カプコンが手掛ける、ニンテンドースイッチ向けハンティングACT『モンスターハンターライズ』。 その「無料タイトルアップデート（Ver3.0）」にて、様々な武器に新しい強化先が追加されました。 Ver2.0で登場した古龍種の武器にも新しい強化先が追加されています。
今回はその中で、オオナズチの太刀「ミラージュショテルI」の強化先、「ファントムミラージュ」の性能についてご紹介します。
「ファントムミラージュ」の基本性能
「ファントムミラージュ」の基本性能は、攻撃力220、会心率15％、防御力10、スロットはレベル2が1つにレベル1が2つの構成です。切れ味ゲージは強化前の「ミラージュショテルI」から青ゲージと緑ゲージが少しずつ伸びています。百竜スキルは「攻撃力強化III」と「防御力強化III」、そして「霞龍の魂」の組み合わせに。
基本的な部分は「ミラージュショテルI」とほぼ同じで、専用の装備を既に組んでいるのであれば、そのまま流用することが出来ます。強化前の百竜スキル「攻撃強化II」を付けているのであれば、強化後も引き継がれているので付け替えをお忘れなく。
ライバル「一虎刀【餓刃】」との違いは？
そんな「ファントムミラージュ」、早速作ってみたいと思う方もいるかもしれませんが、性能面では強大なライバルがいます。「鉄蟲糸技強化」の百竜スキルを獲得できる「一虎刀【餓刃】」です。物理攻撃力が230と高く、「兜割り」を始め、単純な物理火力では「ファントムミラージュ」を上回っています。
しかし会心率が－20％と低く、「ファントムミラージュ」とは35％の会心率の差があります。「弱点特効」や「超会心」といった会心率が関わる火力系スキルを活かすことに関しては、「ファントムミラージュ」が有利。実際、そこまで大きな火力差があるわけではないので、安定性を重視するハンターには「ファントムミラージュ」の方がオススメと言えます。
訓練場で同じスキル構成を試してみたところ、「ファントムミラージュ」は「兜割り」単発のダメージが会心で180、非会心時には約130に。
一方、「一虎刀【餓刃】」は会心さえ出れば200弱のダメージを叩き出します。逆に会心が出ないと約150ダメージにまで低下。会心を引ければ累計ダメージが1,200を越えますが、まったく引かない場合は1,052にまで落ちます。
「ファントムミラージュ」は高確率で会心を出せて、安定して1,200台のダメージを確認できました。元の会心率の差を考えると、やはり「ファントムミラージュ」のほうが安定して火力が出せますね。逆に35％の会心率の差を埋められる護石、防具構成があれば、「一虎刀【餓刃】」の爆発力が光ります。
「ファントムミラージュ」おすすめスキル一覧！会心と切れ味系のスキルが重要
そんな「ファントムミラージュ」にオススメのスキルを紹介します。
まずは先ほど上げた「弱点特効」、「見切り」、「超会心」など会心に関連するスキル。「一虎刀【餓刃】」との火力差を少しでも埋めるために、この辺りはしっかり揃えておきたいところ。弱点部位を攻撃するなら「弱点特効」も良いでしょう。会心率が実質65％まで伸びてくれます。
残る35％は「見切り」や「渾身」で埋めるようにしましょう。「渾身」は発動がやや不安定なスキルではありますが、レベル3での上昇値が30％と高め。「弱点特効」と合わせてほぼ確実に会心が発生するようになります。安定性を求めるなら「見切り」を入れたいところですが、こちらは会心率の上昇値がスキルレベル×5％になっており、「渾身」に比べると劣ります。
ただレベル6で常時30％、レベル7ではいきなり10％上昇して40％も会心率を上げられます。「渾身」と同じくレベル2スロット1つで付与できるスキルですが、レベルが高ければ「渾身」を上回る性能を秘めています。
お次は切れ味関連のスキル。白ゲージを持たない「ファントムミラージュ」にとって、「匠」はほぼ必須級のスキルになります。1つ付けるだけで白ゲージを確保可能で、2つ目、3つ目ではその白ゲージが延長。火力の安定性を更に上げることが出来ます。
とはいえ白ゲージが長いわけではないので、「匠」で伸ばした部分は何かしらの方法でカバーしないとすぐ青になってしまうのが気になります。そこで役立つのが「剛刃研磨」スキル。レベル2のスロットがあれば装飾品でも入れられますし、レベル3まで積めば90秒間切れ味が減少しなくなります。「砥石使用高速化」と合わせれば、「匠」を1つしか積まなくても白ゲージを維持できるでしょう。
もう1つの方法としては「達人芸」が上げられます。「剛刃研磨」と同じくレベル2のスロットに入れられるスキルで、会心が発生すれば切れ味が消費されません。「ファントムミラージュ」と「一虎刀【餓刃】」を差別化する上では、重要なスキルの1つです。
ただ前作『アイスボーン』とは異なり、会心が発生しても確定で切れ味が消費されないわけではなく、今作はレベル3まで上げた際、80％の確率で切れ味が消費されなくなります。「剛刃研磨」と比べて時間制限はありませんが、安定性に少し不安が残るので注意しましょう。
ちなみに「剛刃研磨」の装飾品は「達人芸」の装飾品よりも作製するハードルが低め。「瑠璃源珠」は使いますが、他に希少素材は使いません。今から「ファントムミラージュ」を運用するのであれば「剛刃研磨」を使う構成から入る方が簡単です。
「ファントムミラージュ」は安定性に長けた武器！護石によってスキルの調整を
以上が、新たな太刀の最強武器候補「ファントムミラージュ」についての性能、おすすめスキルになります。
防具の組み合わせを考える時によく採用されるのは、「カイザークラウン」と「ベリオSメイル」です。腕、腰、脚についてはいくつか有力な候補があるので、護石との相談になるでしょう。防具のみで「納刀術」も含めたスキル構成にするのはなかなか難しいので、護石の所持状態によっては、一部のスキルを切りましょう。逆に使う護石によっては、「匠」を増やして「剛刃研磨」や「達人芸」を削る構成も考えられます。「匠」のレベルを3以上に出来れば、白ゲージの短さをカバーする必要も減りますからね。
ライバルの「一虎刀【餓刃】」と違って武器自体にスロットが多いのも「ファントムミラージュ」の長所。「奇しき赫耀のバルファルク」を討伐する必要はありますが、その労力に合った武器と言えるでしょう。
