『ダレットワールド』は、MMORPGというよりは『セカンドライフ』に近いコミュニケーションサービスで、ソフトウェアのダウンロードおよびサービスへのアクセスは無料で、一部アバターアイテムなどが有料で提供されます。『ダレットワールド』の中にはプレイヤーが散策できる街、街の中にはさまざまな店舗、さらにはマイルームも提供され、オープンな場でのおしゃべりから気の合う友人同士の内緒話までいろいろなスタイルでのコミュニケーションが楽しめるとのこと。さらに、「メッセージ魚(魚型の便せんにメッセージを書いて放流すると、それをつり上げた人にメッセージが伝わる)」のようなお遊び要素のあるコミュニケーションも用意されます。
写真からアイテムイメージを取り込む「フォトアバター」機能については、写真からアバターアイテムを作るためのツールがダレットより貸与され、これによってダレットワールド内でのアバターアイテム販売も可能になります。キャラクタがバリバリの3Dモデルではなく、切り抜いたボール紙っぽいモデルということで、フォトアバターを簡単に作ることができ、リアルのアパレルをダレットワールド内に持ち込むことも容易になっています(企業が『ダレットワールド』に参入するときのコストを低く抑えることができるという意味で非常に重要な要素となりそうです)。なお、アバターアイテム作成ツールを利用した場合でも、作ったアイテムをダレットワールド内に持ち込むときには、著作権違反などがないよう、ダレットによるチェックがおこなわれるとのことです。
スケジュールとしては、1月17日からクローズドβテストの参加募集が開始され、2月上旬に第1回クローズドβテスト、2月下旬に第2回クローズドβテスト、3月中にオープンβテスト、4月上旬から正式サービス、となっています。
ダレット代表取締役社長の稲船敬二氏は「ゲーム作りのノウハウで、インターネットをもうちょっと面白くしたい」と語り、将来的には情報検索などインターネットのさまざまなサービス利用をダレットワールドで行えるようにしたいという構想も披露しましたが、携帯電話のメールにデコメが登場したように、オンラインコミュニケーションにも遊び要素がより多く求められるようになるのは間違いなさそうです。
(画像は開発中のものです (C) 2008 DALETTO Co.,Ltd. All Rights Reserved.)
編集部おすすめの記事
PCゲーム アクセスランキング
-
『Apex Legends』射撃訓練場での1vs1が復活!ダウン可能になり、確殺してもその場で装備を維持したままリスポーンする仕様にサイレントアプデ
-
『メイプルストーリー』ロッテとコラボキャンペーン開催!
-
怪作『Dの食卓』の海外PC版『D: The Game』がSteamで配信開始!
-
「PCゲーマーがインストールしておくべき無料プログラム」10選
-
『Apex』プロシーンに激震…“アジア最強チーム”に『CR』Sellyが電撃参戦!
-
ヒロイン攻略や萌えがない、シナリオ最重視のADV『アルカディアの灯火』配信!楽園をテーマとした2作を収録
-
『RPGツクール MV』では近未来・SF・現代・軍事・ホラーの素材を収録!点数は200%以上増量
-
DMM GAMES『社にほへと』開発中止を発表─社を擬人化した「社巫娘」で注目を集めたRPG
-
脱出ゲームというジャンルを確立させた『クリムゾンルーム』続編発表!10年後の世界が描かれる
-
Steamで遊べる人気の職業シミュレーション5選!定番の農業からIT企業の社長や清掃員まで、ちょっと気になるアレになりきれる











