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【MWC 2013】表は液晶、裏はE-ink、ロシア発のスマホ「Yota Phone」に触れた

ロシアのYota Devicesが昨年末に発表したスマートフォン「Yota Phone」が、バロセロナで開幕したMobile World Congressにて初公開されました。

モバイル・スマートフォン Android
表面の様子
  • 表面の様子
  • 裏面の様子
  • どんな画面でも表示可能
  • ブースは独特の雰囲気
ロシアのYota Devicesが昨年末に発表したスマートフォン「Yota Phone」が、バロセロナで開幕したMobile World Congressにて初公開されました。

「Yota Phone」の特徴はデバイスの両面に画面が備わっていること。表面は4.3インチのLCDディスプレイ、裏面は4.3インチの電子インクディスプレイとなっています。バッテリー消費を極端に抑えられる電子インクを利用することで、単なる2画面の携帯電話とは異なる利用方法が考えられそうです。



MWCの会場では世界初公開のデバイスを1台だけ展示。「まだ開発中」とのことでしたが、双方の画面を連携させる使い方を体験できました。表面は一般的なAndroidスマートフォンと変わらない雰囲気ですが、その画面を裏面にタッチ一つで焼き付けられるのが特徴。例えば好きな画像を表示しておいたり、天気予報や今日のスケジュールを表示しておいたり、といった用途がありそうです。また、友達に何かを伝える際にも便利そうです。

様々なノーティフィケーション(通知)を受ける画面としても裏面は有益そうです。例えば、不在着信、テキストメッセージ、ソーシャルメディアのアップデート、メールといったものも、裏面を広く使えることで、便利に受け取れます。

もちろん、電子インクディスプレイということで、Kindleのように読書など長期間ディスプレイを眺める行為に対しても役立ちます。

OSはAndroid 4.2 Jelly Beanを搭載。CPUはクアルコムのデュアルコア1.5GhzのSnapdragon MSM 8960。メモリは2GBのRAMが搭載され、保存領域は32GB/64GB。重量は140グラムほど。表面の液晶はジャパンディスプレイ製で、周辺の設計はエプソンセミコンダクターが行ったそうです。発売は2013年後半。
《土本学》
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