出演作品は「フルメタルパニック」シリーズ、「勇者王ガオガイガー」、「勇者王ガオガイガーFINAL」、「起動戦士ガンダムW〜Endless Waltz〜」、「起動戦士ガンダムSEED」、「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」、「機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY」、「宇宙の騎士テッカマンブレード」、「宇宙の騎士テッカマンブレード?」、「デトネイター・オーガン」、「マジンカイザー」、「マジンカイザー死闘!暗黒大将軍」、「ゲッターロボG」、「真・ゲッターロボ(原作漫画版)」、「百獣王ゴライオン」、「機動戦艦ナデシコ」、およびその劇場版とバンプレストオリジナルとバラエティーに富んだ内容となっております。シリーズ初期からのユーザーとしては宇宙世紀ガンダムがいないのが残念ではありますが、個性豊かな面々がシナリオを彩っています。
今回ハードがDSであるために、今までBボタンを使わないと見られなかった地形やユニットの情報が上画面に表示され、分かりやすくなっています。最近のシリーズでは戦闘のデモ画面をカットしていましたが、今回もその機能はついています。しかし、上画面で戦っているユニット同士のグラフィックが映っているので、完全にカットされているという印象も受けません。
DSになったがゆえのタッチパネルを使用した仕様や2画面ならではの斬新なアイディアがあるというわけではありません。しかし、画面が2つあることを最大限に活用しているという点では好感をもてる内容だと思います。この手の長年愛されたシリーズに斬新なアイディアを載せるというのは中々難しい選択だと思いますし、あえて変える必要もないのかなと思います。DSになって快適さは増していると思います。
内容を多少ご紹介しておきましょう。今回は第一部と第二部の二部構成になっております。
前半の第一部の世界が全体の約半分で終わり、一貫してラダムとの戦いなどはテーマになっていますが、第一部から半年経過をして始まる後半が第二部になり前半ではあまりメインではなかったガンダムSEEDの世界が前面に押し出されてきます。それに伴ってナデシコの作品も時系列が後半になって行きます。このシリーズの特徴としては異なる世界観を持ったロボットアニメのシナリオを非常に上手にまとめている点はあげられます。特に今回は上記の二部構成を生かしたシナリオのまとめ方は秀逸であるといえます。
登場作品としては前作の登場作品を踏襲しており、続編かと最初は思われますが、しかしそうではなくシナリオは完全に練り直されています。前作をプレイされた方にも楽しめる内容となっていますので、時間をかけて遊んでいただきたい作品だと思います。
今後もDSで本シリーズが出るかは分かりませんが、今後の展開も楽しみになってきます。
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