クレジットカード大手のMasterCard Worldwideも大きなブースを出展し、モバイルでの取り組みをアピール。その中心となるのはNFCを使った、スマートフォンによるワンタッチ決済です。MWCに合わせて発表された「MasterPass」は、同社のこれまでのモバイル決済の仕組みを進化させ、決済に留まらずショッピング体験全体を改善するシステムを目指しているようです。
ブースでは決済に関して、2通りのデモが行われていました。NFCタグを使って決済情報を交わすものと、QRコードを使って決済情報を交わすものです。
NFCタグを使ったデモでは、「Samsung Galaxy III」の外箱にNFCタグを貼り付けて商品に見立ててデモ。スマートフォンで箱をタッチすると、「MasterPass」が立ち上がり画面に商品の金額が表示されます。そこでユーザーが「承認」(Accept)をタッチすると自動的に登録済みのクレジットカードの処理が行われ、これで完了です。この間、数秒といったところでしょうか。
一方、QRコードを使ったデモでは、バス停のチケット売り場を再現。定期券販売に見立てて、その期間と金額が異なる4つのQRコードが掲示されていました。こちらを読み取ると、金額が表示。こちら「承認」(Accept)をタッチすると決済が完了しますが、決済が完了した情報をお店側に伝えるためのQRコードが表示されるので、これをお店の端末で読み取って貰う必要があります。こちらはお店で、お客さん自身がレジに並んでいる最中に、これを使ってレジ打ちをする、というような使い方が考えられているようです。最後に決済完了情報が入ったQRコードを一気に読み込むだけになるとレジ打ちの行列を緩和することに繋がりそうです。
「MasterPass」は単体のアプリではなく、各店舗が提供するアプリに組み込んで利用するライブラリのようなイメージのシステムだとのこと。
決済に加えて、「Connected Wallets」というシステムも提供されます。これは店舗が独自のウォレットを持てる機能です。Facebook Creditやモバコインのようにウェブサービスが持っている仮想通貨を実店舗も持てるようになるというわけです。顧客とのエンゲージメントを高めるのには有用そうです。更に「MasterPass」では店舗がお客さんにメッセージを送ったり、特典プログラムを提供したり、決済の前後のユーザー体験を向上させる機能も提供するということで、クレジットカードの延長線上ではなく、ショッピング体験全体を改善するという方向性になっているようです。
「MasterPass」は3月からカナダとオーストラリアで開始。現在のところ日本での提供開始時期は示されていませんが期待したいところです。
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