第3回目の連載は、Wiiハードの総括的な内容となっています。据置機で初めて省電力化・発熱量を抑える研究などが最初から明確な目標としてあった、などプロジェクトの方向性を知るインタビューです。
今回は半導体を主に開発されていた塩田さんの話が掲載されています。消費電力を予測する難しさやファンを回さずに稼動させる技術的な障害など、ハード面でかなり苦労されたようです。
今回も気になったインタビュー内容を引用します。興味を持たれた方は是非、原文を読んでみて下さいね。
「こういった質感を追求する方向性というのは、Wiiに限らず、今後の任天堂のプロダクト全体で追求していくことになると思います。」(芦田氏)
「ひと言でいうと、昔よりも、ゲーム機の質感というものが重要視される時代になったんですよね。」(岩田氏)
「はい。もちろん、高級感を目指してるわけではないんです。ただ、おもちゃのような安っぽさというか、安さだけにこだわるようなものではなく、いろんな方に使っていただけるだけの質感を目指そうということです。おもちゃとしての機能性と耐久性は維持しつつ、見かけはおもちゃのような安っぽさがないというものを。」(芦田氏)
明日からはWiiリモコン編です。ハード話に続きどのような裏話が出るのか期待ですね。
《中茶》
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