ジャレコ・ホールディングは傘下でゲーム事業を行うジャレコを、オンラインゲーム分野で提携しているゲームヤロウに売却することを発表しました。ゲーム事業は厳しい状況が続いていて、今後は主力である金融事業(FXサービスなど)に注力する方針です。ジャレコ・ホールディングはこれに伴い一部貸付金を債権放棄します。ジャレコは2006年に持株会社に以降、ゲーム事業を新設したジャレコに移管しました。家庭用ゲーム・携帯電話向けゲーム・オンラインゲームの3分野に取り組み、テレビ番組連動や優良コンテンツとのタイアップ作品などを重点的にリリースしてきましたが、一部タイトル以外は低調に推移し、事業を改善されるにはさらなる時間とコストが必要になると判断したとのこと。ジャレコとゲームヤロウはオンライン事業で業務委託契約を結んでいることから売却先となった模様です。売却価格は1円で、ジャレコ・ホールディングがジャレコに対して貸付している16億9000万円のうち、債務超過を解消し自立を図るため、9億9000万円を債権放棄するとのことです。ジャレコ・ホールディングは、ゲーム事業におけるリスクを取り除き、将来的に残りの7億円の回収見込みがあり、妥当な内容だとしています。ジャレコはオンラインゲーム『ノーステイル』や複数のモバイルゲームを運営しているほか、家庭用ゲームではWiiで『黄金の絆』を2009年春に発売予定にしています。
ソニーがKADOKAWAを買収協議中との報道―『エルデンリング』のフロム・ソフトウェアなど傘下企業にも注目、KADOKAWAは「当社として決定した事実はありません」とコメント 2024.11.19 Tue 17:10 ロイターに向けて2人の関係者が明らかにしたもの。交渉が成立す…