人生にゲームをプラスするメディア

Brash Entertainment、金融危機の煽りでピンチ? ―ファクター5やゲームリパブリックも契約

映画などのライセンスを基にしたゲームを開発・販売するとしてハリウッドなどから4億ドルを集めて設立されたBrash Entertainmentですが、映画の業界紙であるVarietyによれば、昨今の金融危機の煽りを受け、一部版権の返上を行うと共に、新規の投資集めに躍起になっているそうです。また、共同創業者のLegendary Pictures氏やThomas Tull氏が解任されたということです。加えて20名のレイオフも行われたようです。

ゲームビジネス その他
映画などのライセンスを基にしたゲームを開発・販売するとしてハリウッドなどから4億ドルを集めて設立されたBrash Entertainmentですが、映画の業界紙であるVarietyによれば、昨今の金融危機の煽りを受け、一部版権の返上を行うと共に、新規の投資集めに躍起になっているそうです。また、共同創業者のLegendary Pictures氏やThomas Tull氏が解任されたということです。加えて20名のレイオフも行われたようです。

複数のソースによれば、Brashは過去数カ月で複数のタイトルの開発を中止し、一部のデベロッパー向けの支払いが止まっているそうです。それに伴って幾つかのライセンスを返上したり、他のパブリッシャーにライセンスすることを決めたそうです。

Brashは設立時に4億ドルを集めて話題になりましたが、昨今の金融危機でその一部にしかアクセスできない状態が続いていて、資金難となり、新しい投資家や買い手を探しているそうです。

多くのゲームタイトルが開発中と発表されていますが、現在のところ発売が正式に決まっているのは『Six Flags Fun Park』が今年の12月に、『Saw』が来年にということだけです。

その他の『スーパーマン』『プリズンブレイク』『300』『Tale of Desperaux』『Night at the Museum 2』『Clash of the Titans』などのタイトルの現状は不明のままです。ちなみに正式には発表されていませんが、このうち『スーパーマン』は『スターウォーズ ローグスコードロン』シリーズや『RISE FROM LAIR』を開発したファクター5が担当しているそうです。

Brashとは日本のゲームデベロッパーではゲームリパブリックもゲーム開発契約を結んでいます
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. (訂正)『デッドライジング』は映画「ゾンビ」の権利を侵害している?裁判の判決下る

    (訂正)『デッドライジング』は映画「ゾンビ」の権利を侵害している?裁判の判決下る

  2. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  3. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

    令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  4. Scaleformの活用でゲーム制作が変わった、『エルシャダイ』の開発にフォーカス

  5. YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ

  6. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

アクセスランキングをもっと見る