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次の空は何色だろう?『シャニマス』1stライブ2日目夜公演レポ―合言葉は「輝け」

『アイドルマスター シャイニーカラーズ』1stライブ「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY」夜公演レポート

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3月10日、夢の国からほど近い舞浜アンフィシアターにて、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下、シャニマス)の初となるライブ「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY」2日目夜公演が開催されました。

『アイドルマスター』とは切っても切れない舞浜アンフィシアターでのライブ、そして、記念すべき初の283プロ合同ライブということで、インサイド編集部でも指折りのプロデューサーだと自負している筆者、アキナツ(白瀬咲耶Pです)も参加。本記事でお伝えするのは、本ライブ2日目に行われた夜公演のレポートとなります。

※セットリストは記事最下部に記載しております。

出演者
イルミネーションスターズ
関根瞳さん(櫻木真乃役)/近藤玲奈さん(風野灯織役)/峯田茉優さん(八宮めぐる役)

アンティーカ
礒部花凜さん(月岡恋鐘役)/菅沼千紗さん(田中摩美々役)/八巻アンナさん(白瀬咲耶役)/成海瑠奈さん(三峰結華役)/結名美月さん(幽谷霧子役)

放課後クライマックスガールズ
河野ひよりさん(小宮果穂役)/白石晴香さん(園田智代子役)/永井真里子さん(西城樹里役)/丸岡和佳奈さん(杜野凛世役)/涼本あきほさん(有栖川夏葉役)

アルストロメリア
黒木ほの香さん(大崎甘奈役)/前川涼子さん(大崎甜花役)/芝崎典子さん(桑山千雪役)

2日目は1日目とは異なり、残念ながら曇り模様ではありましたが、1日目に負けないくらいの熱気がプロデューサーたちから感じられます。開演時間になると、もはやお馴染みとなった協賛企業の読み上げ、283プロダクション、天井努社長からのあいさつと事務員、七草はづきさんによる諸注意が。天井社長もはづきさんもゲーム内ではなかなか新規ボイスを聞けないので、(ゲーム内ではありませんが)嬉しいところですね。はづきさんから様々な注意事項を聞き終わると、楽しみで、そして終わってほしくない千秋楽がスタートしました。

モニターにイントロムービーが流れ、ユニット衣装に身を包んだ16人がユニットごとに登場。大歓声が鳴り響きます。


1曲目は『シャニマス』始まりの曲とも言うべき「Spread the Wings!!」。昨日今日と数えて3回目、今日だけでも2回目の公演ということで、疲れていないかと心配になりましたが、キャスト陣は皆、一様に笑顔で疲れを感じさせません。プロデューサーたちのコールも完璧でさすがです。スゴイです。

キャスト陣の自己紹介を見ていてもほんの一時間半ほど前までステージに立っていたとは信じられないほどリラックスしていて、かつ気合も十二分に感じられる表情をしていたのが印象的でした。

続いてイルミネーションスターズによる「ヒカリのdestination」「虹になれ」が披露。同ユニットらしさがふんだんに盛り込まれたこのナンバーは何度聞いても勇気づけられます。「ヒカリのdestination」では各ソロパートになると、ステージの後ろにある翼の色が個人カラーになっていたのもわかりやすい演出でした。力強い歌声で引っ張る近藤玲奈さん、ほわっとした雰囲気で見守りたくなる関根瞳さん、めぐるのようにぴょこぴょこ、ハキハキと動き回る峯田茉優さん、イルミネは絶妙なバランスで成り立っている……!

歌唱後のトークパートでは、「とにかくキラキラしているユニット」とイルミネを表現し、同じくキラキラしている衣装もくるっと回って披露。峯田茉優さんは、「ヒカリのdestination」の2番にある"カラフルな波揺れて"という歌詞に着目し、コンサートライトで波を作ってほしいとお願い。一度コンサートライトを消したうえで一斉に点灯する美しい光景がアンフィシアターの中に広がりました。


