この調査は、2010年11月から12月にかけて実施されたもので、2月26日に任天堂から発売予定の「ニンテンドー3DS」の詳細が明らかとなる前に、“3D対応携帯ゲーム機”全般へのニーズについて、集計・分析されたものとなっています。調査対象は10~64歳の男女インターネット利用者で、有効回答数は10,005サンプルでした。
まず、今後1~2年以内に購入したい3D対応製品として当てはまるものを尋ねたところ、「3D対応携帯ゲーム機」は3.2%で、テレビ(6.0%)、ブルーレイレコーダー(3.9%)に次ぐ高い割合でした。なお、今後のライバルと目されるスマートフォンは、購入意向で10.5%とやや大きな差がでました(iPhoneの場合)。
3D対応携帯ゲーム機の購入意向を性・年代別に比較すると、携帯ゲーム機非利用者を含む一般の回答者では男性、特に年代が若いほど購入意向が高いことが明らかになりました。携帯ゲーム機利用者中の購入意向者の割合で見ると、20代男性が12.2%で最高。また、30代男性(10.6%)や40代男性(10.9%)も、10代男性の購入意向である9.5%を上回っていました。
3D対応携帯ゲーム機の購入意向を、現在利用しているゲーム機別に比較すると、「ニンテンドーDS」の利用者(8.4%)よりも、ライバル機である「PSP」の利用者(11.5%)のほうが高いという意外な結果に。
また、「PS3」「Xbox 360」の利用者(12.1%、16.9%)など、据置ゲームの利用者のほうが携帯ゲーム機の利用者よりも購入意向が高いという結果も出ています。ソフト頻度別に比較すると購入頻度の高い人ほど購入意向が高く、特に年に6本以上の購入者では29.5%もの割合に達しました。やはりまだ3D対応携帯ゲーム機は、ヘビーなゲーム利用者でないと、明確に購入を表明するには至っていないのかもしれません。
3Dゲーム機の購入意向を、「ふだんゲームを利用している方法」別に比較すると、「ゲーム機で遊ぶ」(6.6%)よりもむしろ「スマートフォンで遊ぶ」(7.7%)「タブレット端末で遊ぶ」(9.5%)人のほうが購入意向が高いことも判明しました。また、「ゲームセンターで遊ぶ」が11.7%と、「ゲーム機で」の2倍近い、高い購入意向を示している点も注目でしょう。
なお、3D対応携帯ゲーム機の購入意向を携帯ゲーム機の利用者に絞り、「現在利用しているゲームジャンル」別に比較すると、シューティングゲームの利用者が22%で1位になりました。
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