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【BitSummit 14】ご当地妖怪を封印していく位置ゲー『47妖怪(仮称)』が登場

supernova、すずな、SOKUDE GAMESはBitSummitで、スマートデバイス向けのGPS連動ゲーム『47妖怪(仮称)』をプレイアブル展示しました。

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supernova、すずな、SOKUDE GAMESはBitSummitで、スマートデバイス向けのGPS連動ゲーム『47妖怪(仮称)』をプレイアブル展示しました。

本作はいわゆる「位置ゲー」で、プレイヤーの目的はお供の妖怪カルラと共に、日本全国の暴れる妖怪を封印して味方にしていき、最終的に「やまたのおろち」を封印して、世界に平和をもたらすこと。実際に日本全国を移動するか、ゲームプレイで獲得される移動ポイントを消費してキャラクターを移動させ、「ご当地妖怪」と対峙していきます。

妖怪は全国47都道府県にちなんだオリジナル妖怪で、愛媛県ならみかん妖怪の「みかとかんた」、宮城県なら笹パンダがモチーフの「わたぱんだ」など。いずれも万人向けの可愛らしいデザインです。これ以外に日本の伝統的な妖怪も登場する予定です。

ゲームは大きく、カルラが地方の特産品をベースとしたフードを集めるモードと、妖怪とのバトルモードの繰り返しで進んでいきます。フード集は、カルラをパチンコのようにはじき飛ばして、制限時間内にできるだけ多くのフードを集めるアクションゲーム形式。『アングリーバード』などと異なり、3Dのリアビュー視点になっている点が特徴です。

集めたフードを味方にした妖怪に上げると、妖怪が成長していきます。バトルモードでは最大4体の妖怪でチームを組み、ご当地妖怪にうまくぶつけて囲むと、相手のHPが軽減していきます。最終的にゼロにすると封印完了となり、味方にできます。

supernovaは全体のストーリー、妖怪、ミッション、フードなどの企画全般。すずなはサーバサイドの開発。SOKUDE GAMESはクライアント開発を担当。中でも企画担当のsupernovaは、GPSゲームの開発が今作で8作目となります。京都松竹撮影所・立命館大学とコラボしたRPG型GPSゲーム『京都妖怪絵巻・妖怪討伐師育成講座』は京都ならではの伝承を取り入れた意欲作。日本のベンチャー企業としては珍しく、GDC2012でも「京都でロケーションベースのGPSエンターテインメントを生み出すには」として講演しています。

もっとも代表の殿岡康永氏は「これまで手がけてきたのは、どちらかというと『GPSエンタテインメント』で、本格的な『GPSゲーム』はこれが初めて。新ジャンルに挑戦していきたい」と意気込みを語っていました。

ちなみにビジネスモデルはF2Pのアイテム課金モデルですが、ゲームが有利になったり、フードがたくさん採れるなどで、ガチャは行わない方針とのこと。リリースは今夏を予定しています。まだまだGPSゲームは可能性が満ちた分野だけに、期待したいところです。
《小野憲史》
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