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日本未登場の『ワンパンマン』新作ゲームが世界を席巻―data.aiが2024年2月のモバイルゲーム市場レポートを公開

原作は日本の作品ながら海外のみで展開されている『One Punch Man: World』が人気を博しています。

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日本では未登場の『ワンパンマン』新作が世界を席巻―data.aiが2024年2月のモバイルゲーム市場レポートを公開
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data.aiは、App StoreとGoogle Playを対象にした2024年2月のモバイルゲームランキングを公開しました。

もっともブレイクしたのは『One Punch Man: World』

月ごとに成長したタイトルを紹介するブレイクアウトランキング(ダウンロード数)では、ONE氏による人気漫画『ワンパンマン』を原作とするアクションRPG『One Punch Man: World』が1位に登場。

2024年1月のリリース以来、アメリカ、イギリス、ドイツなど9つの市場で上位にランクイン。世界のダウンロードチャートを席巻し、全世界で4,500万ダウンロード、270万ドル以上の収益を上げました。原作は日本の作品ながら本作はPerfect WorldとCrunchyroll Gamesによるもので、国内展開はアナウンスされていません。

4位にはテンセントがパブリッシングするシミュレーションスポーツゲーム『NBA Infinite』がランクイン。カスタマイズ性の高いチーム編成やリアルタイム対戦などが用意されている本作は、2024年のNBAオールスターシーズンのピークに合わせた2月15日にリリース。ブラジル、アメリカ、イタリア、フィリピン、フランスほか、全世界で約540万ダウンロードを記録しました。

また、ランキングでは『Hexa Sort』などハイパーカジュアルゲームも3タイトルがチャートに入っており、変わらぬ人気が再確認できる形となっています。

『One Punch Man: World』がダウンロード数もトップ

前述の『One Punch Man: World』は成長率だけでなくダウンロード数でも全世界1位を獲得。2位の『Free Fire』はインド、ブラジル、インドネシアの上位3カ国を中心に累計14.9億ダウンロードを記録している大ヒットタイトル。2024年上半期までに世界の消費者支出30億ドルを突破する勢いです。

10位には、韓国のSupercent社によるシミュレーション/ハイパーカジュアルゲーム『Pizza Ready』が8ランクアップの躍進でランクイン。リリース以来、インド、アメリカ、ブラジル、メキシコ、インドネシアほか全世界で約4,070万回ダウンロードされています。

売上がもっとも成長したのは『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』

消費者支出に基づくブレイクアウトランキングにおいて1位を獲得したのは、前回から42ランクアップした『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』。全世界の消費支出ランキング(後述)でも9位にランクインしています。2015年1月のリリース以来、全世界で約9,570万ダウンロードを記録しているタイトルで、全世界での消費者支出は42億ドル以上とされています。9周年を記念して東京と大阪で開催されたスペシャルファンイベントで新キャラクターや新イベントが発表されたことが、売上が急成長した要因とみられています。

そのほか、6位の『Love and Deepspace』は、前月から76ランクアップの急上昇タイトル。2024年1月にリリースされて以来全世界で約1,220万回ダウンロードされており、中国、アメリカ、韓国、日本、台湾で人気を博しています。

もっとも売り上げが多かったのは『Royal Match』

上位5タイトルは前月から変わりなく『Royal Match』、『Monopoly GO』、『ROBLOX』、『Candy Crush Saga』、『Coin Master』が引き続きランクイン。8位には、限定コンテンツやアイテムを入手できる期間限定イベント「シンオウへの道」が好評を博した『Pokemon GO』がランクインしました。10位の『Last War: Survival Game』は、ゾンビサバイバルをテーマにした中国のOnefunによるストラテジーゲームです。

日本では未登場の『ワンパンマン』新作が世界を席巻―data.aiが2024年2月のモバイルゲーム市場レポートを公開

《蚩尤》
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