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【レビュー】色んなバトルがすぐに&手軽に遊べるMMORPG『英雄島』

今春より正式サービスが予定されている、GMOゲームズのオンラインゲーム『英雄島』。このゲームは中国発のMMORPGで、莫大なコンテンツ量がウリ。さっそくクローズドβテストで試してみました。

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今春より正式サービスが予定されている、GMOゲームズのオンラインゲーム『英雄島』。このゲームは中国発のMMORPGで、莫大なコンテンツ量がウリ。公式サイトのスケジュールを見るとわかりますが、戦闘、採取、生活、ペット、結婚、ハウジングなどなど、MMORPGにあるほとんどのシステムが実装されるようです。この『英雄島』、今のところ台湾と中国でサービスされており、日本では4月5日~4月12日までクローズドβテストを先行募集中。今回、そのクローズドβテストと同じ内容のものを先行してプレイさせてもらったので、その模様をレポートいたします。

ゲームを始めると、まずはキャラクター作成から。『英雄島』でできるカスタマイズはシンプルで、決めるのは名前と性別、顔&髪型(色や明るさも変更可能!)、そして所属する軍勢です。選べる軍勢はユニオンとエンパイアの2つから。両方とも試してみましたが、違いはおもに冒険するフィールドくらいで能力的な違いはないようなので、どちらを選んでもいいでしょう。



続いて、冒険の舞台となるフィールドとは異なる、特別マップでのチュートリアルです。ここではブルースという青い精霊に教えを請いながら、移動やアイテム装備、戦闘など操作方法を学びます。ここでのブルースと主人公のやりとりがなかなかユニークで、「岩を壊すブル!」→「わかったから! 耳元で叫ばないでよ!」、「HPを回復するブル!」→「まだ回復しなくてもいいのに……もったいないないなぁ。」など、いい感じのパートナー具合(を表現した翻訳)。ただこのブルースとは、チュートリアルが終わるとお別れです、残念。

 

このチュートリアル中で重要なのが、途中にいる氷漬けにされた竜王、剣神、修羅の3人の英雄から誰を助けるか。竜王だと魔法攻撃、剣神だと物理攻撃、修羅だと射撃攻撃が得意になり、それぞれに沿ったスキルを4つ使えるようにます。ただしこれはあくまで序盤の序盤だけ。最初に与えられる装備とスキルが違うだけ。ここでどれを選んでも、すべてのアイテムを装備でき、どの英雄が持つスキルも習得できます。そのためあまり深く考える必要なく、ここも気軽に決めてしまって大丈夫。今回は剣神を助けましたが、ここからは彼も戦闘に加わってくれ、ボスの機械魔王もあっさり倒して、チュートリアルはすぐに終わります。

 

ここからが冒険の本番です。今回はユニオン側を選んでいたため、フィールドは穂麦平原からスタート。周辺の住民(おもに村長)から受けられるクエストを進めるのが当面の目的になります。序盤のクエストの内容は、ほかのNPCと話す、特定の敵を一定量倒す、アイテムの購入や装備など。なお『英雄島』ではクエスト受注時や、クエストリスト内で目的のNPCやモンスターの名前をクリックするだけでその場所まで向かってくれる便利な機能があります。さらにクエストをクリアすることで手に入る経験値も大きく、レベル15アタリまで、余計な狩りはほとんど不要です。

 

『英雄島』の戦闘は、敵をクリックすることで倒すまで攻撃し続けるというシンプルなもの。ただしスキル関連がかなり独特で、先程も挙げた英雄を憑依することで、ショートカットキーに自動的に対応する4つのスキルが登録されます。憑依させる英雄は村にいるNPCから習得することができ(ただし一部はレベル制限あり)、レベル11になると、2つ同時に憑依可能になります。そのため物理攻撃が得意な英雄と、魔法攻撃が得意な英雄を同時に憑依させることもできるのです。

 

この英雄の組み合わせが『英雄島』の頭の悩ませどころ。クローズドβテストで登場する英雄は6種類いて、組み合わせは全部で14種類。ただし装備している武器によって物理、射撃、魔法のどの攻撃力が高いのか決まるので、物理+物理など、いずれかの属性に特化した方がいいと感じていました。しかし射撃属性なら自分の周囲をつねに攻撃し続けるスキル、魔法ならダメージ床の作成や敵を一定時間凍らせるスキルなど便利なものもあり、攻撃の補助として別の属性を付けるというのも有効そうです。さらにスキルには、使用するごとに熟練度が上がり、一定以上貯まるとレベルアップして効果が高まるという要素も。英雄自体は制限なく付け替えることができますが、どれを憑依させ、伸ばすかというのが、プレイスタイルを作るうえでのポイントになります。

