一昨年末に発売された任天堂のニンテンドーDSとソニーのPSPという2つの携帯ゲーム機の対決は国内ではゲーム機としてはニンテンドーDSが大きなリードを確保している現状ですが、海外に目を向けてみるとどうなのでしょうか? 調査機関であるDFC Intelligenceが面白い報告を行っていますので紹介したいと思います。
これはDFC Intelligenceが2006年のゲーム業界を占うという内容の一部分を成すものですが、2つの携帯ゲーム機に関しては多くの店ではPSPの大部分がUMDのムービーで占められているのに対して、ニンテンドーDSは非常に上手く行っていると指摘しています。
「私達の最も大きな失望はソニーPSPの弱いマーチャンダイジングです。多くの店がPSPではなくニンテンドーDSのディスプレイを行っています。さらに悪いことに、ショップはPSPのスペースもUMDビデオに割いていて映画とゲームが混ざられて売られています。この戦いは今後2年間面白くなるでしょう」
ちなみにレポートによれば昨年一年間でゲーム業界の中で最も株価が上昇したのは任天堂で15パーセントの上昇、逆に最も下落が大きかったのはエレクトロニック・アーツで17パーセントの減少だったそうです。
《土本学》
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