米国ミネソタ州にあるメイヨークリニックが先日発表した研究結果によれば、子供がゲームを遊ぶ場合には、Wiiのような動作を伴うゲームはずっと椅子に座ったまま遊ぶ種類のゲームよりも遥かによいことが分かりました。研究成果は医学誌の「Pediatrics」最新号に掲載されるということです。
「私達は子供が動作を必要とするゲームをすると、椅子に座って従来型のゲームを遊ぶよりも多くのエネルギーを消費することを知っています。それは私達のデータがなくとも明白な事実です。ポイントは、そういう活動が要求される部分があれば、画面に集中するゲームでも健康にとって良いということです」
研究によればダンスゲームは通常の6倍のエネルギーを、モーションキャプチャーカメラを利用したゲーム(恐らくEyeToy)は通常の5倍までのエネルギーを使用することが分かったそうです。
この研究ではWiiについて言及されていませんが、『WiiSports』のような動作を伴うゲームが健康にプラスの作用をもたらすのは間違いないでしょう。
メイヨークリニックは米国随一の医療体制を整えた医療機関で、診療と医療の調査・教育・研究を総合的に行っています。海外からも頻繁に患者が訪れるそうです。
《土本学》
この記事が気に入ったらフォローしよう
インサイドの最新の話題をお届けします