
適度なスリルと知的興奮を味わいたければ、ちょっと怖い謎解きはいかがでしょうか。作品が持つ独特な世界観が必ずあなたを夢中にさせれくれるはずです。
そこでこの記事では、スイッチで遊べる謎解きゲームから、5タイトルをピックアップして紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
◆『Project:;COLD case.mirage』
『Project:;COLD case.mirage』は、一般的なタイトルとは異なり、XやYouTubeといった私たちが日常的に利用している場所で展開されるゲーム「Project:;COLD」シリーズの初となる家庭用向け作品です。
物語は、記憶を失った主人公が使うPCのデスクトップに、謎の少年「イオリ」が現れ、5人の少女が命を落とした「蜃気楼の森火災事故」の真相を解明することが記憶を取り戻すカギとなると告げるところから始まります。事故当日の監視カメラデータを手掛かりにデジタル空間を調査し、事件の真相に迫りましょう。

ブラウザを利用すれば事件に関するキーワードを「検索ワード」として集めることができます。お店のホームページやブログ、ニュースサイトやまとめサイトなど、あらゆる媒体を調査して手掛かりを探すことが重要となりそうですね。

また、事件現場に設置されていた監視カメラのデータを調べたり、「Wizard:SmartPhone Emulator」というツールを使を使い、PC上で被害者少女たちのスマホの中身を確認することも可能です。なお集めた情報は「マイドキュメント」に保存されていくので好きなタイミングで見返すことができます。


そして十分な情報が集まったと判断できたら、「Wizard:Human Emulator」というツールを使って被害者の少女たちをデジタル空間に再現し、直接の会話で少女たちがついている嘘を見破り、真相に迫りましょう。

調査、収集、Wizard:Human Emulatorによる深層モードを繰り返して事件解明と、自分の記憶を探す本作。ぜひプレイしてみては。
◆『グノーシア』
『グノーシア』は、漂流する一隻の宇宙船を舞台に、“人類”とその中に紛れ込んでいる人間を襲う未知の敵“グノーシア”が織りなす人狼アドベンチャーゲームです。プレイヤーは宇宙船の乗員の1人となり、人類サイド、またはグノーシアサイドとしての勝利を目指しましょう。
人狼というと、オンラインで他人と繰り広げる緊張感ある心理戦をイメージするかもしれませんが、本作はプレイヤー1人と14人のAIにより展開されるので、マナーやルール違反などを気にすることなく気軽に楽しめます。


システムもシンプルで、「疑う」や「かばう」などのコマンドを選択するだけで「議論」を進めることが可能です。その一方で、目立ってしまったり、黙り続けてしまうとAIに疑われてしまうので、まわりから信頼されるようにコマンドを慎重に選ぶなど、人狼ゲームらしさを十分に楽しむことができます。


人狼にRPG要素が加わっているのも面白いポイントです。1プレイ15分程度のゲームが終わると経験値を獲得でき、「カリスマ」「直観」「ロジック」「かわいげ」「演技力」「ステルス」の6つから好きな能力値を伸ばすことができます。さらに、レベルが上がれば、議論の最中に相手の信頼度を変動させることが可能なスキルなども手に入るので、より高度な駆け引きが楽しめるようになりますね。

勝敗が決まると時間がさかのぼり、新たな役割で次のゲームへと進む、いわゆるループものの作品である本作。気軽に人狼を楽しみたい方はもちろん、段階的に人狼を学びたいプレイヤーにもおすすめできるタイトルです。もちろん、2025年10月から始まるTVアニメの方も忘れずに。
◆『ポピープレイタイム』
『ポピープレイタイム』は、おもちゃメーカー「Playtime社」の従業員失踪事件の真相を探るべく、廃墟となっている同社の工場を探索する謎解きホラーゲームです。
本作でプレイヤーは、襲い来るおもちゃから逃げつつ謎を解き、目的地に到達することを目指します。逃走パートと謎解きパートが分かれているため、追いつかれる前に謎を解かなければならないというホラーゲーム定番の焦燥感は少なめです。攻略を急かされるのは苦手、謎解きはじっくりとしたいという方に向いていますね。

