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『モンハンライズ』で復活のフルフル&新モンスター・ビシュテンゴに挑む!カムラの里も練り歩いてみました

フルフル、怖っ!!

任天堂 Nintendo Switch
『モンハンライズ』で復活のフルフル&新モンスター・ビシュテンゴに挑む!カムラの里も練り歩いてみました
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2021年3月26日の発売が予定されている、ニンテンドースイッチ『モンスターハンターライズ』。1月の体験版を経て、ハンターたちの期待が高まっている本作について、編集部では2月、発売に先駆けて製品版相当の本作をプレイする機会を得ました。

プレイできたのは、本作の拠点となる「カムラの里」の諸施設と、フルフルおよびビシュテンゴの狩猟クエスト。今回は動画とともにその様子をお伝えしていきます。また、インタビューも実施していますので、そちらも併せてお楽しみください。

『モンハンライズ』辻本P&一瀬Dインタビュー

本作の拠点「カムラの里」



今回のプレイでは、拠点となる「カムラの里」から始まります。里に降り立ってまず驚くのが、拠点BGMが「歌」なこと。これまでのシリーズでも『MHXX』などでは集会所のBGMを「トラベルナ」などの歌に変えることができましたが、デフォルトで歌というのはメインシリーズでは初めてではないでしょうか。ちなみに曲名は「カムラ祓え歌」とのこと。

川にかかる橋や、茅葺屋根のような住宅から分かる通り、里の雰囲気はもちろん「和風」。同じく「和」を押し出した作品には『MHP3』がありますが、先のBGMも相まってその拠点・ユクモ村とはまた違う雰囲気を醸し出しています。


既報の通り、里では翔蟲を使って縦横無尽に移動できる他、マルチプレイ時には里・集会所問わず共に過ごすことができます。住人たちからちょっとした小話が聞けるのはいつもと同じですが、今回はいわゆる“モブ”のようなNPCにまで名前がついており、個性を感じます。また、屋根上にアイルーがいたりもするので、翔蟲を使って隅々まで見て回るのも楽しいと思いますよ。


里には受付嬢や雑貨屋、加工屋や食事場など、一通りの機能が揃っています。ちなみに、『ライズ』では、直近作『モンスターハンター:ワールド』とは違い、里/集会所でクエストが分かれています。旧来のファンにとっては懐かしい仕様ではないでしょうか。



里の隣にはオトモ関連の施設が集まった「オトモ広場」があります。こちらでは、オトモの雇用や「オトモ隠密隊」の派遣などが行えます。まだストーリー進行上解禁されていない機能もあるようで、今後の情報に期待が高まります。なお、里内の移動は自らの足で移動するだけでなく、ファストトラベルも可能となっています。


さて、シリーズを重ねるごとに演出が進化していく「食事」ですが、『ライズ』ではカムラの里名物・うさ団子を食べることになります。旧作でいう「食材」を選ぶ感覚で、様々なスキルが発動する団子から好みのものを3つ選び、茶屋の娘・ヨモギに作ってもらいます。団子はそれぞれビジュアルが設定されており、見た目で選ぶ楽しさも加わりました。体力・スタミナの強化については、選んだ団子で変動することはない他、スキルの発動確率が数値で表記されるようになりました。


調理ムービーではヨモギが歌う「うまうまおだんごのつくり歌」が歌詞付きで流れます。非常に牧歌的な歌ですが、団子作り自体はアクロバティック&スタイリッシュ。細かいところですが、里と集会所ではカットシーンはもちろん、歌詞まで変わります。



食事を済ませたらいざ狩猟!の前に、「修練場」へ行ってみましょう。「修練場」は『ワールド』で追加された「トレーニングエリア」に近いものですが、ヨツミワドウを模したからくり蛙に様々な動きを設定し、シチュエーションに合わせた高度な練習ができるほどに強化されています。マルチプレイであれば、仲間とともに修練場へ行けるので、連携の確認・練習にも使えます。翔蟲の追加により、新規アクションは大幅に増えています。まずは修練場で動きを確認してみるのもいいでしょう。

いざ、フルフルの狩猟へ!




諸々準備を済ませたら、まずはフルフルの狩猟へ赴くため、集会所へ。集会所もBGMは歌になっています。

ミノトに話しかけ、クエストを探します。今回は☆2クエスト「迫りくる白い影」を受注。体験版の頃から思っていましたが、墨絵のモンスターアイコンがいい味出しています。「迫りくる白い影」は、『ライズ』の新規フィールド・寒冷群島での狩猟になります。『MHXX』以来、久しぶりのフルフル。果たして無事に狩猟できるのか……。


寒冷群島はその名の通り、雪と氷の世界。厳しい寒さにさらされそうですが、既報の通り、『ライズ』にはホットドリンクがありません。ハンターはついに寒さを克服したのです。ホットドリンクを忘れて一旦リタイア、なんてことがなくなったのは喜ばしい限りですが、少し心配になります。本当に大丈夫なのかな、と(大丈夫です)。

『ライズ』では、フクズクというペットのおかげで、最初から大型モンスターの位置がわかっています。ということで、一旦フルフルを避けながら寒冷群島を散策。体験版でも見られたヒトダマドリや、水辺にはシラヌイカという環境生物が生息しています。また、散策中に「珍しい環境生物を見つけた」とアナウンスが。今回は捕まえることができませんでしたが、もし捕獲できれば「とある恩恵」を受けられるのだとか。珍しい環境生物はマップにも表示されるので、追いかけてみるのもいいでしょう。

