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【Nintendo World 2011】岩田社長が助っ人で登場『nintendogs + cats』ステージプレゼン、新要素を訊く

3日間開催された「NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会」、最終日の最後に行われたのは『nintendogs + cats』のプレゼンテーションです。

任天堂 3DS
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3日間開催された「NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会」、最終日の最後に行われたのは『nintendogs + cats』のプレゼンテーションです。



ステージには『nintendogs + cats』プロデューサーである紺野秀樹氏が登場。『マリオカート』シリーズの偉い人!と言えばなんとなくどんな人が想像してもらえるのではないでしょうか。



「これから『nintendogs + cats』のプレゼンテーションを行おうと思っているのですが、今回の体験会で行われたプレゼンテーションがあまりにもハイレベルだったので私かなり不安になってきました。なので今日は助っ人を呼んでみようと思います。助っ人の方、よろしくお願いします」と紺野氏。



するとステージには岩田社長が登場。会場は「おおおおお!」と大歓声。まさかの岩田社長登場に全員が驚いた瞬間でした。ギャラリーも一気に増え、3日間で一番多く集まりました。

今回は岩田社長が紺野氏に話を訊くという形でプレゼンテーションが行われました。



■前作『nintendogs』よりパワーアップした点について
ニンテンドー3DSのスペックで毛並みがふさふさになりました。他にも前作では目は絵で描かれていたのですが、今回は眼球があるので視線が動くようになった点を語る紺野氏。他にもプロポーションも個体差があり、子犬や子猫の体格、模様など個性が出るようにバリエーションが増えています。

■どうして同時発売に『nintendogs』を選んだのか
かつてニンテンドーDSが発売された際に掲げられたテーマ「ゲーム人口拡大」がありましたが、今回も同じように幅広いお客様に楽しんでもらえるようなソフトを作りたいということで『nintendogs + cats』を同時発売ソフトに選んだと紺野氏は説明します。

選んだ理由はそれだけではなく「同時にソフトウェアメーカーの方々に早い段階で作っていただいています。ですから様々なジャンルのゲームが発売されていきますので、任天堂は幅広いお客さんにゲームを楽しんでいただけるように『nintendogs + cats』を選びました」と語ります。

ニンテンドー3DSではサードメーカーと足並みを揃えてスタートするということが岩田社長から以前にコメントがあり、従来であれば4タイトルを本体と同時発売していましたが今回が1タイトルのみ。どうして1タイトルだけなのか、その辺の理由はここにありました。



■すれちがい通信について
『nintendogs』で初めて搭載されたすれちがい通信ですが、『ドラゴンクエストIX』が上手に使って社会現象になったのは記憶に新しいですね。これは400万本を超える本数が売れてたくさんプレイしている人が多い状態だったということもあり、逆を言えばあまりすれちがえないゲームも多かったのも事実です。

紺野氏は今回ニンテンドー3DSの開発に携わって、「早い段階からすれちがい通信を標準機能にしたい」と提案。『nintendogs』では、ソフトが刺さっている状態ですれちがい通信モードにして本体を閉じて行う必要がありました。

ニンテンドー3DSでは、本体にセーブしておくことで10個・・・20個・・・と勝手に通信してくれます。結果は次にゲームを起動した時に反映されます。「すれちがい通信が起こったことは履歴に表示されたり、お知らせランプが点灯したいでわかるようになっています」と岩田社長が説明します。

■本体内蔵ソフトだけでもすえちがい通信が楽しめる仕掛け
それは『すれちがいMii広場』。自分のMiiをセットしておくと、持ち歩くだけでどんどん配信されます。Miiには簡単なメッセージと、最後に遊んだソフトの看板も表示されます。

さらに紺野氏の口から初出情報として、「すれちがい伝説」というゲームが出来るようになることが明らかにされました。これは集まったMiiでちょっとした冒険が出来るという内容。詳しい内容は秘密とのことです。



■カメラでプレイヤーを認識、写真撮影機能も搭載
今回はニンテンドー3DSのカメラを使って子犬が常にプレイヤーの顔を覚えてる機能が搭載。「声を掛けなくても顔を見せただけで近づいてくることも可能になります。反対に知らない人が近づくと吠えたりなども」と紺野氏。

他にも(ゲームの世界で)いつでも写真が撮れるようになりました。立体視のまま撮影しますので、写真も立体のまま保存されます。それはSDカードに保存され、交換することも対応しています。

■どうして「+cats」?
宮本さんがガーデニングを始めたら『ピクミン』が、子犬を飼い始めたら『nintendogs』が、毎日体重計に乗って記録を付けるのが面白くて『Wii Fit』が生まれたなどの有名な話ですね。

「3DS版『nintendogs』を作り始めた時期に宮本さんと一緒にご飯を食べているときに“最近子猫を飼ったんだよ”と話したんです。質疑応答でも話したことがあり、それだけで『nintencats』が来る!と言われたことがあります」と紺野氏。猫のゲームはそれだけ期待されていたということになります。

岩田社長は『nintendogs』が開発終わった時に議論し、『nintencats』や『nintenhorse』といったニンテンなんとかって付くだけで商品になりそうだという話があったと語ります。

馬は難しいかもしれませんが、猫は犬と並ぶくらいポピュラーですから、『nintencats』的な当時から事は考えていたようです。ただ猫バージョンを作ればいいのかといえば、そうでもなく。

「そういう中で宮本さんが“猫と犬が一緒の中で生活をしていると色んな発見があって面白いんだよ”と言ったんです」(紺野氏)

なるほど、それで『nintendogs + cats』になったのですね。

■AR対応しています
『nintendogs + cats』でもARに対応していることが明かされました。『ARゲームズ』ではMiiを表示させ、様々なポーズをしてカメラで写真を撮ることが出来ましたが、本作でも同じことが出来ると紺野氏は語ります。

『ARゲームズ』の話が出た中、どうして『ARゲームズ』や『顔シューティング』がニンテンドー3DS本体に内蔵されたのかも明かされます。

ニンテンドー3DSには裸眼立体視の他にも色々な新機能が付いています。これらをまず体験してほしいというの目標で『ARゲームズ』『顔シューティング』『すれちがいMii広場』などを内蔵させたと紺野氏。ただ初めから内蔵するつもりで作っていた訳ではないとも言います。これはかつて『ピクトチャット』が1本のソフトとして作られていたものの、内蔵させた方がいいという判断で標準搭載した例に似ていますね。



■最後に発売を楽しみにしている方へメッセージ
紺野氏:「もうすぐニンテンドー3DSが発売されます。立体視はもちろんですが、すれちがい通信やいつのまに通信など、新しい機能が入った新しい体験やイノベーションを楽しんでもらえるのではないでしょうか。発売日までお待ちください」

岩田氏:「この体験会では任天堂にとって今回初めての試みをいっぱりやりましたが、皆さんからたくさんの応援を頂き、商品の価値が伝わったという実感を我々も感じられて手応えを感じています。
ニンテンドー3DSが切り開く新しい可能を感じていただけたのではないでしょうか。発売まであと1月半ですが、ニンテンドー3DSをどうぞよろしくお願いします」



なお、本作は前作同様に3バージョン発売されます。『nintendogs + cats 芝&Newフレンズ』『nintendogs + cats トイ・プードル&Newフレンズ』『nintendogs + cats フレンチ・ブル&Newフレンズ』の3種類です。
(価格は各4800円)

『nintendogs + cats』は、2011年2月26日に発売予定で価格は各4800円(税込)です。
《》
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