セガ・龍が如くスタジオによる最新作『STRANGER THAN HEAVEN』の2ndティザートレイラーが公開されました。トレイラー内では、1943年の日本を舞台にクラブに響く歌声とならず者たちの暴力、そして2人の男が出会うまでが描かれています。
1940年代ロサンゼルス市警を舞台にした『L.A.ノワール』。確かに雰囲気は似てるかも
2ndティザートレイラーで響くジャズ、探偵風のプレイアブルキャラクター、そして1940年代という時代背景から、海外メディアPolygonは「龍が如くスタジオ版『L.A.ノワール』の解釈だ」と評しました。

『L.A.ノワール』は2011年にリリースされた、1947年のロサンゼルスを1人のロサンゼルス市警の立場として探索を繰り広げるアクションアドベンチャーです。
同作ではジャズ音楽の積極的な起用や、アンダーグラウンドで暴力的な世界観を持った「フィルム・ノワール(暗黒映画、犯罪映画)」を意識したタイトルとして知られています。

そんな『L.A.ノワール』と『STRANGER THAN HEAVEN』の共通点を見出したPolygon。ヤクザ版『L.A.ノワール』とも例えています。
確かに、日本においても戦後から1960年代にかけては黒澤明監督の「野良犬」など、ジャズ主体・暴力的世界観の「フィルム・ノワール」に該当するような映画は数多く撮られており、両作の根底に流れるものは同じなのかもしれません。
第1弾トレイラーの1915年、第2弾トレイラーの1943年という時代設定から、『STRANGER THAN HEAVEN』は『龍が如く』シリーズに登場する「東城会」が結成されるまでの物語なのではないか?と推測するファンもいる本作。今後の情報公開を楽しみに待ちましょう。
『STRANGER THAN HEAVEN』はセガ・龍が如くスタジオが送る最新タイトルで、発売プラットフォーム・発売日などは明らかになっていません。