皆さんにとって「癒し」とは、どのようなものでしょうか?ストレス解消には色々な方法があると思いますが、ご存知の通りゲームをプレイすることは良い方法ではないでしょうか。
放っておいても、忙しさはどこからかやって来ます。そんな毎日に追われているばかりでは、心の休まる時間がありません。
本記事では、そんな日常を少しだけ癒してくれる、心がじんわり温まる癒し系のインディーゲームを5作紹介したいと思います。ゲームをしているときだけは日常の喧騒を忘れて、心穏やかな時間を過ごしてくださいね。
◆『Stray』(ニンテンドースイッチ/PS4/PS5)

飼い主からはぐれた猫になって、廃墟となった都市から脱出しましょう。『Stray』は三人称視点で猫を操作して、奇妙な街を探索するアドベンチャーゲームです。
まず、なんといっても猫の可愛さに目を奪われます。そんな「可愛い猫になれる」という体験が可能なのが、本作の一番の魅力です。
また、猫の視点なのでメインカメラがやや低く、人間の視点からは味わえない臨場感が楽しめるのも嬉しいポイントです。猫の背中越しに眺める世界は、驚くほど新鮮。しなやかな躍動感と、足元から見上げるサイバーパンクな街並みの対比が、非日常の旅へと誘ってくれます。


お猫さまの可愛さも素敵ですが、街並みも独特の世界観を放っています。この町並みの中で自由に屋根に登ったり、塀の上を走ったり、リアルな猫の散歩を実際に味わえるのが楽しいポイントです。ときには街の住人とコミュニケーションを取ったりすることもできて、それがまた温かい気持ちになれます。


気ままに過ごす猫になる体験が楽しすぎて、非常に癒される本作。脱出という目的はあるのですが、広い世界をただ歩いているだけでも楽しくて、ついつい寄り道しがちになってしまいます。
クエストを忘れて爪とぎに没頭してしまうなど寄り道も楽しい本作。クリエイターより猫の数が多いという素敵なチームが手掛けたこの作品、ぜひ体験してみてください。
◆『Little Kitty, Big City』(ニンテンドースイッチ/PS4/Steam)

『Little Kitty, Big City』はマンションのベランダから落っこちてしまった猫が、自宅へ帰ることが目的のアドベンチャーゲームです。
家に帰らなければならないのですが、好奇心旺盛な子猫は街の中を冒険し始めてしまいます。人間たちにいたずらをしたり、街をうろついて探索したりと、オープンワールドのフィールドを自由に探索することができるのが楽しいポイントです。


本作の魅力は、デフォルメされた世界観です。猫はオーバーアクション気味でキュートなアクションを見せてくれます。植木鉢を叩き落とす、鳥に飛びかかる、温かい床の上でぐっすり眠る……とても可愛いシーンが満載です。
絵本のような街並みで繰り広げる、気ままな冒険。人間への小さないたずらや、個性豊かな動物たちとの出会いに、思わず顔がほころびます。


可愛さ満載の猫ゲーム『Little Kitty, Big City』、癒し効果は抜群です。2026年6月18日にニンテンドースイッチのパッケージ版のリリースも発表されました。あなたも子猫になって、この世界を冒険してみませんか。
◆『Venba』(ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam)

『Venba』は、1980年代にカナダに移住した家族の半生を追体験するパズルアドベンチャーゲームです。引っ越しの際に、破損してしまったレシピを復元していくことが目的となっています。
立ち上るスパイスの香りと共に、解き明かされる家族の記憶。欠けたレシピを埋めていく作業は、異郷で懸命に生きた人々の心に触れる、優しい時間になるはずです。


作品に登場するのは、厳選された本格的な南インド料理ばかり。しかしレシピ帳は一部が読めなくなっているため、材料や調理手順を推理しながら調理を進める必要があります。様々な家庭の問題が発生する本作では、プレイヤーである母親の料理が重要な鍵となりそうです。
また、家族との会話は選択式となっており、選んだ選択によって様々な展開が待ち受けています。


家族の絆と、それを影から支える料理をテーマとして描かれた本作。人間ドラマを楽しみたい方も、料理の再現に情熱を注ぎたい方も、ぜひプレイしてみてください。料理を通じて、きっと温かい気持ちになれるはずです。
◆『Botany Manor』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam)

『Botany Manor』はヴィクトリア時代の英国式庭園を舞台とした、一人称視点の探索&パズルゲームです。1890年の英国サマセット州のマナーハウスで、希少な植物を種から育てる方法を模索することが目的です。


プレイヤーは、美しい庭園と邸宅を探索しつつ、種を育てて花を咲かせる条件を探し出さなくてはなりません。デスクに置かれた新聞や写真の裏書きなど、配置されたヒントに目を通して、適切な室温や配置場所の正解を考えていきます。
静寂に包まれた英国庭園で、時を忘れて花々と対話する。屋敷に遺された断片的な記憶から花を咲かせる体験は、慌ただしい日常を忘れさせてくれる極上の休息です。


美しいグラフィックと神秘的な庭園が印象的な本作。雰囲気を味わうのも、本気でゲームを解くのも、どちらも楽しめる一作となっています。この世界観に浸るだけで癒し効果がありそうですから、気になる方はぜひ迷い込んでみてください。
◆『Neva』(ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam)

『Neva』は主人公のAlba(アルバ)と、オオカミのNeva(ネヴァ)が滅びゆく世界を冒険しながら、成長と絆の物語を描いていくアクションアドベンチャーゲームです。
ゲームはサイドビューの2Dアクションゲームですが、圧巻なのはそのグラフィックの美しさ。絵画のようなグラフィック、グラデーション豊かな配色、クリーチャーデザインや背景美術など、高品質なアートに心奪われてしまいます。
また、全編を通して非言語的な物語でストーリーが展開されるのも特徴的です。


高い崖を恐れるネヴァに優しく呼びかけたり、そっと抱きしめたりと、共に冒険を重ねていくうちに、ネヴァへの愛着が深まっていきます。また、二人で闇の勢力を倒すたびに花が咲き、自然が少しずつ戻ってきます。こうした演出も非常に美しく、作品への没入感を深めていくでしょう。
移ろう季節の中で育まれる、言葉を超えた絆。闇が晴れ、鮮やかな色彩が世界を取り戻していく瞬間の美しさは、幻想的で胸を打ちます。


美しいグラフィックに没入することができる本作。少しだけ日常を離れて、見知らぬ景色とバディ二人の関係性に癒されるタイトルに触れてみてはいかがでしょうか。
今回は心温まる癒し系のタイトルを5本、紹介しました。
猫になったり、料理を作ったり、花を育てたり、自然を元に戻したり……癒しの形は人それぞれだと思いますから、自分に合ったスタイルを選んでいただければと思います。
一作でも興味の湧いたタイトルはあったでしょうか?もしこの記事を読んで興味を持ってもらえたら、筆者としても非常に嬉しく思います。
それでは、良いゲームライフをお楽しみください。



















