任天堂の青沼英二氏は海外ゲームサイトIGNのインタビューに対し「ユーザーの皆さんが『時のオカリナ』を今のプラットフォームで出して欲しいと言われるのを聞くことがあるんですけど、今の時代を反映してリメイクするのか、という部分が凄く難しいです。(中略)例えば『時のオカリナ』が凄く良かったと言ってくれる人たちには、その時代の思いというものがそこに付加されているので、変にそれを変えてしまうとタイトル自身が持っていた良さのようなものを壊してしまいかねない。今のテクノロジーで全然違うものを可能にするということが見えた時になって初めてやろうということになるんですが、今はまだ、新しいタイトルでそういうものを実現する方向の考えを優先して作っていますので、またそういうインスピレーションが湧いてくることがあれば実現してみたいなとは思っています」とコメントしています。
氏にとって『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は初めて『ゼルダ』シリーズに関わった思い出深いタイトルだけに、簡単にリメイクはできないということでしょうか。
氏は「『ゼルダの伝説』のエッセンスとは何ですか?」という質問に対し「一番重要なのはユニークであること。他のエンターテイメントがやらないことをやるってこと、そういうものを目指したいと思っています」とコメント。「ゲームを作っているのではなく、新しい遊びをゲームという媒体を通じて作ろうとしている部分がある」「僕は世界を作りたい。プレイヤーがゲームの中に入っていってどれだけ驚いてくれるか。そういうものを作ることが『ゼルダ』を作ることだと思っています」とユニークであることと驚きが重要であるとしています。
青沼氏がプロデュースした『ゼルダの伝説 大地の汽笛』は日本では12月23日発売予定。氏のいう驚きと「他のエンターテイメントがやらないこと」とはどういった形で表現されているのか、ファンとしては楽しみが増えたのではないでしょうか。
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