これは海外メディアPolygonの記者がニューメキシコ州アラモゴルド市内の埋め立て地より報じたニュースで、悪名高いクソゲー『E.T. The Extra-Terrestrial』のボックスとカートリッジ。プロジェクトチームは地下にさらなるカートリッジが埋まっているものと見て作業を継続しているもようです。Polygonの記者が投稿したイメージからはAtari 2600版『Centipede』らしきボックスも確認できます。
1982年にAtari 2600へ発売されて以降、史上最高のクソゲーとしていまだ米国では名が知られているゲームタイトル『E.T.』。映画とのタイアップを見込み大量生産したものの全く売れず、アタリショックやAtariの倒産を引き起こした要因とのまことしやかなウワサ話も伝えられてきました。在庫が大量に余ったため、セミトレイラートラック14台でアラモゴルド市内の埋立地に埋められたというのが都市伝説「Atariの墓」で、今回の検証によりその伝説は真実となったようです。
検証ドキュメンタリーのディレクターZak Penn氏は「みながここに来てくれて本当に嬉しいよ」とコメント。「もし全くなにも見つからなかったら、それがドキュメンタリーの焦点となっていただろう。もし掘り起こして『E.T.』のゲームが見つからなかったらどんな酷いことになっていたか。そうならなくて嬉しいよ」と安堵の様子を見せています。
開発者よりわずか5週間で開発されたと伝えられ、ゲーマーたちからは史上最悪のクソゲーとして語り継がれ、大量生産により売れ残ったカートリッジは20年以上も日の目を見ず地下に埋もれていた『E.T.』。このカートリッジが現在も動作するのかなど気になるニュースはまだ続きそうですが、ひとまず彼らの生還を祝福したいところです。
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