カプコンは、『戦国BASARA』シリーズのファンイベント「戦国BASARA ファン感謝祭～BSR48開票の宴～」を東京・浜松町のメルパルクホールで開催しました。今回は昼の部の模様をお伝えします。
まずは48武将が登場する映像が流れ、会場からは大きな歓声が。続いて『戦国BASARA』シリーズのナレーション担当である渡辺秀雄さんと、シックな黒のタキシード姿に身を包んだ小林裕幸プロデューサーが登場。今回の総投票数が4万5541票だったと発表し、ファンに感謝を伝えます。
今回の「戦国BASARA ファン感謝祭～BSR48開票の宴～」のきっかけを尋ねられると、小林プロデューサーは「たまたまキャラクターが48人いて、どうやら巷では総選挙というのも流行ってるようなので」と笑いながら答え、一風変わった人気投票にするべくさまざまな工夫をこらしたと振り返ります。
さっそく開票へと移り、48位から11位までを一挙に公開します。ドラマCDへの出演抽選に入れる40位は最上義光、30位はまつ、20位は織田信長、10位は竹中半兵衛という結果となりました。中間発表から順位を変えたキャラも多く、意外な結果が発表されるたびに観客からは大きな喜びやため息などの歓声やあがりました。
10位以降の結果発表の前に、舞台「戦国BASARA3」より徳川家康役・広瀬友祐さん、石田三成役・中村誠治郎さん、伊達政宗役・久保田悠来さん、真田幸村役・細貝圭さん、片倉小十郎役・吉田友一さん、猿飛佐助役・村田洋二郎さんによるトークショーのコーナーへ。舞台出演が決まった時の感想について聞かれると、全員で「嬉しかったです！」と揃えるという息の合った様子をみせます。演じてみての印象について、広瀬さんは「家康は太陽みたいな存在だなと思いました。とくにセリフの一言目である“絆”をかまないように頑張りました」とし、中村さんは「殺陣が多くて体力的にも厳しかったけど、楽しかったです」と苦労を覗かせるほか、村田さんは「真田幸村を親のように見守ってくださいと言われたので、そうなるように演じました」とコメントしました。
ここで、完全新作舞台「戦国BASARA2」の決定が発表に。2012年5月より東京・大阪・名古屋の3都市で公演し、前田慶次役・伊坂達也さん、竹中半兵衛役・崎本大海さん、豊臣秀吉役・小田井涼平さんがシークレットゲストとして登場しました。伊坂さんは非常に緊張した様子ながらも前田慶次役に対する意気込みをファンへ伝え、崎本さんは「紫の仮面を作っています」と役作りを、小田井さんは豊臣秀吉役さながらの大柄な体格をそれぞれアピールし、舞台への期待が高まるところです。
また、武田信玄役・中村憲刀さん、上杉謙信役・AKIRAさん、かすが役・知念沙也樺さん、前田利家役・真佐夫さん、まつ役・別府あゆみさんといった新たなメンバーに加え、今回登場している6名も出演。チケットは2月13日より順次開始し、公演チケットと宿泊プランがセットになったJTBオフィシャルプランも用意されています。
再び順位発表に戻り、10位から8位までが決定したところで小林プロデューサーによる40位・30位・20位・10位からドラマCD出演者を決める抽選がおこなわれました。その結果、20位の織田信長が見事に権利を獲得。ちなみに中間発表で20位だった黒田官兵衛は、19位に上がったためにドラマCDのチャンスを逃し、順位を一つ下げた織田信長が権利を得るというゲームのような“不運ぶり”を発揮しています。7位から1位はほぼ中間発表から変わらずといった結果に。1位の伊達政宗は、2位の石田三成とは2000票以上の差をつけて6968票を獲得するという圧倒的な強さを見せつけました。
ドラマCDの出演者が決定し、ファンとしてはどのように手に入るのかが気になるところ。ここで、2012年夏に『戦国BASARA』シリーズ最新作となる『戦国BASARA HD Collection』がPS3に登場すると発表されました。ドラマCDは数量限定の特典となります。
後編に続く。
《近藤智子》
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