昨日付けの朝日新聞によれば、子供向けの囲碁大会に尽力したということで、任天堂相談役の山内溥氏が第35回大倉喜七郎賞を受賞したそうです。大倉喜七郎賞は囲碁界の発展に寄与した人物に贈られる賞で、山内氏の他には大山寿子五段、所雄章氏(全日本学生囲碁連盟副会長)、大窪一玄九段が選ばれています。
大倉喜七郎は大倉財閥の2代目で、父親の事業を受け継ぎ、ホテルオークラや川名ホテルなど日本のホテル業に大きな足跡を残しました。趣味人としても知られ囲碁もその1つ。大正13年に西と東で分裂していた囲碁組織の代表を帝国ホテルに集め、日本棋院の創設に努めました。
任天堂は子供向けの囲碁大会として「任天堂こども囲碁大会」を長く協賛しています。
(匿名希望さんタレコミTHANKS!)
《土本学》
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