続くのは283プロ随一のクールユニット、アンティーカ。心臓まで響くような「バベルシティ・グレイス」、幻想的で魅惑的な「幻惑SILHOUETTE」でプロデューサーたちを魅せます。「バベルシティ・グレイス」終盤の「アンティーカ」コールもバッチリで、「幻惑SILHOUETTE」では、1日目から話題に出ていた結名美月さんによる操り人形振り付けも妖しい……見惚れてしまうようなパフォーマンスでした。

宇宙1クールなユニット(原文ママ)「アンティーカ」のメンバーはこれまでの努力を明かし、ダンスが苦手だという八巻アンナさん、結名美月さんは残る3人に支えてもらったことを振り返ります。礒部花凜さんは「この5人じゃなかったらやっていけない」と高らかに宣言しました。


朗読劇「しゃにます劇場 本番前日の夜編」では、16人が一堂に会した283プロで、アイドルたちが思い出を振り返る一幕が展開。会場のプロデューサーも交えながら、ゲーム内アイテムの「283プロのお守り」(厳密にはトラブル守り)も活躍する、愉快なのに涙腺にクるストーリーが展開しました。それにしても樹里はツッコミ役としての地位を確かなものにしましたね……。


しゃにます劇場のあとは放課後クライマックスガールズによる「夢咲きAfter school」!実は筆者、放クラのリリースイベントに個人的に行っていたのですが、そのときから河野ひよりさんが、1番の「ナンバーワン」は河野さん(果穂)1人だけで、2番の「ナンバーワン」は全員で言ってほしいとお願いしていました。が、そこはさすがのプロデューサーたち。今回も完璧で、すさまじい一体感には思わず鳥肌が立ちました。続く「太陽キッス」は、現時点の『シャニマス』で唯一のタオル曲ということでこちらも半端ない盛り上がり。ユニット名に偽り無しの大活躍です。

トークパートでは、涼本あきほさんが、「太陽キッス」の歌詞について、繊細で青春のまぶしさを思い出すようだ、と表現。河野ひよりさんは、前述した「2番のナンバーワンを言ってくれてありがとうございました!」と元気に感謝していました。

ボルテージが上がりきったところで、最後のユニットとしてアルストロメリアが円形リフトから登場。「アルストロメリア」「ハピリリ」を披露しましたが、可愛さと幸せ(それから好き)が溢れる空間で、これが幸福なのかと終始感じざるをえませんでした。花は降ってきていないのですが、花が降り注いでいると錯覚するほどです……。ちなみに「ハピリリ」の振り付けが好きすぎて原稿そっちのけで見ていたのは内緒です(ときどきテンション~以降の振り付けが良いんですよね…)。

トークパートでは、円形リフトから登場したことを振り返りながら、前川涼子さんが「人生で初めてせりあがった」と感慨深げに語ります(ちなみに筆者はせりあがったことはありません)。また、黒木ほの香さんが、1年間の振り返りをしようとするも、この流れでは泣きそうになるから、と語られることはありませんでした……いつか聞いてみたいところ。

全ユニット曲が披露されたあとは、「しゃにます劇場 LIVE本番編」に。その名の通り、本番前の舞台裏を描いたもので、1日目などで披露したものと同一でしたが、何度見ても良いですね。


しかしライブはまだ終わっていません。次は、なんだか泣けてくると筆者の中でお馴染みな冬のナンバー「SNOW FLAKES MEMORIES」です。プロデューサーたちの中には白色のコンサートライトを振っている方もいて、ステージ側と客席側で温かな空間が作り上げられていました。続く「Let’s get a chance」はアンコール前、最後の曲ということでしたが、疲れを感じさせず最後まで走り抜けるようなパフォーマンス。笑顔がほとばしるようなひと時です。



一度キャスト陣がバックステージに戻ると、すぐに会場には「アンコール!」という声が響き渡ります。はづきさんは感謝を述べつつ、これからの283プロを伝えました。詳しくは別記事にてお伝えしますが、最終公演の新情報で注目なのは、W.I.N.G.編に続く新プロデュースシナリオ「ファン感謝祭」の実装、新ユニット「Straylight」の登場、同新ユニットのCDリリース、2019年8月18日に行われるパシフィコ横浜でのイベント開催でしょうか。アンビシャスに満ち溢れてる……!



