
『428 ~封鎖された渋谷で~』などの総監督などで知られるイシイジロウ氏は、同じく『428』に参加した北島行徳氏と共同で進める「渋谷実写アドベンチャープロジェクト」のクラウドファンディングを開始しました。
『街』『428』のようなADVが再び実現なるか!?
本プロジェクトは、渋谷を舞台にした群像劇実写アドベンチャーゲームの開発&発売を目指すというものです。出演者には、『街 ~運命の交差点~』の「雨宮桂馬」役でしられるあらい正和氏、『428』の「御法川実」役で知られる北上史欧氏が参加することがわかっています。
加えて今回、シナリオ協力に『街』総監督、『かまいたちの夜』監督などで知られる麻野一哉氏、作曲家に『428』にも参加した坂本英城氏、アートディレクションに『ラブプラス』のキャラデザで知られる箕星太朗氏、撮影・演出に『428』でも担当した飯野歩氏が参加することも発表されました。
本日5月28日から7月25日23時59分までうぶごえで実施されるクラウドファンディングでは、目標金額500万のAll-or-Nothing方式(未達の場合プロジェクト中止)で実施されます。リワード一部コースでは70名で抽選販売方式を採用します。抽選申し込み期間は6月18日までとなります。
リワード内容
◆お布施コース(2,000円)
・お礼メール
・ゲームタイトル命名投票権(期間限定販売:5/28~6/22迄)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
◆プロトタイプ版ムービー入手コース(5,000円)
・お礼メール
・ゲームタイトル命名投票権(期間限定販売:5/28~6/22迄)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
・プロトタイプ版ムービー(プロトタイプのプレイ内容を録画したもの)
・クレジット記載(作品HP上)
◆スタッフロールクレジット掲載コース【小】(10,000円)
・お礼メール
・ゲームタイトル命名投票権(期間限定販売:5/28~6/22迄)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
・プロトタイプ版ムービー(プロトタイプのプレイ内容を録画したもの)
・クレジット記載(作品HP上)
・スタッフロールクレジット掲載【小】
◆スタッフロールクレジット掲載コース【中】(30,000円)
・お礼メール
・ゲームタイトル命名投票権(期間限定販売:5/28~6/22迄)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
・プロトタイプ版ムービー(プロトタイプのプレイ内容を録画したもの)
・クレジット記載(作品HP上)
・スタッフロールクレジット掲載【中】
◆スタッフロールクレジット掲載コース【大】(50,000円)
・お礼メール
・ゲームタイトル命名投票権(期間限定販売:5/28~6/22迄)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
・プロトタイプ版ムービー(プロトタイプのプレイ内容を録画したもの)
・クレジット記載(作品HP上)
・スタッフロールクレジット掲載【大】
◆プロジェクト感謝祭イベント参加コース ※抽選にて70名限定(100,000円)
・お礼メール
・ゲームタイトル命名投票権(期間限定販売:5/28~6/22迄)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
・プロトタイプ版ムービー(プロトタイプのプレイ内容を録画したもの)
・クレジット記載(作品HP上)
・スタッフロールクレジット掲載【大】
・プロジェクト感謝祭イベント参加権
※プロジェクト感謝祭イベント概要
日時:7/28(月) 20時実施予定
場所:東京都 渋谷某所
出演:総監督:イシイジロウ、脚本:北島行徳、出演:あらい正和・北上史欧が皆様をお迎え
します(参加者は変更になる場合があります)
本コースは抽選販売として以下のスケジュールで抽選を実施いたします。
申し込み期間:5/28~6/18
当落発表:6/19
支払い期限:6/22
◆クラウドファンディング特製Tシャツ(8,000円)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
・クラウドファンディング特製Tシャツ
(サイズ:S/M/L/XL/XXL 5サイズから選べます)
◆スタッフサイン入りB2ポスター(15,000円)
・活動レポート「共犯者だより」閲覧権
・スタッフサイン入りB2ポスター
300枚限定先着順 総監督:イシイジロウ、脚本:北島行徳、出演:あらい正和・北上史欧 4名のサイン入り
イシイジロウ氏コメント
僕たちの最終目標は、渋谷を舞台にした実写アドベンチャーゲームを、完成品として皆さんにお届けすることです。
ただ、昨今のゲーム制作は、インディーであっても決して小さな予算で成り立つものではありません。クラウドファンディングだけでいきなりフルゲームを完成させる──そんな甘い見通しは、僕たち自身持っていません。
だからこそ、まずは “プレゼン用のプロトタイプ” をしっかりと作りたい。
それが今回のクラウドファンディングの目的です。
この一歩目に、どうか力を貸していただけませんか?