散策を進めると、ある場所であるアイテムを見つけることができました。後ほどインタビューで質問してみたところ、本作にはフィールドでアイテムを見つけることで、物語を読み解いていくような遊びがあるとのこと。クエストやメインストーリーの進行に必要なものではなく、あくまでプラスアルファの楽しみになる模様です。


一通り散策を済ませたら、ついにフルフルとご対面。久しぶりのフルフル。その第一印象は「怖っ……」でした。REエンジンによってビジュアル面がかなり進化している本作ですが、フルフルはかなりの恩恵を受けていることでしょう……。ヌメヌメの肌に浮き出た血管、真っ赤な口から垂れるヨダレ……。昔から「出るゲームを間違えている」と言われるほどに不気味な存在でしたが、『ライズ』でその感覚は更に強まりました。ちなみにBGMはもちろん「無音」です!フルフルといえばこれですね。発見されていることを示す目玉マークは本作でも付きます。



気になるモーションについては、基本的には従来のものをベースとしているようで、特徴的な放電、電撃ブレス、ジャンププレス、首を伸ばしての噛みつき、耳をつんざく咆哮など、懐かしさを感じるモーションが多数あります。わかりやすい新モーションとしては、単発の電撃ブレスを見ることができました。従来の地を這う3WAY電撃ブレスとは違い、大きな電撃の球を直線上に放つブレスです。


基本的に動きは鈍く、大振りな攻撃も多いので、初心者でも比較的狩猟しやすい部類だと思います。☆2クエストなので仮に攻撃を受けても即やられてしまうこともないかと思います。しかし、油断は大敵。怒り時は(通常時が遅い分)動きがかなり早くなるように感じます。また、麻痺効果を持つ電撃ブレスや、2連続で放電してくることもあるので、侮れない相手です。寒冷群島では屋外で狩猟することも多く、立ち回りやすくもありますが、洞窟内では天井に張り付いて攻撃をしてくることもあります。

もちろん「操竜」もできます。


とはいえ、筆者も十数年間『モンハン』をプレイしてきた身。そこまで苦労すること無くフルフルの狩猟を達成することができました。

トリッキーな牙獣種・ビシュテンゴ



さて、フルフルの次は、新モンスター・ビシュテンゴの狩猟へ赴きます。ビシュテンゴは『ライズ』で新しく追加された牙獣種モンスター。牙獣種には珍しく翼を持ち、発達した尻尾は3本目の腕のようになっています。どのような動きをしてくるか楽しみです。


ビシュテンゴ狩猟の舞台は水没林。『MH3G』以来の登場かつ、初めてリメイクされたフィールドでもあります。ここでもまずは散策から。

前述の通り、かなり久しぶりの登場になった水没林。全体的に泥と水にまみれた土地が多く、茶色さが目立つ印象は以前のままですが、その様相はかなり変わっています。翔蟲や壁登りの要素が入り、足を踏み入れそうになかった場所へ行けるようになった、というのも大きいと思います。なお、リメイク前は水中エリアだった部分は浅瀬になっています。


ビシュテンゴは新規モンスター、書検討言うこともあり散策もそこそこに狩猟へ。今回はライトボウガンを担いできたので、遠巻きに動きを見ながら狩猟を進めていきます。



牙獣種と言えば、素早くトリッキーな動きをしてくるモンスターが多い印象。ビシュテンゴもその例にもれない動きをしてくるのですが、翼と尻尾が発達している分、かなり新鮮味のある動きをしてきます。中には、こちらをおちょくるようなサイドステップなど、愛嬌を感じさせるコミカルなものもありました。




最大の特徴は「柿」でしょうか。ビシュテンゴは袋状の腹部に大量の柿を隠し持っており、それを投げつけて攻撃してきます。柿にはいくつか種類があり、単に投げつけて来ることもあれば、毒の柿を叩きつけて毒ガスを撒いたり、柿を叩きつけて閃光を発したり(このときビシュテンゴは翼で顔を隠します。かわいい)と多様な攻撃をしてきます。また、発達した尻尾を軸に立ち上がり、素早い動きと柿投げでハンターを翻弄してくることも。なお、このとき怯みを取ることができれば、「デカデカ柿」「ドクドク柿」などの柿を落とし物としてばらまきます。「デカデカ柿」は体力回復に、「ドクドク柿」は毒属性の投擲アイテムとして使うことができます。


状態異常も絡めた見切りづらい動きは、いままでの『モンハン』では見られなかったモーションも多く、モチーフの一つになっている天狗を彷彿とさせます。かなり新鮮味のあるモンスターに仕上がっている印象を持ったので、シリーズをプレイしてきたベテランハンターでも、一筋縄では行かないかもしれません。楽しいモンスターですよ。

シリーズ最新作『モンスターハンターライズ』は、ニンテンドースイッチ版が2021年3月26日発売予定です。また、PC版の開発も進んでいるとのこと。こちらについては続報をお待ちください。
すえなが

ソウルシリーズ大好き すえなが

1990年3月、神奈川県生まれ。パズル誌の編集を経て、イードへ。「Game*Spark」「インサイド」の編集業務に携わり、同社のアニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」も経験。幼少期よりゲームに触れ、現在はCS機・スマホを中心にプレイ中。好きなジャンルはアクションやFPS・TPSなど。『デモンズソウル』を始めとしたフロム・ソフトウェアの「ソウルシリーズ」や、2020年にサービスを終了した『ららマジ』に特に思い入れがある他、毎年の『Call of Duty』に一喜一憂したり、『アクアノートの休日』『FOREVER BLUE』の新作を待ち望んでいたりする。

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