人生にゲームをプラスするメディア

【インプレッション】あつまれ!パワプロクンのDS甲子園(NDS)

8月3日にコナミより発売になりました『集まれ!パワプロクンのDS甲子園』のインプレッションをお届けいたします。

任天堂 DS
8月3日にコナミより発売になりました『集まれ!パワプロクンのDS甲子園』のインプレッションをお届けいたします。

本作はWi-Fi通信モードと監督モード、キャプテンモードの3モードから主に構成されています。基本的には甲子園を目指し高校球児たちをレベルアップしていくモードですが、キャプテンと監督でそれぞれ視点が違います。まず、一番お手軽なキャプテンモードは従来のパワプロシリーズのサクセスモードと違いがありません。というよりも、以前に発売された『パワポケ甲子園』のメインサクセスモードとほとんど同じなのがこのモードです。従来サクセスモードを楽しみたい場合にはこのモードが一番でしょう。このモード、試合の進め方が全員を操作するか、自分だけを操作するか、はたまた観戦するかを選べるのは非常に評価できます。ただ、台詞の履歴が取れないのがちょっとやりにくいと思います。

監督モードは文字通り一つの高校の野球部の監督になり、甲子園での優勝を目指すモードです。監督の評価によって給料が変わってきます。これは割と目新しい視点だと思います。生徒を連れて、コミュニケーションを図るなどの細かい要素もあり、監督としての視点で甲子園を目指すモードを楽しみたい人には楽しめるモードだと思います。

さて、オンライン要素ですが、Wi-Fi選手権モードがあります。Wi-Fi通信を使って対戦をしながら、チームを育てていくモードです。甲子園優勝を目指してどこにも負けないチームを作っていくのが目的となります。このモードでは今までキャプテンモードや監督モードで育てたクリアチームを使ってプレイすることも可能です。クリアチームでプレイすればそれなりに強いチームで戦うこともできます。オンライン要素で私が個人的に注目したのはキャプテンモードにおけるオンライン要素です。オンラインに接続したままキャプテンモードをやっているとたまに同じくWi-Fiでプレイしているプレイヤーから練習試合を申し込まれることがあります。これもきちんと経験点として加味されるので、育成にも役立ちます。しかし、たまに、バグが出るのが難点です。

今回の作品はいろんな意味で意欲作だったようにも思えます。それぞれのモードにつながりもあり、オンライン要素もきちんとあります。次回作以降のDS版パワプロクンがどうなるのか非常に楽しみだと思います。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 『ファイアーエムブレム』で2部構成の作品って何があるの?シリーズ作を徹底チェック─本日26日発売の『風花雪月』との違いもご紹介

    『ファイアーエムブレム』で2部構成の作品って何があるの?シリーズ作を徹底チェック─本日26日発売の『風花雪月』との違いもご紹介

  2. 『ポケモン ソード・シールド』ゲームで描かれなかった「オリーヴ」の過去が明らかに! メガネ&白衣姿に魅了される「薄明の翼」第5話の注目ポイント6選

    『ポケモン ソード・シールド』ゲームで描かれなかった「オリーヴ」の過去が明らかに! メガネ&白衣姿に魅了される「薄明の翼」第5話の注目ポイント6選

  3. 『モンハンライズ』太刀の操作方法・立ち回りを解説!「特殊納刀」がとにかく熱い、圧倒的な手数で敵を斬れ!【個別武器紹介】

    『モンハンライズ』太刀の操作方法・立ち回りを解説!「特殊納刀」がとにかく熱い、圧倒的な手数で敵を斬れ!【個別武器紹介】

  4. カラオケ機能搭載の3DS『アイカツ! My No.1 Stage!』収録ドレスは580種超えで、楽曲は16曲

  5. 『The Elder Scrolls V: Skyrim』地味に記憶に残るセリフ9選!「膝に矢を受ける」だけじゃもったいない【ホワイトラン付近まで】

  6. 『天穂のサクナヒメ』ミニゲーム「花咲かサクナ」がリニューアル!新たな脅威「メタルアブラムシくん」が迫る

  7. 『ダイパリメイク』アカギとロトムに意外な過去が!? 作中で語られなかった深いトラウマ…

  8. 『ポケモンレジェンズ アルセウス』衝撃!パラセクトの本体はやっぱりキノコだった!?

  9. 『遊戯王 マスターデュエル』“コイントス切断”は敗北扱いに!先攻・後攻を意図的に選ぶプレイへ対処

  10. 『スプラトゥーン3』怪しさ満点のバイト「サーモンラン」を斡旋する「クマサン商会」―その正体と運営者を考察してみる

アクセスランキングをもっと見る