※なお、本プロジェクトは『街 ~運命の交差点~』『428 ~封鎖された渋谷で~』『タイムトラベラーズ』の続編ではありません。著作権的にも完全に独立した新作です。出演者・スタッフは共通でも、物語は別物ですし、登場人物はまったくの別人となります。
このプロトタイプは、あくまで「完成版」へと続く足がかりです。
この試作を通して、さらなる支援やパートナーと出会い、最終的には本格的なゲームとして完成させたい。その大きな道の第一歩として、皆さんと共にこのプロトタイプを形にしたいのです。
※画像はプレゼンテーション用プロトタイプ (リターン品においてリクエストが多かった出演権を実装しなかったのは、また本編制作が決定していないからです。いろいろなクラウドファンディングに関わってきて、約束できない事はしないと思いました。本編制作決定の暁には皆さんのご希望に応えられるように精一杯頑張ります)
応援してくださる皆さまへ
今回、皆さんにぜひお願いしたいことがあります。
それは“熱意を視覚化したい”ということです。
クラウドファンディングで集まる金額そのものももちろん大切ですが、何よりも大事なのは──「これだけ多くの人が、このプロジェクトに心から期待してくれている」
という事実です。それこそが、僕たちがこの先、大きな挑戦をしていくための最大の武器になります。
もしお知り合いに、このプロジェクトに興味を持ちそうな方がいらっしゃれば、ぜひ声をかけてください。
最低金額のリターンでも構いません。仲間が一人増えるだけで、僕たちは前に進めます。
そして、もう一つ。
かつて『街』や『428』に心を震わせ、いまは”業界で活躍されている”俳優、開発者、アーティストの皆さん。
もしこのプロジェクトを応援したいと思ってくださるなら、100文字の応援コメントという形で、声を届けていただけませんか?
そして同じく”業界で活躍されている”俳優、開発者、アーティストの皆さんで「出演したい」「開発に加わりたい」と思ってくださる方もお待ちしています。
応援コメント、参加希望、共に問い合わせフォームからご連絡ください。
僕たちは、そんな“共犯者”の参加を、本気で待っています。
目標金額と使いみち
今回のクラウドファンディングの目標金額は 500万円です。
すでに公開している短いゲーム画面サンプルをご覧になった方は、「もう出来てるのでは?」と思われるかもしれません。でも、あれはあくまで私たちが自費で制作できる最大限のものです。
※画像はプレゼンテーション用プロトタイプ ここからさらに、約1時間程度プレイ可能なプロトタイプを制作し、各方面にしっかりとプレゼンテーションできるよう仕上げていく──そのための費用が、今回の支援金の使いみちです。
主な内訳は以下の通りです:
・プロトタイプ用の脚本費
・撮影費・出演費
・デザイン・プログラム開発費
・リターン品制作・発送費用
・イベント運営費
・クラウドファンディング運営・広報費用 など
なお、目標金額を超えた支援金については、全額をプロトタイプのクオリティアップに活用します。それはつまり、将来リリースされる完成版ゲームのクオリティアップにも直結するということです。
どうかこの挑戦を、皆さんの力で後押ししてください。
スケジュール(予定)
・2025年4月28日(月):「渋谷実写ADVプロジェクト」発表
・2025年5月28日(水)19時:クラウドファンディング開始
・2025年6月28日(土):プロジェクト中間発表(予定)
・2025年7月25日(土)23時59分:クラウドファンディング終了
・2025年7月28日(月):感謝祭イベント(目標達成時)
以降:
・2025年8月~:リターン品発送開始/プロトタイプ制作開始
・2025年内:プロトタイプ完成&本格プレゼンテーション
最後に
「『街』や『428』のようなゲームは、もう現れないかもしれない」
そんな風に、僕自身もどこかで諦めかけていました。
もし今から“正統な続編”が発表されるなら、このプロジェクトの支援金をすべてそちらに送りたい──今でさえそんな風に悩んでいます。
でも、もう覚悟を決めました。
誰かを待つのではなく、自分たちで新たな作品を生み出すしかないと。
このプロジェクトは、“過去をなぞる”だけのものではありません。
