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【BitSummit 14】『Mighty No.9』から新作発表まで!二人三脚で進む稲船敬二とインティ・クリエイツの2Dアクション

3月7日、京都みやこめっせで開催された日本インディーゲームの祭典BitSummit MMXIVでは、コンセプトの稲船敬二氏が特別講演を行いました。

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3月7日、京都みやこめっせで開催された日本インディーゲームの祭典BitSummit MMXIVでは、コンセプトの稲船敬二氏が特別講演を行いました。

稲船氏と共に『Mighty No.9』を開発しているインティ・クリエイツの代表取締役社長の會津卓也氏と副社長の津田祥寿氏も登壇。Kickstarterで多額の資金を集めた『Mighty No.9』の開発状況と新作の発表が行われました。

まずは『Mighty No.9』の開発状況。支援者のフォーラムでの意見を取り入れながら、開発を進めているそうです。通常の開発と異なり、リリースされる前からユーザーのフィードバックが得られるのは貴重な機会であると、會津氏は語っています。

しかしながら、ユーザーの意見ならなんでも反映するわけではなく、重要な部分に関しては稲船氏にうよる判断がなされます。「稲船はどのくらい関わっているの?」と尋ねられることが多いそうですが、稲船氏によると「基本的にすごく口を挟む」とのこと。これまでのゲーム開発以上に意見をぶつけることが多いそうです。

次に先日、ラスベガスのD.I.C.E. Summitで公開された『Mighty No.9』のプレイ動画のロングバージョンが公開されました。稲船氏はインティ・クリエイツと頻繁にやりとりして、開発版を毎週プレイして意見を出しているそうです。カプコン時代にロックマンシリーズを共に制作してきただけあって、インティ・クリエイツには遠慮無く意見をぶつけることができると、稲船氏は述べています。



最後にインティ・クリエイツと稲船氏のタッグによる新作の発表が行われました。すでに報じられた通り、3DS向けダウンロードタイトル『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト』が、2014年の夏にリリースされる予定です。

本作はカプコン在籍時代の稲船氏と共に『ロックマンX2』や『ロックマン7』を開発した津田祥寿氏が温めていたもの。「ハイスピード、ハイテンション、そしてライトノベルのような世界観」をテーマにしていると津田氏は説明します。主人公のガンヴォルトは名前の通り、銃と電撃を操り戦います。2Dアクション初心者から上級者まで幅広く楽しめるデザインを目指しているそうです。

社長の會津氏によると、本作は予算がつかないため、津田氏が仕事の合間を縫ってコツコツと制作していたものだそうです。そのためどうやってリリースしたらいいものかと悩んだ末、稲船氏に相談しました。稲船氏は見せてもらったゲームに対して「アクションが古臭い」とバッサリ!そこから、自然と稲船氏がアクションの監修を務めるようになったそうです。

ロックマンシリーズ時代からの付き合いであるため、稲船氏は「津田が作るアクションは信頼している」とのこと。とはいえ、開発段階のものは電撃と射撃のバランスがよくなかったと振り返っています。信頼関係があるからこそ、「クソだ、ダメだ、イイネと気軽に言える」と稲船氏は話しています。

『蒼き雷霆 ガンヴォルト』は、BitSummitの会期中、インティ・クリエイツのブースにてプレイアブル出展されています。3月8日と9日は一般参加も可能であるので、一足早く触れてみたい方はぜひとも京都みやこめっせまで足を運んでみてください。
《今井晋》
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