人生にゲームをプラスするメディア

『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】

ヴァニラウェア渾身の『ユニコーンオーバーロード』は、早くも50万本を突破する売り上げを達成。その人気に裏付けられた、確かな魅力へと迫ります。

ゲーム 特集
『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】
  • 『ユニコーンオーバーロード』は、SRPGの歴代作品に負けない注目作! 刺激的な“時短”バトル、なのに時間泥棒で止められない【プレイレポ】

■歴代SRPGを思い出す『ユニコーンオーバーロード』のプレイ

かなり独自性の高い『ユニコーンオーバーロード』ですが、遊んでいる最中にしばしば、いくつもの名作SRPGを思い出す場面がありました。個人的な実感に過ぎませんが、SRPGファンのひとりがどんな実感を覚えたのか、最後に追記させていただきます。

まず本作の物語は、かなり王道的な作りです。国を追われた王子が成長し、辺境の島から決起して反抗する物語は、『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』あたりを連想させます。戦闘中の会話や、選択肢によって仲間が増えていくあたりも、近しい手応えがありました。

大筋の物語は分かりやすく、『タクティクスオウガ』のように民族問題へと切り込んだり、各国の情勢に合わせて国の命運を左右する選択を度々迫られる『トライアングルストラテジー』といった作品ほど、重々しい事態にプレイヤーが頻繁に立ち向かうことはありません。

しかし、個々の選択には重みを伴うものもあり、スケールこそ違えども、前述の2作品に負けないほど選択に悩む場面もあります。例えば、盗賊団を討伐するも、そのリーダーはやむを得ない事情があったと吐露し、許しを請います。

そこで許しを与えることもできますが、果たして悪党を許していいものか、見逃した後にやはり悪事を働くのではと、プレイヤー側に悩みが生じます。しかし、断罪すれば話は早いものの、更生の機会を奪ってしまうのも考えもの。ここでの選択が後々に影響する場合も多々あるので、決断は余計に悩ましく、『タクティクスオウガ』などで直面した「選ぶ重み」は本作でも味わえます。

リアルタイムに進行するバトルは、前述しましたが『伝説のオウガバトル』を想起します。俯瞰的にステージを把握し、時間経過と共に変化する戦局を見極め、有利な展開を作り上げていく。さながら軍師のような視点を、(ポーズこそ可能ですが)止まらぬ時間の中で体験する醍醐味は、時代を超えても変わらず楽しいものです。

また、「作戦」による自動行動の優先順位や条件付けの変化は、こちらはRPG作品になりますが、『ファイナルファンタジーXII』の「ガンビット」を思い出しました。一部のオンラインRPGを除けば、ジャンル全般を通しても珍しいシステムなので、『FFXII』の戦闘が好きだった人も『ユニコーンオーバーロード』にご注目ください。


特に驚いたのは、やはりステージクリアまでの短さ。他のSRPG作品と比べると非常に短く、自分の戦略ミスで負けること以外のストレスを感じる暇もないほどです。

そのためトライ&エラーも苦にならず、その手軽さゆえに「作戦」や「編成」についつい時間を費やしてしまい、時間があっという間に溶けていきました。

今回はポイントを絞りましたが、アクティブスキルとパッシブスキルの存在、フィールド探索の楽しさ、クラスチェンジも含めた育成の醍醐味、戦局を変えるほどの力があるブレイブオーダー、親密度上昇によるキャラクターの深掘りなど、本作の魅力や特徴はキリがないほどです。

発売のタイミングは不運で、大作に挟まれてしまいました。ですが、そこで埋もれることなく50万本もの記録を打ち立てた理由は、遊べば一目瞭然です。その奥深さと面白さ、今からでも味わってはいかがでしょうか。


ユニコーンオーバーロード - PS5
¥7,182
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ユニコーンオーバーロード - Switch
¥6,942
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『プラグマタ』は6年待った甲斐があったのか?「47.4%」と圧倒的な第1位を示した回答者の声とは【アンケ結果】

    『プラグマタ』は6年待った甲斐があったのか?「47.4%」と圧倒的な第1位を示した回答者の声とは【アンケ結果】

  2. 全て最安値更新!『Ghost of Tsushima DC』58%オフに『P5R』80%オフ、『東亰ザナドゥeX+』60%オフ、『VVプリズム』は50%オフ【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

    全て最安値更新!『Ghost of Tsushima DC』58%オフに『P5R』80%オフ、『東亰ザナドゥeX+』60%オフ、『VVプリズム』は50%オフ【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

  3. 大成功したスト6大会「獅白杯オフライン」…ネットワークトラブルで長時間中断し、主催者平謝りしたのに“大成功”はなぜなのか?…関係者の発言から見えてきたのは大きな信頼関係だった

    大成功したスト6大会「獅白杯オフライン」…ネットワークトラブルで長時間中断し、主催者平謝りしたのに“大成功”はなぜなのか?…関係者の発言から見えてきたのは大きな信頼関係だった

  4. 『遊戯王OCG』GX編に注目した特別パック「ラーイエロー」が予約受付中!「ダークティラノ」「ハングドマン」など10枚が初OCG化

  5. 【特集】レンタルビデオ屋にコナン、パイパーにウマ娘、千夏にボカロ!『ゼンゼロ』ゲーム内に潜む日本カルチャーを探る元ネタ解説GW企画・第2回

  6. 都市型オープンワールド『NTE』でドラえもん、クレヨンしんちゃんの家が見つかる―野比家の方は見覚えがありすぎる「空き地」も隣接

  7. 下を向くと胸が見える、そして揺れる―都市型オープンワールド『NTE』の一人称視点モードが話題沸騰、操作キャラによって大きさも異なるこだわり

  8. 再現度たっか…!都市型オープンワールド『NTE』で秋葉原の街並みが話題―ラジオ会館には『シュタゲ』のアレが突き刺さる

  9. どれもお買い得過ぎる!『ドラクエ7R』『サイレントヒル2』『FFT』は3,278円、『ユニコーンオーバーロード』は2,728円─ゲオGWセールでお得なPS5ソフト5選

  10. あの名作がこの価格!?『エアライダー』『イースX PN』が4,158円、『ポケモンZ-A』『スーパーマリオ オデッセイ』は3,278円─ゲオGWセールでお得なスイッチ/2ソフト5選

アクセスランキングをもっと見る