謎解きにはアイテムを特定の場所にはめ込んだり、ドアのパスワードを解除したりする一般的なものと、「グラブパック」というツールを使用するものがあります。グラブパックは手が2つ、鉄のワイヤーで取り付けられたバックパックで、重いものでも簡単に運んだり、長くて伸びるワイヤーにより遠くのオブジェクトにアクセスしたり、電気を流すことが可能。古典的な謎解きと、本作ならではの謎解きを両方楽しめます。


なお本作は未完の作品で、現時点においてはチャプター4までが公開されており、チャプター2、3まではSwitchでも発売されています。大きな盛り上がりを見せている「ポピープレイタイム」シリーズ。各チャプターは適度なボリュームで遊びやすい塩梅となっていますので、トレンドなホラーゲームをお探しの方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆『未解決事件は終わらせないといけないから』
『未解決事件は終わらせないといけないから』は、退職警官である主人公「清崎蒼」が若い警官と共に、未解決事件である「犀華ちゃん行方不明事件」の真相を追うミステリー推理アドベンチャーゲームです。
清崎は優秀な警部補でしたが、最後に担当した「犀華ちゃん行方不明事件」は未解決のまま、12年前に警察を退職してしまいました。捜査の過程ではさまざまな関係人物から証言を得ていましたが、今となってはあまり思い出したくない記憶。また時間が経過していることもあり、清崎が覚えている会話は時系列や話者などの要素が曖昧な状態です。清崎の記憶を整理したり思い出させたりしながら、事件の真相を追っていきましょう。

ゲーム画面は証言を得た関係者が横軸に並び、その関係者の証言が縦軸に並ぶというボード構成になっています。清崎が思い出す証言に含まれている“メンション(@)”や“ハッシュタグ(#)”を辿れば、新たな関係者や証言をボードに追加していくことが可能です。基本的なゲームの流れとしては、これらのリンクを辿り、新たな情報を得ていくことになります。


しかし、清崎が思い出す会話は、発言者と証言の内容が一致しているとは限りません。そのため証言に違和感を覚えたらアイコンを選択して、正しい発言者を選択し直しましょう。また発言の時系列も注意深く観察することが重要です。

清崎の過去の記憶から、誰が、いつその証言をしたのかを紐解き組み換えていくことで徐々に浮かび上がってくる未解決事件の真実。独特なゲームシステムで描かれる本作を、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
◆『ガラージュ GARAGE: Bad Dream Adventure』
『ガラージュ GARAGE: Bad Dream Adventure』は、1999年にPC向けで発売された同名タイトルのリマスター作品です。精神治療装置にかけられた被験者(プレイヤー)は、自らの精神世界で異形の機械生命体となり、その世界からの脱出を目指すことになります。
基本のシステムは謎解きを主体とした探索系アドベンチャーゲームです。主人公は古びた木造建築と錆びたレールが交差する奇妙な世界で、常にレールの上のみを移動し探索をすることになります。なお探索は、自我を表す「順応度」と機械生命体の体を動かす「燃料」という、いわゆるHPに該当する概念に注意を払いながら行いましょう。これらは主人公が移動する度に減っていくので、プレイヤーは常に残量を意識する必要があります。


「順応度」や「燃料」を回復したければ、あちこちに溜まった汚水で「釣り」をして、「スタンプ」を手に入れましょう。スタンプは回復用途以外に、アイテムを買ったり、主人公を強化するためのパーツを買ったりすることにも使えるので、探索の効率性を上げたければ積極的に釣りに挑戦していく必要があります。なお、本作の釣りは、餌が「蟹」で釣り上げるのが「蛙」ということを除けば、一般的な釣りゲームのシステムと同じです。


その独特な世界観から「3大歪みゲー」「3大奇ゲー」のひとつとして数えられ、奇妙な世界のシナリオや身体改造による成長要素、釣りや謎解きといった要素が特徴の本作。作品のテイストに抵抗がない方は遊んでみては。
以上、スイッチで遊べるちょっと怖い謎解きゲーム5作品の紹介でした。どれも独特な世界観が魅力のタイトルですので、気になったものがありましたら、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。