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『ゼンゼロ』が迫る中、中国ではダークホース到来。『パルワールド』みたいなゲームも―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年6月30日】

日本未上陸で注目度の高いハイクオリティなアプリゲームを3つピックアップ。次なるヒット作の卵たちを毎週厳選してお届けしていきます。

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『ゼンゼロ』が迫る中、中国ではダークホース到来。『パルワールド』みたいなゲームも―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年6月30日】
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7月4日にHoYoverseの最新作『ゼンレスゾーンゼロ』が迫っている中、日々新作タイトルが次々と登場する中国はいつも通りでブレません。後ほど紹介しますが、クオリティの高いモバイル向け『パルワールド』フォロワーだったり、そもそも客層があまり被らないIPのカジュアルゲームだったりと、『ゼンレスゾーンゼロ』とは異なる方向性で話題になりそうなゲームばかり。今週も早速見ていきましょう。
※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。


◆『破暁序列』

6月26日に中国でサービス開始を迎えた『破暁序列』が、App Storeランキングの上位圏に浮上しています。本作は世界的にも人気の高いAFK(Away From Keyboard)ライクなRPGゲーム。よりわかりやすく一般的な名称にすると「放置系RPG」です。

記事執筆時点における本作のストアレビューは決して“高評価”とは言えず、TapTapの評価も大きく落ち込んでいます。キャラクタービジュアルやお得な限定パックそのものは評価されている反面、ゲームが古典的過ぎたり、限定パックの種類が豊富でそれを前提としたポップアップがしつこく登場するなど、コメントは荒れています。

早速冒頭部分をプレイしてみましたが、アニメーションするキャラクターの立ち絵以外は2024年のゲームと思えないクオリティです。しかも必殺技スキルを放つ際、スキル演出にはレンダリングされた動画データがそのまま挿入される仕組みのようで、ブロックノイズすら目立つ有様でした。動画を挿入する手法が悪いわけではありませんが、ゲーム中の3Dモデルも簡易的なものなので、余計悪目立ちしているようです。

ただ、本作以上にクオリティの粗い放置系RPGが、市場に数多く出回っているのは割と珍しくありません。最近のハイクオリティなスマートフォンゲームに目が肥えたプレイヤーなら、あまり惹かれるような魅力に感じられないのですが、一部のプレイヤー層にはウケることもあるので、モバイルゲーム市場は未知数です。



◆『OUR PLANET』

6月26日に配信開始となった『OUR PLANET』が『破暁序列』と並んでApp Storeのランキング上位にランクイン。本作はPC向けにも配信予定のオープンワールドアドベンチャーゲームです。

モンスターを捕まえたり、モンスターたちと共闘したり、モンスターたちを働かせたりしているのを見ていると、もはや『パルワールド』にしか見えません

『パルワールド』が配信されて人気を集めていたばかりの後、Google Playストアには、それに似せた劣悪クオリティのゲームが登場してダウンロード数を稼いでいたことが記憶に新しいですね。ですが本作『OUR PLANET』は、綺麗な映像でスマートフォンからしっかり遊べてしまいます

プレイ中のバグやゲームの動作が不安定なことが主にレビュー評価を落としているのですが、少しだけプレイしてみると、端末スペックさえ条件をクリアしてしまえばかなり快適に遊べそうでした。こちらは基本無料ですが、果たして『パルワールド』のライバルになれるでしょうか...?



◆『POP MART: SKY OASIS

6月27日に正式サービスを開始した『POP MART: SKY OASIS』がApp Storeランキング首位を獲得。事前登録者数も配信前から500万人を超えていて、中国で人気を集めています。

POP MART」は、中国発のアートトイメーカーで、人気IPとコラボレーションしたデザイン性の高いフィギュアやグッズを企画・販売していることで知られます。日本国内にも上陸していて、オンラインショップも存在しています。ゲームでは「POP MART」で商品化したキャラクターたちと、孤島でスローライフを営むというゲームです。「POP MART」のファンが触れやすいカジュアルゲームになっていました

トイメーカーとして成長を遂げている同社が、突然ゲーム市場へ参画したことは興味深いところです。既に商品化されているフィギュアという題材のゲームで、こうしてアプリストアランキングの1位を獲得したとなると、その動きに合わせて商品の売れ行きも牽引されていくのではないでしょうか。

本作が一時的なトレンドになるか、長期的に売り上げをキープしていくかはこれからですが、カジュアルゲームの新しい成功例になる可能性を感じています。「POP MART」は、若年層からの人気が高く、tiktok公式アカウントも人気が高いです。

7月4日にグローバル配信が決まっている『ゼンレスゾーンゼロ』とは、ファンの層もあまり被らないと考えられますが、中国国内ではゲームファンの向けIPに対して、若年層やカジュアル層に広く支持される「POP MART」ゲーム版が登場し、そちらからも目が離せない状態となってきました。




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《そりす》

ライター そりす

東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

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