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【特集】『知られざるカルトホラーゲーム』7選

プレイヤーを驚かすお化け屋敷的なものから、精神的に追い詰めるものまで様々な種類が存在するホラーゲーム。今回は、その中でもとびきり奇妙なグラフィックや特徴を持ちつつ、まだ多くのユーザーに知られていない、カルトなホラーゲームをピックアップしました。

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プレイヤーを驚かすお化け屋敷的なものから、精神的に追い詰めるものまで様々な種類が存在するホラーゲーム。今回は、その中でもとびきり奇妙なグラフィックや特徴を持ちつつ、まだ多くのユーザーに知られていない、カルトなホラーゲームをピックアップしました。開発者の制作意図不明な『SAD SATAN』や、SF作家ハーラン・エリスンの短編小説『I Have No Mouth, and I Must Scream』をベースにしたもの、そしてPCゲームならではの演出を多様した『IMSCARED』など、ビジュアルや演出でアプローチを行った7タイトルをご紹介します。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

■『SAD SATAN』
開発元:不明 開発年:不明 機種:PC



――開発者の意図が一切不明のゲーム――
検索エンジンなどから検出されないDeep Web(深層Web)と呼ばれるアンダーグラウンドなシーンから発掘されたカルトホラーゲーム。所々に映画「ハンニバル」と思われる1シーンや英国NSPCC(全国児童虐待防止協会)の写真など様々な写真が所々に表示される不気味な道を歩き続けるというもので、作者の意図や正確なタイトルなどが一切不明です。また海外サイト Reddit では様々な考察が展開されていました。入手とプレイにはTor(The Onion Router)などのツールが必要なことに加え、ファイルには何が仕組まれているのかわからないことから自己責任でと呼びかけています。

■『I Have No Mouth, and I Must Scream』
開発元:The Dreamers Guild 開発年:1996年 機種:PC/iOS/Android



――原作者ハーラン・エリスンが出演するホラーゲーム――
1996年10月に発売されたPC向けポイント・アンド・クリック式のアドベンチャーゲーム。SF作家ハーラン・エリスンの短編小説「おれには口がない、それでもおれは叫ぶ」(ハヤカワSF文庫『死の鳥』に収録)を原作としたタイトルです。あらすじは、第三次世界大戦のために作られたマスターコンピューター“AM”が自我を持ち、人間を憎んだことから5人を残し人類を絶滅させ100年以上続く拷問の最中にAMからゲームがもちかけられるというもの。なおマスターコンピューターAMの声は、原作者であるハーラン・エリスン氏自身が担当しており、作家の肉声が聴ける珍しい作品です。現時点で Steam GOG.com Google Play iTunes Storeにて販売されているため入手は比較的容易です。

■『スウィートホーム』
開発元:カプコン 開発年:1989年 機種:ファミコン



――人気シリーズの原型ともなったタイトル――
カプコンが1989年12月に発売した、伊丹十三総指揮/黒沢清監督の映画『スウィートホーム』を原作としたファミコン用ホラーRPG。あらすじは、映画原作と同じく有名な画家である間宮一郎の未公開作品を取材するために間宮邸へとやってきた5人のテレビ取材班が、悪霊と化した間宮夫人によって閉じ込められてしまい力を合わせて脱出を目指すというもの。同社の『バイオハザード』の原型と言えるようなゲームシステムを持ち合わせており、脱出した人数によって変化します。バーチャルコンソールなどで配信されていないため、実カセットを入手する必要がありますが、価格を無視すれば比較的手に入りやすいタイトルです。

次ページ: 90年代の粘土人形カルトホラーからSteam配信中の深層Webハッキング系までを紹介!
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