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RPGのレベル上げって単純作業に見えて…実は「禅」じゃないか?って話

心が乱れている時にレベル上げをしていたら落ち着きました。

任天堂 Nintendo Switch
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レベル上げ――それはRPGにおいてキャラクターを強くする手段のひとつですが、一方で「単純な作業を強いられる」として一部のプレイヤーから嫌われています。

フィールドでプレイヤーキャラクターを動かし、敵とエンカウントしたら「たたかう」を選んでボタンを連打するか、「全体攻撃」を繰り返して敵を一掃するか……いずれにしても同じような操作を数時間にわたって行わなければなりません。

兄弟がいる家庭では、このレベル上げを弟や妹にさせる人もいるんだとか。あるいはコントローラーの連射機能をオンにして、スティックボタンを一定方向に傾け、そこにセロハンテープで固定して自動的にキャラクターが戦うようにする人もいます。というか、中学時代の筆者がまさにそれでした。

近年のMMORPGでは、クエストをクリアしていけば自然とレベルがアップするようになっており、レベル上げを「作業」として捉えている人にとってはノンストレスで楽しめます。

いずれにしてもレベル上げは単純作業であることは間違いないのですが、かといってストレスを感じるものでもないように思えるのです。


先週の日曜日、筆者は悶々としていました。せっかくの休日なのに外出したいとも何かをしたいとも思えなかったからです。結局、その日はスクウェア・エニックスのRPG『オクトパス トラベラー』を起動し、ひたすらレベル上げに没頭していました。

iOS/Android向けのシリーズ最新作『オクトパストラベラー 大陸の覇者』のサービスが開始される前にクリアしなければと思い、今更ながら今年5月からプレイし始めたのですが、他のタイトルの誘惑に負けてプレイを中断していました。そして、ようやく同作の配信日が10月28日に発表されたことで重い腰をあげ、プレイを再開したというわけです。


本作には、ワールドマップの画面にキャラクター別のメインクエストの目的地が記されており、そこにはクエストの推奨レベルも表示されています。筆者は、こういった推奨レベルをみると、それよりちょっと上のレベルまでにしなければ気が済まない性分なのです。

レベル上げをしている間、僕は何も考えていない。



筆者はレベル上げをしている間、何もしませんでした。何も考えませんでした。

スマホでソシャゲをプレイしたり、タブレットで動画をみたりと「ながら作業」もできたのですが、筆者は、どうもマルチタスクが苦手なためか疲れてしまうのです。

そんな折、やけに自分の心が落ち着いていることに気がつきます。筆者が行っている単純作業は決して意味がないものではなく、確実に結果を出しているものです。何十回も戦闘を行えばキャラクターは当然レベルアップしますし、筆者が打ち出した目標に近づいてきます。

このような単純作業の中にある微弱な変化が、その時の筆者にとってとても心地よく、今までコロナ渦の混乱などで乱雑になっていた自分の気持ちを整理できました。

もしかしたら筆者にとってレベル上げとは「禅」だったのかもしれません。

レベル上げをやり終えた後は、心の乱れがなくなり、良い日曜日を過ごせました。そして、キャラクターは必要以上に強くなったし、色んなアイテムも入手できたし、お金もがっぽがっぽ稼げました(かなり煩悩丸出しな表現ですが)。

気持ちいいレベル上げとは何か?



このような体験を経て筆者は、「気持ちいいレベル上げとはなにか?」について自分なりに考えるようになりました。

やはり「レベルが上がったらそれを実感できる」が一番気持ちいいのではないでしょうか。レベルが上がって強くなったりスキルを覚えたりしたら、これまでの単純作業の努力が成果として見られるので嬉しいと思います。加えて、狩り場の近くにセーブポイントがあれば、セーブデータの画面でレベル上げの進捗状況と正確な時間がわかって良いですね。

次に、敵を迅速に倒せること。複数の敵に対して全体攻撃ができたり、シンプルな操作で敵を倒せたりすると、より無心になれると思うのです。かといってこれが簡単すぎると戦闘が単調に感じるので、ゲーム画面から目を離せない程度のバランスが必要です。

最後に、レベル上げをする過程で思いがけないものが得られること。例えば、敵を倒してレアアイテムが手に入ったり、経験値をたくさんくれるモンスターと稀に遭遇したりすると、単純作業の中でも期待感が生まれるのではないでしょうか。


ただ、これらの要素は筆者個人が考えたものであり、他のプレイヤーにとっては違う要素がレベル上げに必要なものといえるのかもしれません。例えば前述した「クエストをクリアしていくだけで自然とレベルアップする」のも考え方によっては気持ちいいレベル上げの要素のひとつといえるでしょう。

いずれにしても、筆者のようにレベル上げに心の平穏を求める人は、前述で挙げた要素があるRPGを探してみてはいかがでしょうか。例えば『オクトパス トラベラー』なんでいかが?

心が乱れた日こそレベル上げですよ。
《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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