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【ロコレポ】第3回 『疾風のうさぎ丸 -恵みの珠と封魔の印-』はファミコン世代必携のアクションパズル

ファミコン時代のアクションパズルゲームって、今から考えると難易度の高い作品が多かったですよね。そもそもクリアを前提にしていないのではと思いたくなるほど難しい謎解きがあったり、当時のファミコン少年は苦労してプレイしたものです。

任天堂 3DS
インサイド読者のみなさま、Here we go!ゲームライターのロココ試作型です。ファミコン時代のアクションパズルゲームって、今から考えると難易度の高い作品が多かったですよね。そもそもクリアを前提にしていないのではと思いたくなるほど難しい謎解きがあったり、ネットで攻略法を調べることができなかった当時のファミコン少年は苦労してプレイしたものです。

今回のロコレポは、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『疾風のうさぎ丸 -恵みの珠と封魔の印-』のプレイレポートをお届けします。

『疾風のうさぎ丸』は、アークシステムワークスから『ニンテンドーeショップ』で配信中のアクションパズルゲームです。主人公のうさぎ丸を操作してモノノケから村人達を救出し、うさぎ地蔵まで導くのがゲームの目的になります。

■基本的に一発死
うさぎ丸や村人はモノノケに接触すると、一発でゲームオーバーになります。ファミコン時代のアクションパズルではよくある仕様ですが、最近では珍しいかもしれませんね。

■うさぎ地蔵に帰るまでが遠足
苦労して村人の場所に辿りついて縄をほどいても、まだ安心はできません。村人はうさぎ丸ほど軽快には移動できないし、モノノケが近づくとその場にしゃがみこんでしまったりします。途中でアクシデントがあれば、ゲームオーバーになることも。うさぎ地蔵まで、やさしくエスコートしてあげることが求められます。

■岩の置き方を間違えたら、問答無用でクリア不能に
岩の配置や進行方向を失敗すると、もうそのステージはクリアできなくなることもしばしば。いわゆる、「詰み」の状態ですね。ただ、すばやくリトライが可能なので、あまりストレスを溜めずにプレイすることができます。

■全体的に懐かしいテイスト
ゲームシステムとしてはナムコの『バベルの塔』や、ファミコン屈指の高難度アクションパズルとして知られたテクモの『ソロモンの鍵』を彷彿とさせます。また作品の雰囲気は、UPLの『忍者くん』シリーズやカプコンの『大神』を何となく思い出しました。このあたりの作品が好きな方なら、楽しめるのではないでしょうか。

■ステージ数は全部で60
体験版では少ししかプレイすることができませんでしたが、製品版では全部で60のステージが用意されています。1ステージあたり約8.3円と考えたら、とってもお得な気がしますね。

■まとめ
『疾風のうさぎ丸 -恵みの珠と封魔の印-』は、とても懐かし可愛い、アクションパズルゲームの傑作という印象です。体験版をプレイして楽しかったので思い切って製品版を購入しましたが、見事に当たりでした。ステージは進むごとに難しくなるので簡単にはクリアできませんが、それでも再挑戦したくなる不思議な魅力がありますね。そういえば昔のゲームって、クリアできなくてもまた頑張って挑戦してたな~。と、懐かしいプレイ感覚に浸ることができました。これからもちょっとした合間に起動して、全ステージクリアを目指したいと思います。



『疾風のうさぎ丸 -恵みの珠と封魔の印-』は、アークシステムワークスから価格500円(税込)で好評配信中です。

(C) 2012 FK Digital (C) ARC SYSTEM WORKS
《ロココ試作型》
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