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これが今までのブラウザゲームへの回答だ ― 『時空覇王伝』の魅力溢れるシステムとは

9月4日にASJのブラウザシミュレーションゲーム『時空覇王伝~The story of chrono heroes.~』が待望のリリースを果たしました。CBTから3ヶ月程度という期間を経て、最高の状態にブラッシュアップされているという本作のシステムを余すところなくお伝えします。

ゲームビジネス 開発
9月4日にASJのブラウザシミュレーションゲーム『時空覇王伝~The story of chrono heroes.~』が待望のリリースを果たしました。CBTから3ヶ月程度という期間を経て、最高の状態にブラッシュアップされているという本作のシステムを余すところなくお伝えします。

「CBTの時点とは別の作品といって良いほど、良い作品に仕上がっている」「ロンチ時では100点の状態でお客様にプレイして頂ける」と本作の出来に自信を見せたのは、本作の開発運営を行うASJの仁井氏です。仁井氏のコメントとあわせて、「いままでのブラウザゲーム」とは異なる魅力的な特徴をご紹介しましょう。

■既存のゲームとは違うオリジナルの舞台設定
今までのブラウザシミュレーションゲームを思い浮かべてもらうと、たいていは「三國志」だったり「戦国時代」「幕末」といった、実際の歴史に沿った舞台設定やキャラ設定になっている作品が多かったと思います。一方で、本作では完全オリジナルの舞台を1から構築しています。

物語は「時空帝国」と呼ばれる平和な世界からはじまります。「時空帝国」は地球のように有限の世界ではなく、「増時の儀式」という儀式を行うことで、無限に領土を拡大し、栄華を誇っていました。ところが、その平和な世界に突如「暗黒帝国軍」が侵略を開始してきます。奇襲のような形で攻め入られた「時空帝国」は壊滅寸前の危機に陥ります。

その危機に対抗すべく立ち上がったのが、「十英雄」と呼ばれる本作のメインキャラになります。彼らは時空帝国を救うべく決起しました。それだけではなく、自分の力で時空帝国を平定させたい、覇権を取って国を治めたいと考えて戦っています。

プレイヤーは「十英雄」の1人に仕える「時空豪族(=領主)」として、この戦乱の世に参加します。個人でトップを目指すもよし、仕える「十英雄」の勝利のために尽くすもよし、所属する連合の勢力拡大を目指すもよし、と自ら目標を定めて、戦いへ乗り出すことができます。

■登場キャラは偉人から創作物の登場人物までを網羅!
では、主人公が仕える「十英雄」とはどのようなキャラなのでしょうか。舞台がオリジナルだからといって侮ることなかれ。なんと、歴史上の人物から偉人といった実在の人物から、小説などの創作上の人物までもが登場します。「十英雄」以外の英雄も全て彼らで構成されています。

《十英雄》
・卑弥呼(黄の時空)
・シーザー(白の時空)
・チンギスハン(藍の時空)
・カメハメハ(緑の時空)
・徳川家康(灰の時空)
・坂本竜馬(橙の時空)
・マリーアントワネット(紫の時空)
・グラント将軍(黒の時空)
・アーサー王(赤の時空)
・曹操(藍の時空)

彼らがプレイヤーの仕えることになる英雄です。他にも、ベートーベンやモーツァルトといった文化系偉人から、戦国武将、アルセーヌ・ルパンやシャーロック・ホームズまでもが登場します。「世界三大美女VS新撰組」といった戦いもできるということです。

戦闘システムについては後ほど細かく解説しますが、本作はそれぞれの英雄のカードをもとにデッキを組み合わせて部隊を作って戦うシミュレーションゲームになります。「英雄召喚」をすることによって新たなカードを獲得していきます。

それぞれのカードデザインは有名な絵師から同人作家まで、名前にこだわらず画力の高い作家を選んで描いてもらったということです。ただ、仁井氏は「カード型のシミュレーションゲームにおいては、絵のデザインが良いのはもはや当たり前」とし、「いかにゲームの部分で惹きつけられるかが重要だ」と語っています。

《カードデザインを担当した主な絵師》
・refeia氏・・・かぐや姫
・hayaken氏・・・呂布
・川人やすたけ氏・・・土方歳三



■気になるゲームの流れ
ここからは実際のゲームの流れを解説していきます。本作では

・平時・・・3日
・「時空戦」の準備・・・1日
・「時空戦」・・・2日

以上の6日間で1周期となります。まず、「時空戦」の行われない平時には、「時空城」と呼ばれる拠点での内政と、暗黒帝国軍との戦闘により「時空領地」を奪還していきます。暗黒帝国軍との戦いにより、レベルに応じて「錬金」用のアイテムや、武器防具、資源などが手に入ります。それらを使って自らの軍隊を強化していきます。また、「時空領地」を奪還していくことで、新たな時代(例:ローマ時代→戦国時代)に行けるようになり、その時代でも同じように「時空城」を作り上げていきます。最大で6つほど作成が可能です。



1日の準備期間を挟んで開催されるのが、「時空戦」です。自分の仕える英雄によって所属する時空が決定します。その時空同士の戦いが「時空戦」です。平時は暗黒帝国軍とのCPU戦になりますが、こちらでは対プレイヤーとの戦いになります。「敵を攻撃」「敵の攻撃を防御」「拠点などの破壊」の3つ項目によりポイントが加算されていき、より多くポイントを奪った時空の勝利となります。



時空戦は1人でも戦えますが、「連合」という同じ「時空」同士で結成するギルドを組み、「連合軍」として攻略や防御といった作戦を、他のプレイヤーと共に実行していけるようになります。この連合リーダーや高レベルのプレイヤーを倒すことで、より多くのポイントを稼ぐことができます。