新しい渋谷実写ADVを、みたびゼロから生み出す挑戦です。
これは、ゲーム業界に向けたひとつの「革命の狼煙」かもしれません。
でも革命は、ひとりでは起こせません。
多くの人の熱が必要です。
だからこそ、あなたにも共犯者になってほしい。
一緒にこの物語を始めましょう。
渋谷から、再び世界を驚かせるために。

プロジェクト 参加スタッフ・キャストコメント
・出演 あらい正和(代表作:街 ~運命の交差点~雨宮桂馬役)
『街 ~運命の交差点~』から約30年、そして『428 ~封鎖された渋谷で~』から約20年。
両作品ともに心に残る名作だと思います。
そして今、『渋谷実写ADV』は、スタッフそして応援してくださる皆様と共に、
両作品を超える作品、伝説となる作品にしたいと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。
・出演 北上史欧(代表作:428 ~封鎖された渋谷で~御法川実役)
「俺の名前は御法川実。フリーライターだ!」。
20年前、渋谷の中心で何度となく吐いた台詞をつぶやいていた。
イシイさんから突然連絡が来た、つい2ヶ月程前のお話。
50をまわったオジさんは相当ワクワクしているらしい。
しかもここから準備や撮影、ゲーム発売までの数年間、渋谷で祭りが続くのだ。
さぁー皆様、一世一代の宴の開演です!一緒に歌って踊りましょう!!
「心のベストテン第一位はこんなゲームだったー」
・脚本 北島行徳(代表作:428 ~封鎖された渋谷で~ 脚本)
群像劇のノベルゲームをはじめてクリアしたときに思ったこと……それは「またこんなゲームで遊びたい」でした。
今はシナリオを書く側にいますが、そんな思いはずっと心に残っています。
これってすごいことなのではないでしょうか。
群像劇のノベルゲームが持っている熱が、いつまでも人の心を捉えている。
その熱を共有できる人たちで、新しい群像劇のノベルゲームを生み出したい。
それが実現可能となったときには、みなさんのために全力でシナリオを書きたいと思います。
・アートディレクション 箕星太郎(代表作:ラブプラス)
イシイジロウさんが渋谷を舞台にしたADVを作る。
『428』は思い入れのある作品でしたので、この豪華なメンツの集結に並んで、参加させて頂けるのはデザイナー冥利につきます。
カッコいい系のデザインを出来るのは久しぶりなので楽しみです!
制作者になると、ひとつだけ残念なのは、プレイする前にすでに結末を知ってしまっていること……。
皆様には自分の分までワクワクして物語を最後まで楽しんで頂けるように頑張ります!
・撮影・演出 飯野歩(代表作:428 ~封鎖された渋谷で~ 撮影・演出)
『428 ~封鎖された渋谷で~』で体験した多くの挑戦と表現によって、自分の創作活動の視点は大きく拡がりました。どこの馬の骨とも知れない自分を起用してくれたイシイ監督の度量に感謝です。
今回、その流れを組む新たなプロジェクトに参加出来るということで、イシイ監督のさらなる挑戦を目撃出来るワクワク感と、少しでも進化した部分でお返し出来るようにエネルギーを注がねばという決意を抱いて制作に臨みたいと思います。
・シナリオ協力 麻野一哉(代表作:街 ~運命の交差点~ 総監督)
『街』は当時としては予算も時間も膨大で、とにかく疲れ果てました。
ありがたいことに「続編期待のソフト」として、長いあいだ、ファミ通さんにのせてもらってましたが、作らないまま時が流れ、やがて、イシイくんが「渋谷の実写のノベルゲー」の続編として『428』を作りました。
さすがにもう終わりだと思っていたら、また作るという。
「マジか!?」という気持ちとともに、微力ながら協力しますのでよろしくお願いします。
・音楽 坂本英城(代表作:428 ~封鎖された渋谷で~ 音楽)
『428 ~封鎖された渋谷で~』のリリースが2008年ということで、もう17年も前になるという事実に仰け反りながらも、イシイジロウ監督を中心に当時の主要メンバーが集まり、新たなプロジェクトがスタートをするということに興奮を禁じ得ません。
サウンドノベルは文字通り音楽の持つ力がその作品に大きな影響を与えるジャンルであります。良い意味での緊張感を持って、17年分のさらなる私自身の体験を楽曲に落とし込めるように頑張ります。