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巧舟が語る『ゴーストトリック』・・・カプコン合同タイトルプレゼンテーション(1)

カプコンは、新宿のBATUR TOKYOにて今後発売予定の『ゴーストトリック』『ラストランカー』『ロスト プラネット2』の合同タイトルプレゼンテーションを開催しました。

任天堂 DS
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カプコンは、新宿のBATUR TOKYOにて今後発売予定の『ゴーストトリック』『ラストランカー』『ロスト プラネット2』の合同タイトルプレゼンテーションを開催しました。プレゼンテーションでは、それぞれのタイトルで責任者が登壇し、最新情報を説明していくというスタイルを取りました。

先陣を切ったのは6月24日発売予定のニンテンドーDS向け『ゴーストトリック』。登壇したのは竹下博信プロデューサー、そして巧舟ディレクターの二人です。

巧舟氏竹下博信氏


『逆転裁判』シリーズで知られる巧氏が手掛ける完全新作ということで期待される作品ですが、巧氏は「『逆転裁判』とは異なるミステリーを作ってみたいということで、5年前に『逆転裁判』が一段落した頃から作り始めた作品です。気付けば『4』から1年半以上、長い期間が経ってしまいましたが、その分密度の濃いゲームに仕上がってます」と自身の程を語りました。

人や物に「トリツク」そして「アヤツル」という能力を使って、死んでしまった人の運命を変えていくという一夜の物語が『ゴーストトリック』になります。今回はゲームの概要をおさらいしながら、「極上のミステリーを盛り上げるグラフィックとサウンド」について特に強調されました。

グラフィックは少し視線を引き、舞台を見るような形で展開されます。これは「逆転裁判とは違う見せ方」(巧氏)というところから生まれたものだそうです。ミュージカルの登場人物のように、画面上のキャラクターは表現豊かに動き回ります。キャラクターだけでなく、仕掛けや物なども同様です。常に飽きさせないアニメーション満載に仕上がっているようです。また、アニメーションはカプコンならではのコミカルさを備えて、楽しませてくれます。

また、サウンドは初代『逆転裁判』でサウンドを担当してシリーズ音楽の流れを決定づけた、杉森雅和氏が担当。落ち着いた曲調ながら、存在感のあるサウンドが印象的なものになっています。巧氏は「オリジナルの世界を作る力があるというのが印象に残っていて、新作にふさわしい方としてお願いした」ということでした。

楽曲をより楽しみたい方には豪華2枚組CDで全楽曲が収録された「オリジナル・サウンドトラック」がセットになったイーカプコン限定版がオススメです。価格も5555円と手ごろになってます。

通常版とイーカプコン限定版


最後にプロモーション施策も紹介されました。まず、現在公式サイトにてウェブ体験版が公開されています。更に時期は未定ですが、DSステーション、みんなのニンテンドーチャンネル、ニンテンドーゾーンでDSで遊べる体験版も配布されるとのこと。そして「GHOST Tweet」として巧氏がTwitterを開始。@takumi_gtでフォローできます。最新情報から日常のつぶやきまで配信するとのこと。

会場から最初のつぶやきを投稿しようとするも、なかなかうまくいかない巧氏。慣れないiPhoneで投稿にチャレンジです。


竹下氏は「巧舟や開発チームが一丸になって開発した新作です。巧舟の代表作はこれまで『逆転裁判』と言われてきましたが、『ゴーストトリック』が新しい代表作になると確信していますので、応援宜しくお願いします」とコメント。

そして巧氏も「予想よりも開発に時間がかかってしまいましたが、その分、濃い新しいミステリーができましたので、発売されたら是非手に取ってみて下さい。宜しくお願いします」と挨拶して『ゴーストトリック』の部は終了しました。
《土本学》
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