■時空戦のカギとなるシステムを一挙紹介
《防御》
「なぜ、丸見えの場所に城を築いて周りには何も置いたりしないのか?」という素朴な疑問から生まれたのが、「防御」というシステムです。自軍の拠点の周辺8マスには「地雷原」や「防御シールド」「落とし穴」といったオブジェクトを配置することが可能で、進軍してくる敵の兵力を削ることができます。また、8マス以外の場所に「伏兵基地」を設置すると、相手側がその近くに攻撃側が拠点などを作成しようとした場合にダメージを与えることができます。攻撃側は基本的にこれらのオブジェクトを視認できませんが、「偵察」スキルをもつ英雄がいれば確認することが可能です。また、偵察していることは防御側には知られません。



《迎撃》
さらに防御から一歩進んだ戦略として「迎撃」というシステムがあります。仁井氏は「なぜ守る側が黙って待っていなければならないのか?」と語っていたこのシステムは進軍してくる敵の軍に対して味方の軍から攻撃を仕掛けることができます。戦力差によってその場で敵を敗走させることもできれば、一定以上のダメージで「足止め」することも可能です。「足止め」が成功した際には、本来敵軍が到達予想時間よりも長くなるため、防御の態勢を整えることが可能です。なお、あまりに相手が強すぎる場合には足止めすらできないこともあります。

《陣形》
さらに時空戦のシステムに深みを加えているのが陣形の概念です。ゲーム内には10種の陣形が登場し、各軍に設定することになります。それぞれの陣形に相性があるので、仮に戦力で下回っていても勝利できる可能性がでてきます。相手がどの陣形を組んでいるかは、交戦開始まで分かりません。しかし、「迎撃」を行った際には相手の陣形が本拠地での戦いを前に知ることができます。攻撃側は一度陣形を決めると変更できませんが、防御側は可能です。「迎撃」を生かせば、効率的な防御陣形を敷くとこが可能になります。



また、陣形には「前衛・中衛・後衛」の3種の概念があり、それぞれの英雄には得意な位置が存在します。例えば弓の逸話で有名なウィリアム・テルは後衛が得意だったり、軍人や武将であれば前衛が得意だったり、適材適所で配置することで、本来以上に実力を発揮してくれます。さらに、拠点で増やすことができる「兵士」にも得意な位置が存在し、槍兵であれば前衛、剣兵であれば中衛、弓兵であれば後衛と、こちらも適材適所で配置する必要があります。

《地形の変化》
本作では、時空戦の度にマップの地形が変わります。川や山などは特定のスキルを持つ英雄がいない限りは通行不可となっており、地形から相手の進軍ルートを特定し、防御していくことも重要な戦略の1つです。

防御側は何もすることがなく、攻撃側ばかりが操作を行うという今までのゲームの傾向を大きく覆す、防御側も攻撃側と同じかそれ以上に操作を求められるシステムになっていることがお分かりいただけたかと思います。「よく考えて、よく動く」ゲームにしたいという開発陣の思いが、見事に昇華され、強いカードを揃えるだけでは勝てないような、緻密なゲーム設計になっています。

■時空戦は強制参加ではない ― より楽しく、長くプレイしてもらうために
しかし本作では、暗黒帝国軍と戦っている時空とは別の時空での戦いという設定のため、強制的に参加しなければならないということはありません。これは「参加できない人には参加できないなりの理由があり、ただ時間と金だけかければ圧倒的に勝てるようなバランスのゲームにはしたくない」という制作者の願いが込められています。

今までのゲームでは一部のプレイヤーが圧倒的に有利になり、強制参加で行われるイベントでは新規プレイヤーや操作出来ないプレイヤーが一方的にやられてしまうような「弱い者イジメ」も起こっていました。それを防ぐためにも、時空戦は午前10時~午前0時までの時間制限を設け、深夜帯にやり続けるプレイヤーが有利になりすぎないように配慮しています。他にも、前述の「陣形システム」や拠点を攻める際の攻撃側の拠点の設置数を制限するなどの配慮もなされています。

「いかに楽しく、長く、ゲームを続けてもらうか」ということを念頭に、ゲーム内の設定やバランス調整がされています。今までのゲームにありがちだった、「1日ログインできなかったら置いていかれてしまう」といったゲームとは一線を画す作りになっています。

『時空覇王伝』は基本プレイ無料で、絶賛サービス中です。なお、正式サービス開始を記念して、「スタートダッシュキャンペーン」が開催中です。初回の「時空戦」は9月12日、13日に開催されます。それまでにキャンペーンでお得なアイテムをゲットし、ライバル達に差をつけましょう。

《キャンペーン概要》
・開催期間:9月4日~9月30日
《キャンペーン内容》
・チュートリアルクリアで、英雄カードを召喚できる「特別召喚券(金)」を1枚と「特別召喚券(銀)」を10枚をプレゼント。
・TCをまとめて1,000円以上購入すると、初回時のみ「特別召喚券(金)」を3枚プレゼント。
・第1回時空戦に参加すると、英雄に装備できる「村雨(武器)」「星兜(防具)」をプレゼント。

登録は『時空覇王伝』公式サイトから無料で可能です。

今までのブラウザゲームに飽きてしまった人も、まだ経験したことない人にも楽しめる設定になっています。まさに「これまでのブラウザゲームへの回答」ともいえる本作を、ぜひプレイしてみてください。

(C) ASJ Inc. All Rights Reserved.
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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