今回はみんなで鶴を折って千羽鶴の球体オブジェを作ろうという企画だったのですが、初日の午前中だけで200羽を突破するなど好調で、時間によっては参加者が座るスペースが足りなくなるくらい大繁盛していました。
一方、パリのNancy地区に拠点を置く日仏文化交流スペース「Espace Japon」では、初心者でも簡単にできる風呂敷包みをレクチャー。最近はレジ袋や紙袋の使用を止めるエコ文化の面からも日本の風呂敷が注目されているとのことで、ワインボトルや本など日常的な買い物で実践できる包み方のワークショップが行われていました。こちらは意外にも男性の参加者が多く、特に2本のワインボトルを一度に包める方法が好評のようでした。
また、ジャパンエキスポ運営のGOMA communication & marketingと一般社団法人武家文化研究会の合同プロジェクトチーム「JapanMoment実行委員会」では、会場の一角にヨーロッパの日本ファンに向け本格的な「体験」ができる日本文化パビリオンを開設。その中でヨーロッパ進出を図りたいアーティストや工芸士の作品を展示するとともに茶道や華道、浴衣の着付け、甲冑製作、民謡、水墨画など様々なワークショップを実施していました。私も実際に茶道のワークショップに参加してみましたが、簡易的な形式ではあったものの、ちゃんと炉を使って立てられた抹茶と茶菓子が参加者全員に配られ、作法の解説も全てフランス語で行われたりとかなり本格的でした。
印象的だったのは、全身アニメやマンガ、ゲームのコスプレで固めた若者達も積極的にワークショップに参加していたことです。気合の入ったコスプレイヤーが一所懸命に鶴を折っていたり、日本人の出展者と一緒に山形県の民謡「花笠音頭」(花笠踊り)を踊っている姿はどこかシュール。ポップカルチャーだけでなく日本文化全体に興味を持っている様子がうかがえました。
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
2025年12月に発売されるおすすめタイトル5選!『ポケモンZA』追加コンテンツに“HD-2D”の火付け役『オクトラ』シリーズの最新作など
-
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」あと5話をもって完結―最後は有馬記念、新たな勝負服姿のオグリキャップも
-
“DLC40種すべて入り”Switchソフト『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』がセール中!#Amazonブラックフライデー
-
宝多六花ら7名の“Y2K”ファッション新規描き下ろしイラスト!「グリッドマンユニバース」POP UP SHOP開催
-
「全世界“ガンダム”総選挙」中間結果の上位20機発表!「νガンダム」やSEED系、さらに「ジークアクス」からもランクイン
-
2025年ベストセラー総合3位に「ポケモン生態図鑑」!ポケモンごとの生態や行動の解説本がランクイン
-
パジャマ姿の「ちいかわ」が和菓子に!ハチワレ、うさぎたち3パッケージで贈る「食べマスあそーと」再登場
-
『アイドルマスター』如月千早が「THE FIRST TAKE」初登場!「約束」をスペシャルピアノアレンジで披露
-
Nintendo Switchの容量問題はKIOXIAの高速microSDが解決してくれました #Amazonブラックフライデー
-
11%オフで買える『ガンダムEXVS マキシブーストON』が“最盛期そのまま”楽しめる












