人生にゲームをプラスするメディア

「1ドル払えばマリオがもっと高く飛べるようにしたらどうか」香港の投資家が任天堂のスマホ参入を促す書簡

香港に拠点を置くヘッジファンドのOasis ManagementのSeth Fischer最高投資責任者は任天堂に宛てた書簡で、スマートフォン市場への参入を促したとウォール・ストリート・ジャーナルやブルームバーグが報じました。

任天堂 その他
香港に拠点を置くヘッジファンドのOasis ManagementのSeth Fischer最高投資責任者は任天堂に宛てた書簡で、スマートフォン市場への参入を促したとウォール・ストリート・ジャーナルやブルームバーグが報じました。

「マリオやドンキーコングで育った人たちが、今やスマートフォンで時間を費やすようになり、その市場は10兆円規模にまで成長しています」とFischer氏は書簡で述べ、多くの資産を持つ任天堂はこの市場に参入しても十分戦える位置にあると促しました。

「任天堂が適切な開発チームを用意すれば、ゲーム内課金のモデルで大きな収益性を得ることは可能だと信じています。99セントを払えばマリオがもっと高く飛べるような、ちょっと想像してみてください」

任天堂の岩田聡社長は1月末に開催した経営方針説明会で「多くのみなさんが『スマートデバイスのアプリとして任天堂のゲームソフトを移植すれば、ビジネスが拡大するはずだ』とおっしゃっているのですが、ハード・ソフト一体型のビジネスという任天堂の強みを活かせない場では、任天堂の目標とする規模のビジネスを中長期にわたって持続させることは困難ではないかと、私達は認識しています」と話し、直接的にスマートフォン市場でゲームを提供することを否定しています。

一方で岩田氏はスマートフォンをユーザーとの強い繋がりを構築するために活用する方針を示しており、精鋭チームを作り、年内にはスマートフォン向けアプリとして何かしらのサービスを開始するとしています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 日米における『星のカービィ』の印象は正反対?その理由を開発者が語る

    日米における『星のカービィ』の印象は正反対?その理由を開発者が語る

  2. 【特集】『星のカービィ』このカービィがかわいい!10選

    【特集】『星のカービィ』このカービィがかわいい!10選

  3. 【特集】『星のカービィ』シリーズ、絶対に忘れられないシーン10選

    【特集】『星のカービィ』シリーズ、絶対に忘れられないシーン10選

  4. 『MOTHER2』インパクトありすぎな敵キャラ10選

  5. 『星のカービィ スターアライズ』このコピー能力が強い!8選

  6. ポータブルゲーミングPC界に巨龍出現。MSI「Claw 8 AI+ A2VM」の進化した性能を徹底チェックしてお店で体感しよう

  7. 『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説

  8. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

  9. 『スプラトゥーン2』と『スプラトゥーン』の違い10選

  10. 『あつまれ どうぶつの森』定番からオンリーワンまで大集合!皆が付けた「島の名前」約60個を紹介【読者アンケート】

アクセスランキングをもっと見る