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通期の売上高は2兆円に、任天堂が業績を上方修正

任天堂は、足元の業績が好調なことに加えて、想定為替レートを1ドル100円から105円、1ユーロ155円から160円に修正したことから、決算発表時に公表した平成21年3月期(平成20年4月1日〜平成21年3月31日)の業績予想を上方修正しました。また、配当方針、予想の変更も発表しています。

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任天堂は、足元の業績が好調なことに加えて、想定為替レートを1ドル100円から105円、1ユーロ155円から160円に修正したことから、決算発表時に公表した平成21年3月期(平成20年4月1日〜平成21年3月31日)の業績予想を上方修正しました。また、配当方針、予想の変更も発表しています。

修正後の第2四半期まで(4月1日〜9月30日)の業績予想は、売上高が8300億円(修正前: 7600億円)、営業利益2450億円(2100億円)、経常利益2800億円(2150億円)、純利益1650億円(1250億円)となります。

また通期の業績予想は、売上高2兆円(修正前: 1兆8000億円)、営業利益6500億円(5300億円)、経常利益7000億円(5500億円)、純利益4100億円(3250億円)となり、売上高は初めて2兆円を突破する見込みです。

また配当金について任天堂はこれまで、連結営業利益の33%もしくは配当性向50%のいずれか高い金額を年間配当とし、中間期にそのうち140円を固定で、残りを期末に支払っていました。しかしながら近年の業績好調で、中間期と期末の配当金額に大きな差が出たため、今後は第2四半期の連結営業利益の33%を中間期に支払い、残りを期末に配当する方針に変更するということです。

これにより今期の配当金は、中間期に640円、期末に1040円、年間で1680円の予定となります。
《土本学》
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