人生にゲームをプラスするメディア

バンダイナムコ、家庭用ゲームが大苦戦・・・通期業績

バンダイナムコグループは、平成22年3月期通期業績を発表しました。

ゲームビジネス 市場
バンダイナムコグループは、平成22年3月期通期業績を発表しました。

それによれば、売上高3785億4700万円(△11.2%)、営業利益18億8300万円(△91.6%)、経常利益19億0700万円(△92.2%)、純損失290億8000万円と大幅な減収減益となりました。

事業別では、トイホビー事業が堅調に推移した一方、ゲームコンテンツ事業が68億円の営業損失を計上するなど厳しい状況で、映像音楽コンテンツ事業も赤字転落となりました。また、希望退職者の募集に伴なう費用や次期閉鎖予定のアミューズメント施設等に関わる費用を計上したほか、一部子会社の今後の事業計画を厳しく精査し、のれんの減損処理と繰延税金資産の一部の取り崩しを行っています。

今期は「バンダイナムコグループ・リスタートプラン」に基づき、スピードあるグループへの変革、収益力向上と財務体質の強化に取り組むとしています。

コンテンツ事業においては、欧米での家庭用ゲームソフト事業を最重視し、新たなフランチャイズタイトル化を目指す大型ソフトを複数展開していくとのこと。また、国内市場においては中小型タイトルが苦戦したことを受け、開発家庭における精査をより強化するとしています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

    ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  2. 【CEDEC 2012】『シェルノサージュ』はどのようにクラウドサービスを導入したのか

    【CEDEC 2012】『シェルノサージュ』はどのようにクラウドサービスを導入したのか

  3. 去年最も売れたソフトは?ファミ通2003年間ランキングトップ100

    去年最も売れたソフトは?ファミ通2003年間ランキングトップ100

  4. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  5. 任天堂が65歳定年制を導入

  6. プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

  7. マリオの1コインは370万円の価値あり!? ドルより強いゲーム通貨

  8. TGSで、騎手になってきました―“乗馬VRゲーム”や扇子を使った“陰陽師ゲーム”など、学生による秀逸ゲームをピックアップ!【TGS2022】

  9. モノリスソフトの公式ホームページがリニューアル

  10. 『スーパーマリオ64』が約1億6500万円で落札―海外オークションにて、ゲームソフト史上最高額

アクセスランキングをもっと見る