションゲームです。

本作はステージクリア型のゲームで、「ステージをクリアしたら終わり」を伝えやすい構造になっている点が魅力です。マリオやヨッシーといったおなじみの親しみやすい人気キャラクターたちが活躍するので、子どもたちも楽しみやすいと思います。

また、登場するギミックや演出がユニークで、「土管がぐにゃぐにゃに伸びる」「敵キャラが突然巨大化する」といった、予測不能な展開が毎ステージごとに用意されています。中でも、ワンダーフラワーを取ると、世界が一変する演出はインパクト抜群。子どもにとっては、まるで毎回違う遊園地に足を踏み入れるような感覚で楽しめるのではないでしょうか。

娘はいつも、ピーチ姫とヨッシーを選んで楽しんでいます。ピーチのことは「ドレスがかわいいから好き」と話していて、見た目の可愛さに惹かれているようです。ヨッシーはジャンプのあとのふんばりや、敵をペロッと飲み込んで卵に変えるアクションが気に入っており、「おもしろい!」と楽しそうに話していました。

低学年には操作がやや複雑に感じる場合もありますが、難しいステージでも、ヨッシーやピノキオなど、サポートキャラがいるため安心です。

『世界のアソビ大全51』:家族で知育も楽しめる定番ゲーム

最後に紹介するのが、これまでとはジャンルが違う『世界のアソビ大全51』。トランプ、将棋、リバーシなどの、昔ながらの遊びをデジタルで体験できる知育系ゲーム集です。

このゲーム、実は私自身がいちばんハマっています。というのも、本作には、将棋やリバーシといったおなじみのものから、「マンカラ」や「ヨット」など初めて触れる海外のボードゲームまで、さまざまな遊びが詰まっているからです。

中でも、我が家では「ドット&ボックス」と「コネクトフォー(縦型の四目並べ)」をよくプレイしています。「ドット&ボックス」は、点と点を線で結んで四角を作るというシンプルなルールです。しかし、どこに線を引くかで、次の展開が大きく変わるので、自然とどうすれば相手に取られずにすむかを考えるようになります。娘も「どっちを引いたらいいかな」と悩みながらも、連続で四角を作れた時は「やったー!」と大喜び。プレイを重ねるごとに、考え方に少しずつ変化が出てきたのも成長の実感につながっています。

「コネクトフォー」は、互いに駒を落とし合いながら「あっ!横に並んじゃう!」「あと一手で勝てたのに~」と盛り上がる瞬間が多く、短時間でも濃い対戦ができます。

娘のお気に入りは「マンカラ」です。自分の陣地に石を配る動きがテンポよく、簡単なルールなのに戦略的な要素もあり、1回プレイするだけでも「もう満足!」という気持ちになれるようで、短時間でもしっかり楽しめています。

こうした遊びの中で「ルールを覚える力」や「相手の手を読む力」、「順序立てて考える力」など、楽しみながら自然と身につく知育的な効果を感じる場面も増えました。「少しだけ時間が空いたとき」に、短時間で切り上げられて、しかも親子で対等に楽しめる。そんな遊びがぎゅっと詰まっているのが、大きな魅力です。

「やめ時がわかる」短時間で満足できるSwitchゲーム

「子どもにゲームをさせるのが心配」という声をよく聞きます。でも実際には、ゲームの選び方を工夫すれば、子どもも親もストレスなく楽しめ、親子の楽しいコミュニケーションになると感じました。

「あと1回だけ」「今日はここまで」。まずは、こうしたそんなやり取りが穏やかにできるゲームから始めて、楽しくゲームと付き合ってみてはいかがでしょうか。

今回紹介した5本は、どれも短時間で遊びやすく、時間管理がしやすい構造になっています。くわえて、人気キャラや安心感のある世界観で、小学生でも無理なく遊べて、親も見守りやすいのが特徴です。ゲームは使い方しだいで、家族の味方になります。

ぜひご家庭でも、親子でゲームを楽しむきっかけとして、取り入れてみてください。


Pikmin 4(ピクミン 4) -Switch
¥5,609
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
スーパーマリオブラザーズ ワンダー -Switch
¥5,391
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《こてこ&ぴこまる》

多ジャンルライター こてこ&ぴこまる

看護師として医療現場に立ち、母として子育てと向き合いながら、ゲームという“もうひとつの世界”にも情熱を注ぐライター。プレイヤー心理に寄り添ったレビュー、医療・心のケアを題材にしたエッセイまで幅広く執筆。“誰かの心を少し軽くする”をモットーに、読む人にやさしい文章を届けます。

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