日本とは打って変わってアメリカのカルフォルニア州サンディエゴで毎年行われる「McKamey Manor」は、臓器摘出を目的にイカれた集団に誘拐され、そこから脱出しなければならないという設定から始まるホラーアトラクションです。

拘束された状態からイカれた集団に血糊をかけられたり、蛇の入った箱に頭を入れられたり、謎の汚物が溢れた水に顔を押し付けられる他、目の前に電動ノコギリが近づいてくる拷問など、日本なら問題になりそうな恐怖の数々が体験できます。

価格は無料ですが、非常に人気のため予約なしでは参加できないとのこと。なお、ほぼ拷問のためか参加の際には一切の抗議を行わない有無を約束させる同意書へのサインと参加者の健康状態の確認などが必要となるそうです。
参加時間は4時間から7時間ほどで、今まで誰一人としてゴールまで辿りつけた参加者はいないとのこと。なかなかリタイヤを受け入れてもらえないので、参加を希望される際はご注意ください。
9月25日から11月の初頭までオープンされるアメリカのカルフォルニア州タスティンの「The 17th Door」は、入場者の半数近くがギブアップするほどの恐怖を味わえるホラーハウスとして有名です。

舞台は女学生が自殺したとする架空の医大で、彼女の苦悩を来場者が追体験していくというもの。ゲーム『サイレントヒル』を思わせるような奇怪な部屋の数々の他、いたるところから出現し、際限なく追いかけてくる血まみれのスーツアクターなど、休む暇もありません。

ステージは参加者が架空の設定を解説されたのち、それぞれが狭い部屋に閉じ込められるところからスタート。部屋から脱出した瞬間、ピエロが笑いながら延々追いかけてくる場面や、生きたゴキブリだらけのエリアや磔にされた女性がいるエリア、突如発泡が行われるエリア、豚の剥製を被った裸の男が出現し舐め回してくるなど、かなりの狂気が味わえるようです。
助かる方法はキーワードを叫ぶ以外にないとのこと。通常チケットは21ドル、VIPチケットは25ドルとなっています。
イギリスのロンドンにある「The London Dungeon」は、イギリスでも人気のホラーツアーの“てい”で進行。ロンドンの血なまぐさい歴史にスポットを当てたホラーテーマパークです。
ここでは役者による生の演技を目の前に、切り裂きジャックやソニー・ビーン一家など有名かつ血なまぐさい歴史のいちページを体験できます。
イギリスのバークシャーで開催される「Zombie Shppping Mall」は、閉鎖されたショッピングモールを利用したアトラクション。参加者はボランティアの潜入部隊員となり、迷路のようなショッピングモールの中で、エアガンを片手にゾンビと戦いながら様々なミッションをこなして行くという内容です。

ゾンビはオーソドックスに動きの遅いものから、走りだすもの、耐久度の高いものまで多種多様。信じられない数のゾンビと戯れることができる本アトラクションは週末のみの開催、かつ3時間で139ポンド(約2万5千円)となかなか高額ですが、非常に人気のため予約必須です。

日本のホラー作品が人気を博しているインドネシアでは、「RUMAH HANTU JEPANG Petak Umpet」が夏限定で開催。「かくれんぼ」をテーマに自ら少女の霊を鎮めるべく恐怖に飛び込んでいかなくてはならない、とのこと。

アメリカのニューヨークでテーマごとに内装が大きく変わる「NIGHTMARE HORROR SHOW」では、ハロウィン限定で「Killers: a Nightmare Haunted House」と題したイベントが開催されます。このイベントでは実際に存在したジョン・ウェイン・ゲイシーやエド・ゲインなどの殺人鬼に変装した役者が登場し、彼らの部屋を再現した部屋を覗くことができます。
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装いを楽しむハロウィン以外にも恐怖を体験するハロウィンも新鮮で面白いかもしれませんね。