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偽ファミコンゲームにご用心 ― 海外『MOTHER』ファンの受難

偽物のファミコンゲームを掴まされないためには注意が必要なようです。

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偽物のファミコンゲームを掴まされないためには注意が必要なようです。

海外の『MOTHER』ファンサイトEarthBoundCentralは、横行する偽物のファミコンカートリッジに警告を発しています。

初代『MOTHER』は北米では『EarthBound』というタイトルで発売が予定されていましたが、諸事情によりお蔵入りに。後に『EarthBound』というタイトルは北米版『MOTHER2』に流用されたため、海外のファンサイトでは幻の北米版『MOTHER』を『EarthBoundZero』(以下『Zero』)と呼んでいます。



オークションサイトでは「回収を免れたプロトタイプ」と称する『Zero』のカートリッジが時折出品されていますが、EarthBoundCentralはそのほとんどがフェイク、すなわち偽物であると指摘します。



同サイトには偽カートリッジの出品を見た人が「ヘイ、こんなものを見つけたよ。これは本物のプロトタイプで合法なものなのかい?」と問い合わせてくるメールが途絶えないそうです。

本物のプロトタイプ『Zero』はわずかに5本が存在を確認されています。1本は任天堂オブアメリカ(NOA)の内部に保管され、残る4本が外部に流出、コレクターの手に渡りました。

当初は単にテキストを置き換えただけのハック版ではないかという疑いももたれましたが、日本版『MOTHER』にないメニュー項目が存在する、商標に引っかかる敵の名前が変更されている、教会が城に差し替えられている、エンディングが一部違うなどの点から本物の流出であることが確認されてからはファン垂涎のアイテムに。最初は100ドル(約8300円)で取引されたものが、現在は1500ドル(約12万円)にまで値上がりしています。4本の『Zero』はコレクターの間を転々とし、いずれも現在の所有者は不明であるとされています。

元雑誌編集者が出品したものや、元NOAの従業員から買ったジャンク品の中に入っていたなど流出経路は様々ですが、基盤がむき出しの裸カートリッジだったり、手描きで『EarthBound』と書かれたラベルが貼られているなど、商品としての体裁が整っていないことが共通しています。

しかしオークションに出品された偽物には美しいラベルが貼られており、中には初代『MOTHER』には登場しないポーラのイラストが描かれたものまで存在しているそうです。

偽カートリッジは400ドル(約3万3000円)もの価格で取引されたものもあるそうですが、これらは再生品(リプロダクション)であり、5年前後で記録された内容が消えてしまう、とEarthBoundCentralは警告します。

未発売のレアものとなるとマニア心をくすぐるものですが、うまい話はなかなか転がっていないといってもよいようです。
《水口真》
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