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知ってる友達が1人もいなかった!『ファミコン世界大会』で設定できる“マイナー”なファミコンソフトたち、あなたは知ってる?

『ファミコン世界大会』のプロフィールには、好きなファミコンソフトを設定できます。その中には、誰もが知っているものからマイナーな作品まで様々あります。そのリストの中から、個人的に思い出深い3本のアクションRPGを紹介します。

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知ってる友達が1人もいなかった!『ファミコン世界大会』で設定できる“マイナー”なファミコンソフトたち、あなたは知ってる?
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■5人編成のアクションRPG、卓越したムービー……独自性に感嘆した『ラディア戦記 -黎明篇-』

今回最後に紹介するのは、当時もっとも語りたかった(そして語る相手がいなかった)『ラディア戦記 -黎明篇-』です。『グランド マスター』や『ファリア 封印の剣』と同様、こちらもアクションRPGですが、こちらは仲間と一緒に戦うパーティバトルを実現した作品です。

「アクションRPGでパーティバトル」はゲーム史を通してみるとそれほど珍しくはなく、戦闘しながら操作キャラを切り替えるような作品も多数あります。しかし、それはあくまで後年の話です。

『ラディア戦記 -黎明篇-』と発売時期の近かった『聖剣伝説』シリーズを例に上げますが、ゲームボーイ向けだった初代はともかく、スーパーファミコン向けに登場した『2』や『3』でも3人パーティに留まっています。

しかし『ラディア戦記 -黎明篇-』は、主人公を含む最大5人のパーティ構成で戦います。ターン制コマンドRPGなら『ウィザードリィ』のように6人編成の作品もありますが、ファミコンのアクションRPGで主人公+4人の仲間が同時に戦うゲームは、かなり挑戦的と言えます。

仲間だけでなく当然敵キャラも動くため、バトル中にキャラが横に並びすぎると画面にチラつきが発生します。それどころか通常の移動時も、仲間たちが重なるだけでチラつく状態でした。その意味ではファミコンの性能に見合わない設計とも言えますが、やれることやりたいことを詰め込むその挑戦心は、見事と賞賛するしかありません。

仲間を押しのけて移動できないため、狭い場所では渋滞が発生することもありますが、仲間同士で敵を挟み撃ちにするなど、集団戦ならではのコンビネーションが味わえるのも嬉しいところ。その醍醐味を、味方5人という規模でリアルタイムに楽しめるのは、『ラディア戦記 -黎明篇-』ならではの魅力です。

また、ビジュアル表現も素晴らしく、本作も多彩なムービーで物語を演出します。しかも、飛空艇同士のドッグファイトや長大な飛行船が悠然と飛ぶ様子など、スピーディな場面からダイナミックなものまで、ムービー表現も多彩に富んでいました。

ファミコンながら卓越したムービーを実現できたのは、『ラディア戦記 -黎明篇-』を手がけたのがテクモ(現 コーエーテクモゲームス)だったおかげでしょう。

テクモは、『キャプテン翼』や『忍者龍剣伝』などのファミコンソフトで、優れたビジュアル表現に磨きをかけ、育んできました。『忍者龍剣伝』などのムービーは話題になることも多く、その素晴らしさを直接目にした人もいるはず。そうした系譜から『ラディア戦記 -黎明篇-』のムービーが生まれたと考えれば、完成度の高さも納得でしょう。

ファミコンの限界を超えるようなゲーム性と、没入感を高めるビジュアル。この2本柱に力強く支えられた『ラディア戦記 -黎明篇-』でしたが、本作が発売されたのは『グランド マスター』と同じく1991年。スーパーファミコンの人気作『ファイナルファンタジーIV』よりも後に発売されており、当時のゲームファンがどちらに注目したかは説明するまでもないでしょう。

ファミコン末期だからこそ、『ラディア戦記 -黎明篇-』はここまで濃密なゲームになりました。同時に、末期だからこそ注目を集められなかったとも言えます。『黎明篇』以降の作品も見たかった、という気持ちは今も心の一部を占めています。


筆者にとってこの3本は、かつて友達の誰とも語り合えないゲームたちでした。読者の中には、運よく語り合える相手がいた方や、今回挙げたものとは違う作品をひとりだけで楽しんだ人もいることでしょう。

誰かと語り合いたかったゲームはありますか? それは、どんな魅力を持った作品ですか? 今は誰でも、インターネットを介して世界に発信できる時代です。SNSなどを通じて、当時の気持ちを誰かに届けてみてはいかがですか。


《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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