スカラーシッププログラムはIGDAが全世界の学生会員に対して実施するもので、希望者は選抜のうえ、GDCやE3、チャイナジョイといった世界の主要ゲームイベント・カンファレンスの無料パスが授与されます。IGDA日本でも昨年のCEDECからプログラムを開始。本年度はCEDECと東京ゲームショウで合計12名が選抜され、6名がCEDECに参加しました。
スカラーにはCEDECのオールラウンドパスが支給されたほか、二日目の夜に開催されたCEDEC NIGHT、三日目の夜に開催された懇親会にも無料招待。また初日の昼休みにはプログラマー志望者向け、二日目にはプランナー志望者向け、三日目にはアーティスト志望者向けのメンターミーティングが開催されました。
メンターミーティングとは、現役のゲーム開発者と昼食を共にしながら、さまざまな質問や交流ができるというものです。プログラマー向けにはサイバーコネクトツーの渡辺雅央氏、プランナー向けにはゲームデザイナーの簗瀬洋平氏、アーティスト向けにはフリーランス編集者の尾形美幸さんと、バンダイナムコスタジオの金久保哲也氏が協力。第一線で活躍するゲーム開発者と直接話ができるとあって、スカラーにとっても大きな刺激となっていました。
スタジオツアーではマーベラスAQL、ユビキタスエンタテインメント、エンタースフィアの3社を見学しました。CEDEC組に加えて、TGS組のスカラーも希望者が参加しました。
マーベラスAQLはブラウザゲーム、コンシューマゲーム、さらにはDVDやミュージカルなども手がける総合エンタテインメントパブリッシャー。ユビキタスエンタテインメントはCEDEC AWARDS 2012のネットワーク部門で最優秀賞を受賞した「enchant.js」を生み出すなど、技術力に定評があります。そしてエンタースフィアは『煉獄のクルセイド』『地獄の軍団』など、コンシューマとソーシャルゲームの双方を手がけています。
マーベラスAQLでは人事・採用部門を統括する若井利仁氏から、ご自身の就職に関する経験を交えつつ、詳細な会社概要が説明されました。その後、社内の開発セクションを実際に見学。何十人もの開発者がワンフロアで仕事をしていたり、アミューズメント機のテスト用筐体がいくつも置かれていたりといった光景に、みな驚きを隠せない様子でした。
ユビキタスエンターテインメントでは、同社が制作にたずさわったタイトルのKPIデータを例に、ソーシャルゲームの運営に関して、ユーザー視点では得られない、掘り下げた説明が行われました。また会議室にミニ四駆のサーキットが設置されていたり、棚にレアもののホビーロボットが置かれているなど、自由闊達な社風が伺えました。
エンタースフィアではソーシャルカードゲームの講義や、『煉獄のクルセイド』におけるアートワークデザインについて説明を受けました。また社内の女性プログラマー、女性アーティストも参加し、スカラーとの質疑応答が行われました。クランチタイムにおける仕事の実情や、ソースコードでのコメントの書き方など、活発な質問がなされました。
スタジオツアー終了後は、喫茶店で簡単な懇親会が行われました。スカラーはCEDECやスタジオツアーでの思い出を語り合ったり、お互いに連絡先を交換するなど、さまざまな交流が続いていました。
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