産経新聞がエンターブレインの情報として伝えているところによれば、今年1月〜7月の国内の家庭用ゲーム市場(本体とソフトの合算)で、携帯ゲーム機が据え置き型ゲーム機の規模をはじめて上回ったそうです。もちろんこの背景には大ヒットで快進撃を続けるニンテンドーDSがあります。
携帯ゲーム機の市場は年々拡大していて、2002年の953億円(20.3%)から、2005年には2135億円(47%)となり、今年の1-7月では1937億円(59.9%)となり、9年前の調査開始以来初めてシェアを逆転したそうです。
原動力となったのはニンテンドーDSで、2004年12月の発売以来、20ヶ月という過去最短で国内1000万台を達成し、今だ品薄状況が続いています。年末には据え置き型の新機種が発売されますが、エンターブレインの浜村弘一社長は「携帯電話と同じく、携帯ゲーム機もポータブル(携帯用)からパーソナル(個人用)に変わり、今後も売れ続ける」と話しています。
ただし同じ携帯ゲーム機でもPSPは6-7月の販売台数でDSに4〜5倍の差を開けられているそうです。
《土本学》
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