もうひとつ戦闘関連で注目したいのが、聖地というマップで参加できる戦い。ここでは聖地防衛戦、聖地争奪戦(略奪戦)、バトルアサルトという3種類の多人数戦が楽しめます。これらの戦闘はそれぞれにルールが若干違いますが、共通しているのはフィールドとは違うマップに参加者だけが入って戦う、いわゆるMO形式ということ。そしてクリアすると、通常フィールドで戦うよりも莫大な経験値やお金が手にはいるのです。なお聖地ごとにレベルによるゾーニングが行なわれています(クローズドβテストの場合はレベル1~10とレベル11~25の2種類の聖地がある)そのため、レベル1のプレイヤーが歯が立たないほどのプレイヤーに蹂躙される、ということが発生しづらくなっていました。

 

ゲームを進めると最初にレベル7程度で遊べるようになるのが、最大10人対10人で戦える聖地争奪戦。これは比較的単純で、まっすぐの通路の両端に自軍の砦と敵軍の砦があり、敵軍の砦を先に倒した軍の勝ち。砦の周りには砲台やモンスターも沸いてくるため単純には進めません。この戦闘のパワーアップ版が、レベル11以上でプレイできる聖地略奪戦。ルールは争奪戦とほぼ同じですが、マップが広大になり双方をつなぐルートは3つに。どこから攻めるか、誰が守るか、参加者間の連携がかなり重要になりそうな戦いです。
 

 
聖地防衛戦は、最大5人で挑める戦闘です。マップ内には自分の砦があり、これを落とすために次々と敵が襲い掛かってきます。出現する敵が最初はレベルが低いもののどんどん強くなり、最後には強力なボスも登場。単純ですが、その分キャラクターの戦闘力がダイレクトに反映されるでしょう。



クローズドβテストで最後に遊べるようになったのが、こちらも最大5人でバトルアサルト。これは全5ステージ制で、マップ内にいるボスを倒すと次のステージに進めるという形式。ただし時間制限付きなので、無理をしないながらも、早めにボスとの戦闘をする必要が出てきます。ちなみにこれらの聖地での戦闘で一定回数以上死んでしまうと、クリア後の獲得経験値報酬が減ってしまいます。幸いにもすべて途中で離脱できるので、「これ以上は無理!」となった段階で逃げ出すのが懸命でしょう。

 

こうした戦闘に、さらに戦略性を増すのが、士気というシステムです。これは聖地での戦いで敵を倒した場合のみ増えるポイントで、各マップ内にあるショップにある強力な装備品の購入や、敵を攻撃する砲台の建設&強化などに利用できます。士気やそれを使った装備品、砲台などは戦闘が終わるとリセットされてしまうため、出し惜しみする必要はありません。

 

なお今回は先行クローズドβテスト体験だったため、もちろんほかのプレイヤーはいませんでした。しかしこれらの戦闘にはひとりでも参加できます。それでもかなり楽しめただけに、実際の正式サービス時に多人数で遊ぶとかなり面白いことになりそう。参加者各自で役割を分担し、守備役は砲台を作り、攻撃役は装備を買うなど、TPSやRTSのような戦略性のある戦闘が楽しめそうです。



今回プレイした限りではこのバトルがゲーム一番の見所になりそうでしたが、冒頭でも説明したとおりこのゲームは“全部入り”。たとえば装備関連では単純な強化や合成、今回は試すことができませんでしたが、宝石を使った強化なども用意されています。

 

ほかにもMMORPGには欠かせないフレンドやギルドといったコミュニティ面でのシステム、フリマや交易所などももちろん搭載されています。

またシステム面以外で特筆したいのが、『英雄島』の色んな面での敷居の低さ。クエストは迷うことなく、手に入る経験値も多め。また今回のプレイで使ったマシンは7年ほど前のものですが、軽々と動作しました。ただ多くのプレイヤー、NPCが入り乱れることになるであろう聖地での戦闘でも、十分にプレイできることが期待できます。

ちなみに聖地での戦闘に参加できるようになるのが2時間程度。ほかの対人戦を備えたMMORPGに比べると、かなり早い印象を受けました。色んな意味でお手軽に他プレイヤーとの戦いを体験できるので、クローズドβテスト、オープンβなどにぜひ一度参加してみてください。

All trademarks referenced herein are the properties of their respective owners.
Heroes Island<英雄島>is Designed and Developed by Shenzen Domain Network Software co., Ltd.
(C)2007-2010 Shenzhen Domain Network Software Co, Ltd. All rights reserved.
Exclusively licensed to and published by GMO Games, Inc in Japan
《はるのおと(スプロケ)》
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