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『メタファー:リファンタジオ』の魅力は、バトルや探索だけじゃない! 上質な“旅情”を感じる「鎧戦車」による一泊二日レポ【TGS2024】

『メタファー:リファンタジオ』試遊プレイの体験をレポートでお届けします。

ゲーム 特集
『メタファー:リファンタジオ』の魅力は、バトルや探索だけじゃない! 上質な“旅情”を感じる「鎧戦車」による一泊二日レポ【TGS2024】
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『ペルソナ』シリーズをはじめ数多くの代表作を持つアトラスが、新たに完全新規のファンタジーRPGを2024年10月11日にリリースします。その名は、『メタファー:リファンタジオ』。これまで積み上げた実績と経験をもとに、全く新しい世界の構築と表現に注力し、かつてないRPGに取り組みました。

本作の主人公は、「死の呪い」をかけられた幼馴染の王子を救うため、相棒の妖精「ガリカ」や様々な仲間たちと共に、「鎧戦車」に乗り込んで世界中を飛び回ります。

そんな広大な冒険に触れる試遊体験を、「東京ゲームショウ 2024」で味わうことができます。今回の試遊版では、ダンジョン攻略が楽しめる「占領された大聖堂」や、ボスバトルに挑む「大海獣・強襲」のほか、「海洋都市での遠征」が初めてお披露目されました。

本記事では、この「海洋都市での遠征」のプレイ体験をお届けします。今回の試遊版ならではの“旅の一部”をご覧ください。

■試遊版ならではの“「鎧戦車」の旅”にトライ

街や村から一歩出ると、外には危険が満ちています。そのため、長距離を出来るだけ安全に移動するには、「鎧戦車」と呼ばれる乗り物が欠かせません。

「鎧戦車」のサイズはかなり大きく、規模としては「車」や「戦車」ではなく「列車」と言ってもいいほど。大型の動力を有しており、仮眠室もあるため、実質的には「移動式のアジト」となります。

「海洋都市での遠征」を選択すると、「鎧戦車」の作戦室にある「円卓」のシーンから始まり、今回の行き先を決める会議が始まりました。

今現在いるのは「ブライハーヴェン」という海洋都市。ここから、「イヌンド村」「湿地帯の野営地」「嘆きの墓」「グラシア密林」といった候補地が選べるようです。

「イヌンド村」はかなり近く、昼には着いて、夜には帰ってこられる模様。一方、「嘆きの墓」は遠いため、着くのは明日になり、戻ってくるのはその夜になると告げられます。

この日数の経過はフレーバー的な数字ではなく、本作には日付の概念があります。今回プレイした範囲では、日付がゲーム進行にどこまで深く関わるかは分からなかったものの、“今ある時間を、どこに使うのか”という選択は攻略する上で重要なポイントになりそうです。

今回は「鎧戦車」による旅をできるだけ楽しみたかったので、最も遠く見える「嘆きの墓」を選択してみました。

■移動時間が“仲間と交流するひととき”に

「鎧戦車」の操縦は、登場人物のひとり「ニューラス」が行うため、移動中は車内で自由に時間を過ごすことが可能。設置された設備を使うことで、街ではできない能力の強化や、有用なアイテムの獲得などができます。

例えば、仲間と一緒に料理をすることで、素材と引き換えに貴重なアイテムを得られますし、関係を深める機会にもなります。本棚や洗濯機といった設備もあり、移動中も充実した時間を過ごせそうです。

今回はまず、目の前にいた「ストロール」に話しかけてみました。公式サイトでは、「正義を尊ぶ好青年」と紹介されていますが、実際に接してみないと人となりは分かりません。声をかけてみると、これから武器の手入れを行うと言われたので、ついていくことにしました。

甲板に出て、ストロールと共に武器の手入れに励む主人公。流れる景色を見ながら、手元の作業に没頭できるのも、旅ならではのひとときです。早速、旅の雰囲気に浸っていると、ストロールが「全てが片付いたら、剣を持たない暮らしをしたい」と、その心境を明かします。

怪物も暴力も存在せず、誰かに何も奪われずに済む──そんな世界への憧れを抱く様子から、それと無縁でいられなかった立場や、見過ごせなかった性格などが、漠然と感じられます。

そんな一面を覗いた後に、「お前は戦いの後、どうするんだ?」と質問が飛んできました。「分からない」「手伝わせてくれ」「旅に出たい」といった3つの選択肢から、今回は「手伝わせてくれ」を選びます。……筆者的にはストロールと初めての接点だったので、全力でおもねってみました。

その返答が的確だったのか、それともストロールの包容力が高かったのか。いずれにせよ、「お前がそう言ってくれると、心強いな」と笑顔を返してくれました。おもねる作品、無事成功の模様です。

■交流の中身も“旅”の大事なポイント!

こうした筆者の反応も、本作に実際触れた際には、その気持ちが分かってもらえると思います。というのも、相手の心を揺さぶる受け答えが出来た時、基本的には戦闘でしか得られない「MAG」が手に入るからです。

今回のプレイでは、「MAG」を活用できるシーンには出会えなかったものの、RPGではリソースがとても大事です。おそらくこの「MAG」も、本作を遊ぶ上で大事なリソースのひとつとなるはず。得られる機会には、少しでも多く得たいものです。

ストロールとのやりとりは1度きりではなく、「隊長がお前でよかった」「その胆力はどうやった身につくんだ?」と、主人公に対する興味も示します。これも好意の表れかと思うと、こちらのテンションもちょっと上がります。

こうしたやりとりを行った後、武器を手入れした結果なのか、戦意がみなぎって「勇気」が高まりました。このほかにも、「見識」「包容力」「説得力」「想像力」があり、これらを総じて「王の資質」と呼びます。この「王の資質」を高めるのも、大事な目的のひとつです。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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