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台湾版の『FGO』では、復刻「天魔御伽草子 鬼ヶ島」が開催中もあってか、ブースは同イベントクエストの世界観を再現した“鬼ヶ島”一色に。日本では固定の公式コスプレイヤーがリアルイベントを盛り上げていますが、台湾イベントでも現地の公式コスプレイヤーから、茨木童子をプッシュしつつ、マシュ、ダ・ヴィンチ、玉藻の前、宮本武蔵、清姫を揃えていました。
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コスプレイヤーの撮影会スケジュールはギッチギチ!3人ずつローテーションで回しているとは言え、ほぼ30分刻みで撮影会は開催されていました。後述するステージ出演も含めて、日本では考えられない回転率の高さです。
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しかも、コスプレイヤーを近距離で自由に撮影できるだけでなく、希望すれば気軽に2ショットにも応じてくれる“神対応”ぶり。スタッフから率先して「2ショット撮影しませんか?」と呼びかけていました。会場全体を見て回りましたが、台湾ではコスプレイヤーとファンの距離感が近いのかもしれません。
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ブース内には召喚サークルを映し出しただけの大きな円卓テーブルを設置。「何に使うんですか?」とスタッフに聞いたところ、「ただのテーブル」と返ってきました。その真意は、写真のようにファンに自由にくつろいでもらうためのスペースで、中には縁起を担いでガチャを回す人もいたようです。
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こちらは、短冊ならぬ聖晶石に願い事を書いて吊すコーナー。
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多くの願いがある中で、「皆の願いが叶いますように」という心清き願いもあり、「星5いっぱい当たりますように」と書いた筆者は俗物だと言えるでしょう。
ブースでは全部で3つのアトラクションを用意。まずはサーヴァントの宝具名や概念礼装の名前を当てる『FGO』クイズで、これに正解すればランダムでイラストシールが当たります。
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こちらゲーム画面を見ながら回答して良いので、外すことはほぼありません。景品のシールはただ渡されるだけでなく、封に入れられて壁一面に貼り付けられており、めくられていくと次第に温泉に入った源頼光と酒呑童子のイラストが明らかになるという演出でした。
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また、落とし玉コーナーでは見事に当たりに落とせば景品が、運試しの単発ピックアップガチャコーナーでは星5サーヴァントを当てるなどすると豪華景品がもらえました。
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ちなみに当日先着順に無料配布していた茨木童子と酒呑童子を模した帽子は、会場間もなく配布終了になる人気ぶりでした。
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さらに、ブースのすぐ裏側にはステージが用意されており、こちらではコスプレイヤー6人とマシュ、セイバー、女主人公の着ぐるみ3体の撮影会、観客同士のピックアップガチャ10連召喚対決といった様々なイベントが開催されました。
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お馴染みのマシュをいじめる女主人公、それを止めるセイバーのど突き合い、観客に絡む女主人公のやり取りが見られました。着ぐるみは台湾でもすごい人気。
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とにかく観客がステージに気軽に身を乗り出せるほどファンの距離が近い。かといってファンは暴走せず節度ある“盛り上がる”の中で、ステージ登壇者との絡みが終始見られました。日本の演者と観客の距離感を取ることの良さとは別に、台湾だとヒーローショーのような観客巻き込み型が受け入れられているようですね。