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『ゼルダ無双 厄災の黙示録』でゼルダ姫の偉大さが伝わってきた―意外とエグいアクションがあって印象も変わる

ゼルダ姫はもっと尊敬されるべき。

任天堂 Nintendo Switch
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』でゼルダ姫の偉大さが伝わってきた―意外とエグいアクションがあって印象も変わる
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任天堂とコーエーテクモゲームスによるニンテンドースイッチ向けアクションアドベンチャー『ゼルダ無双 厄災の黙示録』が発売されて2週間が過ぎました。

読者の中には、そろそろクリアをした人もいるのではないでしょうか。本作は、クリア後のやりこみ要素も充実しており、まだまだ長く楽しめそうです。

さて、以前筆者は、本作の体験版が配信された時にゼルダの魅力などについて記事で書きましたが、それは体験版で語られた1章までの彼女です。


体験版のゼルダは、シーカーストーンを使った多彩かつアグレッシブなアクションを繰り出していました。彼女のお淑やかさと同時にハイラル王国の姫でありながらも、自らの力で世界の危機を救おうとする強さを感じられました。それは作中の彼女の心理描写からも現れています。

一方、それ以降の製品版のゼルダは、ゲームが進むにつれてコンボのアクションが追加され、その中には、お淑やかとはいえない意外なものも繰り出されます。さらに、ストーリーでは彼女の悩みや心の弱さも描写され、より人間として魅力的に映りました。

今回はそんなゼルダの魅力をネタバレを避けつつもう一度語ります!

ゲームが進むにつれてエグいアクションが増える



お淑やかさがあるとはいえ、ゼルダのアクションは元々ド派手なものが多くありました。特筆したいのが、シーカーストーンアクションのバクダンです。これを発動するとドローンのようなものが出現し、周囲にバクダンを撒き散らします。しかもそれを操作できます!

筆者としてはこのアクションがゼルダの面白い部分のひとつであったのですが……コンボが増えていくにつれてすごいのが登場しました。


なんとゼルダがトロッコに乗って暴走機関車のごとく敵を轢き殺していくアクションです!

このぶっ飛んでいる感じ、まさに「お姫様の戦い方じゃない……」と言いたくなります。戦場とはいえ、トロッコを出現させて敵を轢き殺すという発想がゼルダの中にあったというのが驚き。少しですが、彼女の闇の部分を垣間見えたような……だって『グランド・セフト・オート』で同じことをすると少し罪悪感がありますからね。

いやいや、でもこのアクションは多数の敵を倒す際によく使いました!轢き殺していくアクションには爽快感が含まれていますし、それに加えて疾走感もあり、それが楽しくてちょっとした移動の際も使ってしまいました。

作中のゼルダにも注目したい!



こんなすました顔をしながら戦場ではトロッコで無数の敵を轢き殺すゼルダ姫は、やはり体験版の時とは印象が違いました。

そして真面目な話、本作のストーリーでは彼女の悩みや心の弱さが描かれているのですが、その後に改めて『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を振り返ると、彼女が100年にわたって「厄災ガノン」の力を抑え込んでいたのは、そんな弱さがありながらも芯の強さを持っていたからだと感じたのです。彼女が背負っていた責任や使命は誰よりも重いものだったはずです。

このことから『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』で描ききれなかったキャラクターについて見事に描かれていたと思います。そして、ゼルダにかぎってはトロッコで無数の敵を轢き殺す意外性も見られましたしね。



『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のフィールドには、至るところに100年前の古戦場があり、その痕跡からどのような戦いがあったのか思いを馳せる楽しみがありました。一方、本作では、その100年前に一体何があったのかが詳細に描かれているわけですが、それだけではありません。ネタバレのため詳しくは語りませんが、あっと驚く独自の魅力も加わっているのです。

興味を持ったらぜひ本作をプレイしてみてください。
《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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