人生にゲームをプラスするメディア

コナミホールディングス、2020年度事業利益は過去最高益に―『桃鉄』や『SOUND VOLTEX』が貢献

スロットゲーム『All Aboard』が北米のカジノへ販売拡大するなども貢献した様子です。

ゲームビジネス 市場
コナミホールディングス、2020年度事業利益は過去最高益に―『桃鉄』や『SOUND VOLTEX』が貢献
  • コナミホールディングス、2020年度事業利益は過去最高益に―『桃鉄』や『SOUND VOLTEX』が貢献

コナミホールディングスは、2020年度コナミグループ報告書を発表し、報告書内で2020年度の事業利益が過去最高益になったことを発表しました。

同社のIRページに掲載された報告書によると、デジタルエンタテインメント事業が同社の業績を大きく牽引し配当金を増配。事業利益が前年比44.8%増の641億6千4百万円と過去最高益になったことが明らかにされています。

デジタルエンタテインメント事業では『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』がシリーズ初の累計販売本数300万本(ダウンロードを含む)を突破。アミューズメント事業では音ゲーの『SOUND VOLTEX』シリーズの最新モデル『SOUND VOLTEX -Valkyrie model-(サウンドボルテックス ヴァルキリーモデル)』が全国のアミューズメント施設で好評稼働中など、コンシューマーゲームもアーケードゲームも好調だった様子です。その他にも、最新4Kビデオスロットマシン『DIMENSION 49J』専用のスロットゲーム『All Aboard(オール アボード)』が世界中で好評であることも報告されています。

また、PCやスマートフォンがあれば離れていても対戦することができる『遊戯王リモートデュエル』の提案や、PC等でアーケードゲームを遊べる「コナステ」において、2015年にリリースした『beatmania IIDX INFINITAS』の大型アップデート、新たに『pop’n music Lively』をはじめとした音楽ゲームやメダルゲームのサービスの開始など、「コロナ禍におけるKONAMIの新たな取り組み」が紹介されています。報告書の最後では、「コロナ禍の一日も早い収束を願うとともに、ウィズコロナ・アフターコロナの社会を見据えて、新たな商品・サービスを提供していきます。」と新たな商品やサービスについて示唆されています。

2022年には『GetsuFumaDen: Undying Moon』のリリースも予定されています。

《HATA》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. タイトーがゲームセンターの一部店舗で20%の値上げに踏み切る

    タイトーがゲームセンターの一部店舗で20%の値上げに踏み切る

  2. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

    令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  3. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

    「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  4. 『Music Girl 初音ミク』に見るバーチャルアイドルがスマホへと降臨するとき・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第26回

  5. 海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?

  6. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  7. ゲーム業界で過去に例をみない4社合同新人研修とは?

  8. 任天堂が株主総会を開催

  9. ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

  10. 【GTMF2013】ヤマハによるアミューズメント向け次世代 GPU と開発環境

アクセスランキングをもっと見る