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あつまれ叡智の森!無人島生活にそなえて『シティーズ:スカイライン』で街づくりを学んでみた【プレイレポ】

本記事では『シティーズ:スカイライン』のプレイを通して、都市開発がいかなるものか基礎から学んでいきたいと思います!

任天堂 Nintendo Switch
あつまれ叡智の森!無人島生活にそなえて『シティーズ:スカイライン』で街づくりを学んでみた【プレイレポ】
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あつまれ どうぶつの森』の発売が目前に迫ってきました。予約された方やあらかじめダウンロードをされた方もいらっしゃることと思います。かくいう僕も楽しみにしているプレイヤーの1人ですが、『どうぶつの森』シリーズは今作が初めて。

事前情報無しで初めてのゲームに触れるより、周辺知識を学んでからプレイする派の僕は情報収集を行いました。それによると、町役場に勤めている「シズエさんが飲んでいるのはウイスキー」で、「引っ越してきた住民の家を掘り起こして退去させる」日常が待っているそうです。

不安しかありません。流石は『スマブラ』参加者が集う森、これが村開発のプロが達する領域なのだと思い知らされました。リリース前に村開発の予習が必要であると感じた僕は、開発事業の予習をすることにしました。

そこでプレイするのはもちろん『シティーズ:スカイライン』です。この記事では『シティーズ:スカイライン』のプレイを通して、都市開発がいかなるものか基礎から学んでいきたいと思います。

都市開発ゲームの金字塔『シティーズ:スカイライン』



『シティーズ:スカイライン』は今や、このジャンルの代名詞と言って良いほどまでの知名度を獲得した都市開発ゲームです。このジャンルを長年牽引してきていた『シムシティ』シリーズの長所を強化しつつも、独自の魅力を持っています。この作品ではプレイヤーは既存の幹線道路ないし高速道路を引いていき、それに沿って建築物を建て、1から自分の都市を育てていくことになります。

初めは村とも言えないような集落で住民の需要を満たし、新たな住人を増やして雇用の機会を提供し、経済を回して更なる需要をもたらす。このゲームで行うのはこの繰り返しです。明確なゴールが設定されていないこともあり、プレイヤーは自身の欲求が満たされるまで延々とプレイが可能なのが特徴です。


このゲームでの都市開発の基本かつ、最も重要な要素は道路整備です。住宅、商業及び産業すべての建築は道路を軸に行われていきます。この道路整備はなにも、綺麗に見えるように道路で区画整備をすれば良いというものではありません。設置する建築物へのアクセスしやすさや、交通量の整備に注力する必要があるのです。

日常の経験が攻略情報になる体験


なんてことない道路や視界の端の建物も重要な参考情報になりうる

「都市を作る」という響きは初めてプレイする人にとって気が引ける方もいることでしょう。これは都市をつくるなんて想像できない、やればいいことが分からないというのが主な理由かと思います。

ですが、落ち着いて考えてみてください、皆さんが普段暮らしているのが一体なんなのかを。これほど攻略情報を得やすいく、またプレイ前から既に多くの情報を持っているゲームはないと気づくことでしょう。位置情報ゲームでは土地の位置だけがプレイに関係しますが、このゲームでは位置のみならず実際に歩いた場所で見聞きした情報が密接に関与します。

初心者の方におすすめのプレイは、自分にゆかりのある都市を再現することです。このゲームを含め、都市開発を行う際に必要なのは中長期の具体的な目標です。やみくもに開発すると財政難になり、プレイがままならない詰み状態に陥る危険性があります。

住んでいる街の再現は見慣れた街を面白くする


住んでいる街の再現を目標にプレイし、都市が順調に発展していくと設置できる項目が増え、比例するようにプレイヤーが住民から要求される内容も複雑になっていきます。公共サービスの充実や騒音被害の軽減、教育機関の設置などなど……。

住民はプレイヤーに対し、SNSのつぶやきを通して困っていることを伝えてきます。予算と残っている土地の大きさ、そしてなにより都市の導線とアクセスを考慮して、妥協できる条件で手を打つ機会が増えていきます。

僕はこういった経験を経た後、住んでいる街を歩くと「なんでこんな場所に建てたんだろう?」と疑問に思うことが多くなりました。建築物のある区画に住んでいる人の世代構成や人に車の導線、公共サービスからの距離とを考えていくのです。普段、立ち寄らず目の端で流れていくばかりだった景色が意味合いを持ったことで、もう見ることがないと考えていた街が少し大きくなったように感じました。



住宅以外なにもなかった場所が段々と自分の見慣れた街へと発展していく

ここまで現実と近い都市開発を行う前提でお話しましたが、ゲームであることを生かし、自分のやりたいように気に入らない部分を再開発と称してなくすことも可能です。ひたすら景観を重視して撤去を繰り返すのも楽しいです。この都市開発に正解はありません、借金で首が回らない都市でも、機能性や美術性に特化した都市でも自由に作成可能です。

安定して都市開発できるようになれば、土地ごとに適した産業や公共交通機関の設定など、少し踏み込んだ内容に目を向けられます。そうやって繰り返しプレイすることで、自分の街の再現からいつの間にか理想の都市を作れるほどに成長していることでしょう。



住民の要求と実際に実行可能な施策とのすり合わせる管理職経験、理想の都市を開発できるだけの技術を身に付けた今、たぬき開発の無人島開発にも余裕を持って対応できるはず!

皆さんも、『シティーズ:スカイライン』で都市開発の練習をしてみませんか?
《Takumi》
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