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生まれる前に発売した『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』を遊んだら、いたるところでトラウマに襲われた話

不朽の名作『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』。生まれる前に発売された本作をプレイして感じたことを、現在高校生の筆者がお届けします。

ゲーム レトロゲーム
生まれる前に発売した『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』を遊んだら、いたるところでトラウマに襲われた話
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世界累計販売本数が1億3,000万本を超える人気シリーズ『ゼルダの伝説』。任天堂ハードのユーザーなら、遊んだことがある方も多いと思われます。

しかし筆者は『ゼルダ』シリーズに触れたことがなく、小学生の頃プレイした『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』でリンクやゼルダを使ったり、フィギュアの説明文を読んだりなどで終わっていました。

そんな『ゼルダ』未経験の筆者が今回プレイしたのは、今年で発売25周年を迎える『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』です。ユーザーへの「挑戦状」として2000年に発売された作品を、現代のゲームに慣れきった高校生ゲーマーである筆者がどう感じたのか。じっくりお届けします。

◆変身を活かした、多種多様なアクションが面白い!

『ムジュラの仮面』をプレイしていて一番感動したのは、最大の特徴と言える「仮面」での変身を駆使したアクションです。

デクナッツやゴロン、ゾーラといったシリーズをプレイしたことがなくとも聞いたことがある種族に変身し、それらの能力を自在に操って謎を解いたり敵を倒したりするのはとても新鮮でした。

特に、「デクナッツの城」と「ウッドフォールの神殿」はどちらも「デク花」と呼ばれるものを使用した大ジャンプを駆使して進むのが特徴なのですが、普段は小さな段差を飛び越える程度のリンクが、自分の背丈の何倍もある高さまでひとっ飛びして突き進む爽快感は、他のゲームでは経験したことが無いほどです。

その他のダンジョンも独自の面白さを持っていて、どれも楽しく攻略できました。

◆不気味で恐ろしい雰囲気を漂わせながらも、どこか愛嬌のあるキャラクターデザイン

筆者は『バイオハザード4』が怖すぎてやめたというエピソードを持つほどのビビりであり、本作をはじめとした不気味さがあふれるデザインのゲームには忌避感を持っていました。ですが『ムジュラの仮面』においては、その心配はすぐに消え去ることとなります。

見た目から不気味なお面屋さんの男や月、もうすぐ街が滅ぶというのに何も動じずカーニバルに向けた準備を進める街の人など、どこか不気味で怖い要素を孕んでいるのに、そのどれもに不思議な愛嬌が感じられるのです。

例えば、ゲームの序盤にリンクがデクナッツの姿にされるシーンでは、シチュエーションや変身シーンなど様々な「怖さ」を感じる要素がありながらも、変身した後の可愛らしいモーションや街の人との微笑ましいやりとりなど、いたるところで「愛嬌」が見て取れます。

こうした要素が様々なキャラクターに詰まっており、ただ怖いだけじゃない「愛すべき不気味さ」に着地させる絶妙なセンスに、ただただ感動していました。

ただ、怖いものは怖いのであまり空を見上げたくはありません。

◆昔のゲームと甘く見た…!あまりにも強敵だった「巨大仮面魚グヨーグ」

筆者は『モンスターハンター』シリーズを中心に10年以上3Dアクションゲームをプレイしていることもあり、アクション面などでは苦戦することはないだろうと思っていました。

その予想通り、特に詰まることもなくサクサクと攻略を進めます。とあるボスに出会うまでは……。

そのボスとは、「グレートベイの神殿」でプレイヤーを待ち受ける「巨大仮面魚グヨーグ」(以下グヨーグ)です。

正直、グヨーグより前に戦う「密林仮面戦士オドルワ」や「仮面機械獣ゴート」で苦戦することは無く、どちらもノーコンティニューで倒せたこともあり、グヨーグについては「前2つも楽々倒せたし、こっちも余裕でしょ!」とナメて掛かっていました。

しかし、一発目の挑戦ではそうした態度がグヨーグに勘付かれたのか、猛攻になすすべなくやられてしまうことに。泣く泣く再挑戦となり、先程まで持っていた「甘え」を捨て、全身全霊で挑みます。

ところが、それで急にゲームが上手くなるわけでもなく、何度も何度も敗北を喫することとなります。

グヨーグは水面から矢を撃ってスタンさせ、その隙にゾーラに変身して追撃することでダメージを与えられるのですが、スタンしている時間はそう長くなく、「追撃→即離脱」ができないとモグモグ食べられてしまいます。

特に水中を移動する速度はグヨーグのほうが早く、一度追いつかれるとそのまま2回3回と食べられることもしばしば。ゾーラリンクの独特な操作感にも苦しめられ、あれよあれよとハートが無くなっていき、あっという間にゲームオーバーに。

それでも2時間が経過したころ、ようやく手応えがあり、あまり被弾することなくダメージを与えることに成功しました。

しかし、問題はここから!グヨーグはこのタイミングで「小魚」を吐き出し始めます。この小魚はグヨーグの近くをふよふよ泳いでいるのですが、それがもう厄介にも程がある曲者なのです。

小魚たちはゾーラリンクのバリアを使えば蹴散らすことができるものの。いかんせん小さいので見逃すこともままあります。そうこうしているうちに、グヨーグ本体に食べられてやられてしまう……という事例が多発。ここでもコンティニュー回数を重ねていきます。

そうしてグヨーグに挑み続けること7時間。ついに撃破しました。コンティニュー回数は50回を優に超え、掛けた日数は2日にも及ぶ激闘でした。ここまでコンティニューをするのは初めてであり、間違いなく筆者の十数年のゲーマー人生で一番苦戦したと言える敵になりました。


世界中から圧倒的な支持を受ける『ゼルダの伝説』シリーズ。その中でも、特に高難度と称される『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』をプレイし、特に魅力に感じた点は、「仮面による多種多様なゲーム体験」です。

デクナッツ、ゴロン、ゾーラの三種類の姿を使い分け、同じようで違う3日間を繰り返す本作は現代のゲームに慣れきった筆者にとても新鮮なゲーム体験を与えてくれました。今まで『ゼルダの伝説』シリーズをプレイしたことがなかった筆者ですが、本作を機に他のシリーズタイトルもプレイしていこうと思っています。

今回紹介した『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』は、「Nintendo Switch Online」追加パックの加入特典である「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」にてプレイできます。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《くろすけ君》

くろすけ君

ポケモンに翻弄されながらいろいろなゲームとアニメを摂取して生きている雑食高校生ライター。好きなジャンルはポケモンと格ゲーとローグライク。ドラゴンボールとウマ娘とガンダムをこよなく愛している。

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