そして、キャスト陣が共通衣装ビヨンド・ザ・ブルースカイに身を包み再登場するとアンコール1曲目として「Spread the Wings!!」を披露。続いて、1日目にサプライズ発表され、V字フォーメーションも相変わらず綺麗な「Ambitious Eve」も歌唱しました。



最後の挨拶では、キャスト陣が『シャニマス』への愛と感謝を述べつつ、笑顔になったり、涙を流していたり……筆者はメモを取りながら号泣していました。思い出アピールはこんなにも強いのか……。ここまでくるともはや記憶があいまいなのですが、峯田茉優さんが「Ambitious Eve」の歌詞を引用して触れた「合言葉は輝け」、これを胸に今後もプロデュースしよう、と固く誓いました。


そして本当に最後の曲「Multicolored Sky」では、キャストたちが自由にステージを行き来し、楽しそうにパフォーマンス。曲終盤になると「私たちの一瞬も染めるの…オレンジへ」で会場がオレンジに染まり、素晴らしいライブを締めくくりました。


なお、『アイマス』作品のライブ/イベントでお馴染みとなった最後のあいさつは関根瞳さんが担当。舞台袖でボロボロ泣いていたという天井社長から「素晴らしいプロデュースだった」とお墨付きもいただき、嬉しい限りです。

終演後、会場にはこれまたお馴染みとなった「アイマス最高!」の掛け声がこだまします。

会場の外に出ると、ちょうど雨がちらつき始めたタイミングでしたが、不思議と気分は重くなりません。それよりもむしろ、「次の空は何色だろう?」、そう思わずにはいられませんでした。

と、レポートはここまで。ここから本ライブを見て、特筆したくなったポイントをお届けできればと思います(P成分たっぷりのおまけみたいなものです)。

まず、朗読劇やライブパフォーマンスを見ていてハッと気づいたのは、全キャストが見せる(魅せる)立ち居振る舞いの凄まじさです。例えば、田中摩美々役の菅沼千紗さんは、表情や動きが、摩美々の持つ危うさと怪しさを醸し出しており、外見をただ寄せるだけでない良さを感じました。

また、これは決して、決して、いいですか、決して筆者が咲耶Pだから気づいたわけではないのですが、八巻アンナさんは、歩く姿から立つ姿、人を見る姿まですべてが咲耶らしい所作になっており、「歩いている姿」が見られない『シャニマス』ゲーム内において、実際にいたらこうだろうな、と納得させてくれたのです。立ち居振る舞いに関しては、全員に注目ポイントがあるのですが、非常に長くなるのでこのあたりで……とにかく、Blu-rayが早く欲しくなりました。

また、全体的に感じたのは、1日目でさえ、1stライブとは思えないパフォーマンスを見せていた各ユニット/キャストの皆さんの力がより向上したのではないか、ということです。『シャニマス』では、オーディションを勝ち抜くとVoDaViのステータスがアップしますが、キャスト陣のパフォーマンスは、実際に何度もオーディションをこなしたかのよう。そこにいたのは間違いなく、ただのアイドルではない、「283プロのアイドル」でした。審査員も酷い言葉なんて一言もかけてくることなく笑顔で帰ることでしょう。

たった2日でここまで進化するとは……次のライブではどうなってしまうのだろうか…………?舞浜の喫茶店でこの原稿を書きながら涙でビショビショの筆者は干からびてしまうんじゃないかと思いますが、今から楽しみです。

最後に読者の皆さんが思う、良かったポイントを、下記コメント欄よりお寄せいただければ幸いです。

セットリスト(朗読劇含む)


1 Spread the Wings!!
MC
2 ヒカリのdestination
3 虹になれ
MC
4 バベルシティ・グレイス
5 幻惑SILHOUETTE
MC
朗読劇Aパート
6 夢咲きAfter school
7 太陽キッス
MC
8 アルストロメリア
9 ハピリリ
MC
朗読劇Bパート
10 SNOW FLAKES MEMORIES
MC
11 Let's get a chance
ENCORE
12 Spread the Wings!!
13 Ambitious Eve
MC 最後の挨拶
14 Multicolored Sky
《アキナツ》
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